美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.04

作成:2016.08.02

美容師

男女問わず愛される! ジーンズやナチュラルなワンピースに似合う“カジュアルメイク”とは?


 

女優のような神秘的な美しさを実現する「女優メイク」やスウィートでお人形さんのようなかわいらしさを作る「ガーリーメイク」、韓国発祥の愛らしい「オルチャンメイク」など、○○メイクと呼ばれるメイク方法はたくさんあります。たとえば女優メイクでは北川景子、ガーリーメイクは益若つばさなどが有名どころですね。

 

そうした数あるトレンドメイクの中でも、最近注目されているのが「カジュアルメイク」です。Tシャツやジーンズといったボーイッシュな服装でも映えるカジュアルメイクは、女性だけでなく男性からも大人気。それではモテ顔を作るカジュアルメイクとはどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

カジュアルメイクは“抜け感”が大切!

職場や学校などに出かけなきゃいけないウィークデーのメイクは、きっちり感を重視する人が多いですよね。ある程度の年齢になったら、外出時はメイクするのがマナーだと考える人もいるくらいです。ですがその分オフの日は少しゆるめに、完璧すぎないカジュアルメイクを試してみてはどうでしょうか?

 

カジュアルメイクは、限りなく薄めにメイクするのが大きな特徴。すっぴん風だけどだらしなくならないようにリラックスした感じを出す“抜け感”が、カジュアルメイクのポイントです。顔の凹凸を強調する女優メイクより隙がある印象を与えられるため、親しみやすさや女性らしいキュートさを演出することができますよ。

 

How to カジュアルメイク

ベースメイク

男女両方からのウケがいいカジュアルメイクですが、一歩間違えると単なる手抜きに見えてしまうこともあります。オシャレなものとして認識してもらうためには、肌がキレイに見えることがポイント。透明感を出すため、ベースメイクは丁寧に作っていきましょう。

 

色白で顔色に元気がない人はピンク、赤ら顔やニキビがある人はグリーン、若々しい印象をつけたい人はオレンジなど、コントロールカラーを上手く使うとお肌の悩みをカバーすることができます。コントロールカラーを活用できればファンデーションを厚塗りする必要がなくなるため、抜け感が上手く出せますよ。

 

そしてコントロールカラーで気になる部分がカバーできたら、CCクリームか伸びが良くて薄づきのファンデーションを塗っていきましょう。上からフェイスパウダーをはたく場合は、マットな仕上がりになるプレストパウダーよりも、さらさらしたルースパウダーを選んでくださいね。

アイメイク

きっちりメイクの時よりもワントーン明るいアイシャドウを選びましょう。オススメは血色が良く見える薄いピンク、クールでさわやかな印象を与えられるブルー、ツヤ感が出るゴールドの3色。どの色を使うにしてもアイホールを塗りつぶすのではなく、まぶたのキワは濃いめに、眉に近い方は薄めになるようにグラデーションをつけていきましょう。アイラインは太く引くと濃いメイクに見えがちなので、まつ毛の隙間を埋めるよう細目に引きます。また、マスカラをするならまつ毛に束感が出ないよう、ボリューム重視よりもカールのキープ力を重視したものを選んでください。

チーク

たっぷり濃いめにチークをのせるガーリーメイクと違い、カジュアルメイクではチークはあっさりとのせます。ナチュラルに見せるため、薄めの色を選びたくなってしまいますが、ここは女子らしさを出すためにレッドやオレンジといったはっきりした色をチョイスしたいところ。頬骨の位置にうっすらとのせれば、ナチュラルなのに華やかな印象になりますよ。

リップ

大人っぽいカジュアルメイクをしたいならヌーディなベージュ系、元気で明るい雰囲気を出したいならオレンジ系がオススメです。なお、きっちり感が出てしまうため、輪郭を取ってから塗りつぶすやり方はNG。シアーなタイプの口紅を選んで、少しラフにささっと塗ると程よいカジュアル感が出せますよ。

 

カジュアルメイクが似合う有名人

本田翼

パッと見「すっぴん!?」とも思える本田翼のメイクは、カジュアルでありながら女子っぽさ全開です。がっつり盛っていないのに上向きにカールされたまつ毛、笑顔になったときに一番目立つ位置にのせられたチークなど、“キメるところはキメる”カジュアルメイクなのがその特徴です。キャップ姿やオーバーサイズのシャツ姿でも男っぽくならないのは、メイクにメリハリがあるからなんですね。

 

佐々木希

色白な美肌をこれでもかというほど活かしてメイクしているのが、佐々木希。シミやくすみがない肌には、カジュアルメイクがよく似合います。くっきりとした二重の目を強調しすぎないようアイシャドウはシンプルに、まつ毛はほとんどマスカラをつけていないようにも見えるほどナチュラルな仕上げ。チークはピンクやオレンジなどのビタミンカラーを使い、カジュアルな中にもふんわりしたかわいらしさを出しているのが特徴です。

 

吉瀬美智子

ママになっても美しさをキープしている吉瀬美智子のメイクも、カジュアルメイクです。奥二重の涼やかな目が映えるように上下にしっかりマスカラを塗り、ヌーディでツヤ感のある口紅をチョイス。チークはレッド系のものを頬のあたりにうっすらとのせる程度です。シンプルながらも美肌を強調するメイクによって、吉瀬はショートカットで身長が高めにもかかわらず、常に女性らしい色気を出せているんですね。

 


 

デートの時も、友だちと遊びに行く時にも活用できそうなカジュアルメイク。しっかりと作り込むわけではないので、メイク初心者でも挑戦しやすいですよ。まずはカジュアルメイクのポイントである透明感のある美肌を作るために、ベースメイクの練習から始めてみましょう。

Author:美プロ編集部

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