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作成:2017.08.09

特集

新しい職場の形「サテライトオフィス」

勤務先とは別の場所で仕事ができる「サテライトオフィス」について紹介。使っている人の声や、利用するメリットなどを取り上げていきます。「出張先で作業をしたい」という人や、「子連れで仕事ができるといいのに」と思っている人は参考にしてみてください。

新しい働き方“サテライトオフィス”に絶賛の声

 


勤務地が遠かったり、出張先で作業がしたいときに「近くに作業できる場所があればいいのに」と思ったことのある人は少なくないと思います。そんな望みを叶えるのが、最近注目を集めている「サテライトオフィス」。
 
サテライトオフィスとは、企業や団体などの本拠地から離れたところに設けられた仕事ができる施設のことです。8月2日に公開されたWEB版「静岡新聞」の記事によると、同月1日に静岡県で「サテライトオフィス」が開設されたとのこと。県庁の建物や浜松総合庁舎に、職員が作業できるワークスペースが設けられており、出張中の職員や、子ども連れで勤務を希望する人、サテライトオフィスの利用で通勤時間が短縮できる人などが使えるようになっています。
 
利用の仕方は簡単で、あらかじめ上司にサテライトオフィスでの勤務を申請しておき、座席を予約するだけ。実際に子連れで利用した女性は「子どもが横にいるのは安心」とコメントしました。
 
これにはネット上でも「いいなー、すごく理想的な試み!」「デスクワークがメインの職種にはすごく便利だね」と絶賛の声が上がっています。
 

空き家を利用して地方を活性化

「サテライトオフィス」を導入しているのは静岡県だけではありません。8月7日のWEB版「毎日新聞」では、福井県鯖江市が開始したサテライトオフィスの取り組みを紹介しています。鯖江市は都市部の企業に“空き家”を利用したオフィスを提供。同取り組みは国の事業を活用したもので、家賃や光熱費は国が負担しているそうです。エアコンやテレビ、プリンターなども備え付けということで、実際に利用した人は「室内もきれいで申し分ない」と満足気なコメントを寄せました。
 
地方の空き家を利用したサテライトオフィスは、利用者だけでなく地方の活性化を望む人からも支持されているようす。Twitter上には「面白い試み! うちの地元も場所が余ってるから、サテライトオフィスで活性化できたらいいと思う」「都心出身者のIターンとかも増えるといいね」といった声も上がっています。
 
子持ちのビジネスパーソンや長距離通勤者、活性化を望む地域にとってメリットの多い「サテライトオフィス」。今後世間に浸透していけば、日本の働き方が大きく変わっていくかもしれませんね。

Author:美プロ編集部

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