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きれいなカールをつける!ヘアアイロンの正しい使い方
ヘアアイロンの基礎知識
ふんわりとした巻き髪は女性の憧れ。ここでは、ヘアアイロンを使った巻き髪の作り方を紹介します。ヘアアイロンを使いこなせるようになると、ヘアスタイルの幅が広がるので、ぜひマスターしてくださいね。

ヘアアイロンをする前の下準備
ヘアアイロンをあてるとき、下準備をせずに行う人もいるのではないでしょうか?ヘアアイロンをする前の下準備は、キレイな巻き髪を作るのに欠かせません。下準備をすることによって、カールがキレイにつきやすくなったり、長持ちしたり、髪へのダメージを減らしてくれるのです。
下準備の手順
1、カールローションをつける
何もつけていない状態でアイロンをあててしまうと、カールが取れやすくなってしまうのです。
2、スプレーした髪の毛を乾かす
カールローションで髪が濡れたままヘアアイロンを使用すると、カールしすぎてしまったり、髪に必要な水分まで奪ったりしてしまうことに。ヘアアイロンをする際は必ず行いましょう。
3、ブロッキング
耳の上の髪を1つに束ねてヘアピンやバレッタなどでとめるだけ。左右バランスよく巻くことができたり、カールのクセがつきやすくなります。シュシュを使用してとめると、髪にあとがつきにくいので、おすすめですよ。

ヘアアイロンの正しい持ち方
ヘアアイロンは、髪を巻きやすいように利き腕でしっかり持ちましょう。先端部分を片手で支えると安定感が増します。髪をカールさせるには、手首を回転する必要があるので、適当な持ち方をしていると上手く巻けないことも。また、手をスムーズに動かせないと髪の毛に変な癖がついたり、髪を傷めてしまったりします。ヘアアイロンをするときは、正しい持ち方で行いましょう。
ヘアアイロンを使った髪の巻き方

ここでは、巻き方のポイントをご紹介します。
ポイント1:髪の中心から巻く
ヘアアイロンで髪の毛を巻くときは、毛先ではなく髪の中心から巻き始めるのがポイント。毛束の中間で髪を挟んで一回転させます。その後、挟んだ部分を少し開き、毛先へとアイロンをずらしながら髪を巻きつけましょう。
ポイント2:滑らせるように引き抜く
毛先はヘアアイロンには巻きつけず、下へ滑らせてアイロンを引き抜くだけOK。
巻き髪には、毛束が内側にカールするフォワード巻き、外側にカールするリバース巻きの2種類があります。一般的に、巻きやすいのがフォワード巻きです。ヘアアイロンを使用した巻き髪に慣れてきたら、リバース巻きにも挑戦してみましょう!
ヘアアイロンのダメージから髪を守るトリートメント
ヘアアイロンで巻き髪を作る際には、髪へのダメージが気になってしまいますよね。最近ではダメージケア機能がついたヘアアイロンや、熱や摩擦による髪へのダメージを抑えるために低温でスタイリングできるもの、摩擦の少ないプレートを使ったものなども登場しています。
また、髪の保護に効果的なのが洗い流さないトリートメント。通常のトリートメントとは違って、入浴後などに髪につけてそのまま乾かすタイプのトリートメントです。保護効果を高めるには、ヘアアイロンでスタイリングをする前に使用するのがおススメ。まずトリートメントを適量手のひらに広げて毛先を中心になじませた後、ドライヤーで乾かしましょう。その後でヘアアイロンを使えば髪へのダメージを抑えられます。特にミストタイプのものはドライヤーで熱をあてることで効果を発揮するものもあるので、乾かしきることが大切。
また、トリートメントが乾いていない状態でヘアアイロンをあててしまうと、「ジュー」という音がすることも。ヘアアイロンが焦げ付いて故障の原因になってしまうので、必ずしっかりと乾かしてからアイロンすることを心がけてください。
洗い流さないトリートメントには「ミルク・クリーム状」のタイプと、「オイル状」のタイプがあります。毛が太かったり、硬い場合にはオイルタイプが最適。毛が細い人がオイルタイプのものを使ってしまうと、髪がべとついてしまうかもしれません。
細めの髪質の人には、ミルク・クリームタイプがおススメ。ふんわりとした仕上がりが期待できますよ。
巻き髪ヘアメイクを維持できるトリートメント
せっかくスタイリングした巻き髪は、できるだけ維持したいですよね。髪型を長い間キープしたい時には、たんぱく質が配合されているミルクタイプのトリートメントがおススメ。髪の毛と同じたんぱく質を使うことで、カールを維持しやすくなります。
オイルタイプよりもミルク系のトリートメントの方が水分量が多いため、カールの質感も柔らかい印象に。さらに、ミルクタイプのトリートメントはセット力も兼ね備えているので、巻き髪を作った後のスタイリングに使用できるというメリットもあります。
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