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2016年6月9日更新

美容師

国家資格とは一味違う!? 着付けの民間資格とは?


美容師になったら、着付けの資格を取得しておくと成人式や卒業式のシーズンに有利になります。でも、あまり着物を着ない人にとっては、着付けは分からないことだらけ。帯揚げって何? 袋帯と名古屋帯ってどう違うの? と基本的なところでつまずいてしまって、実務経験を必要とする着付けの国家資格「着付け技能士」を取得するまでの道は険しいと思います。
 
しかし着付けには国家資格だけではなく、いくつかの民間資格も存在します。民間資格を取るために着付けの教室や学校に通えば、着付けについてゼロから学べるので初心者でも安心です。ここでは具体的に、どんな民間資格があるのか見ていきましょう。

着付けの民間資格にはどんなものがあるの?

着付けの民間資格で有名なものは、「着物免許」「きもの講師」「着付師」の3つ。それぞれが3~5段階に級が分かれています。始めたばかりで取れるものには、自分で着る=自装に関する資格が多く、中級以上になってようやく他人に着付ける=他装に関する資格が登場します。着付けのプロとみなされる上級のものを取得するには、「祝い結び」「変わり文庫」といった帯結びや、花嫁衣裳の着付けなど、高度な技術を必要とする着付けができることが条件です。そのため、美容師をする上で役に立つ資格は中級以上のものとなりそうですね。
 

「着物免許」とは?

着物免許ってどんな資格?

着物免許は、文部科学省から認可されている「財団法人民族衣装文化普及協会」が推薦し、「京都きもの芸術文化協会」が発行している資格。ハクビ京都きもの学院という教室に通ってカリキュラムを終え、所定の手続きを取ることで取得できます。着付けの技術だけでなく、メイクや立ち居振る舞いを学んでから取る資格なので、着物に関する知識もしっかりと身に付けられそうですね。

着物免許の種類は?

着物免許は、5級(準師範)から1級(教授)までの5つに分かれています。5級は初心者向けの資格。4級になると国際文化教育協会が発行する着物国際免許を取ることができ、3級では着付け教室を開くことが可能になります。他装を行う着付師として認定されるのは2級から。さらに上の1級を取ると、ハクビ京都きもの学院で講師として働くための試験を受けられます。とはいえ、美容師として働くだけなら2級を取得すれば十分でしょう。
 

「きもの講師」とは?

きもの講師ってどんな免許?

長沼静きもの学院でカリキュラムを終えることで取れる資格です。認定しているのは、日本和装教育協会という団体。民間資格ですが、履歴書にも書ける正式な資格なので、美容師としてのキャリアアップにつながります。きもの講師の資格は初心者から始めても短期間で取得できるのがメリットです。

きもの講師の種類は?

ゆかたや紬などの着付けの簡単なものを自装できるようになる3級から始まり、和装構成やプロポーション理論まで学ぶ1級まで、4つに分かれています。美容師として取っておきたいのは、他装を学ぶ2級以上。2級では振袖を他装することができるようになりますが、礼装の着付を学ぶのは准1級となるので、さらなるキャリアアップを目指すなら准1級までがんばってみても良いかもしれません。
 
なお、3級から准1級までの資格は、順調にいけば1年で取得することができます。1回のレッスンが120分と少し長めなのですが、短期集中型の人にはぴったりと言えるでしょう。
 

「着付師」とは?

着付師ってどんな資格?

呉服屋である鈴乃屋が運営する鈴乃屋きもの学院に通い、カリキュラムを終えることで取得できる資格です。認定しているのは文部科学省認可の財団法人セイコきもの文化財団。年に3~4回試験を実施していて、一般コースと短期コースに分かれて講座が開講しているので、時間の都合をつけにくい社会人にも取りやすい資格かもしれません。

着付師になるまで

着付師は、他の民間資格と違い級が分かれていません。一般コースでは2年間、短期コースでは1年1ヶ月間しっかり教室に通い、少しずつ高度な知識や技術を学び、最終的に着付師という資格を取ることになります。初心者から他装できるようになるまで、ずっと同じ環境で学ぶことができるので、資格取得に向けて勉強しやすい環境だと言えますね。
 


 
 
国家資格とは違い、それぞれ特色のある着付けの民間資格。それなりに費用がかかるものの、独学ではなくきちんと勉強して取得する民間資格もまた良いものです。自分に向いている資格を選んで、取得に向けて努力していきましょう。

資格を取ったら、実践でスキルアップ

資格を取得したら、次は実際に気付けて見ましょう!きもの講師や着付師の活躍の場は、着物スクールや着物レンタルサロン、結婚式場、美容院など。着物を専門に扱うところであれば、多くの人を着付けすることができるため、専門性を強めることができるでしょう。一方、結婚式場や、美容院などは、メイクアップスキルや、ヘアアレンジのスキルが必要となる場合もあります。幅広く知識を身に付けたい、トータルコーディネートをしたい人はにおすすめです。

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