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作成:2017.08.23

特集

釣りに麻雀… 新しい就活の形が続々登場

最近増え始めた珍しい就職活動の形を紹介。面接の代わりに「釣り」や「麻雀」といった採用システムを実施している企業について取り上げていきます。これから就職活動に臨む人や就職活動真っ最中という人は参考にしてみてください。

釣り好きにはたまらない!? タクシー会社の「釣り部採用」

 


企業によって人材を採用する基準はさまざま。資格を重視するところもあれば、コミュニケーション能力を見る企業などもあります。一般的に企業は人材確保のために書類選考や面接を行うのですが、中にはちょっと変わった採用方法を実施している企業も。
 
タクシー会社「つばめタクシーグループ」は採用の際に面接を行わず、「釣り」を一緒にする中で採用を決める「釣り部採用」を実施しています。驚くべき採用方法ですが、これにはきちんと理由があるそう。同社の公式サイトを見ると、「『釣り』と『タクシードライバー』として働くことには様々な共通点があると考えます」という記載が。
 
共通点として挙げられているのは3つ。まず1つ目が“魚が釣れない時に道具や場所を変えるように、環境に臨機応変に対応することは、タクシードライバーにとっても大切”ということ。そして2つ目が、“釣りを一度覚えてしまえば一生食べるものに困らないように、タクシードライバーも一度仕事を覚えれば長く働くことができ、一生仕事に困ることはない”こと。そして最後に挙げられているのが、“魚が来ない時に長時間待つ釣りのように、タクシードライバーもお客さんを待っている時間を楽しむおおらかな気持ちが大切”ということです。こういわれてみると共通点は多いかもしれませんね。
 
ちなみに釣り当日のスケジュールは、朝に集合してバスで海などへ移動し、舟で出発。釣りを楽しみつつコミュニケーションをとるという内容。一般的な採用面接とはかなりかけ離れています。
 
これにはネット上でも「釣り部採用楽しそうでいいね!」「仕事だけじゃなくて共通の趣味の話でも盛り上がれるから仲良くなれそう」「釣り好きにはたまらない会社」と好評の声が上がっていました。

麻雀の腕で勝負強さを見極める「麻雀採用」

また、オフィスのトータルコンサルティングなどを行っている企業「スターティア」は、麻雀大会を取り入れた「麻雀採用」を実施。これは、麻雀大会で優勝した学生に、一次面接や二次面接などをせずにいきなり最終面接へ進む権利が与えられるというもの。同社の人事部長は『毎日新聞』の取材に「麻雀で勝つには勝負勘や決断力だけじゃなく、運も必要になる。それはビジネスマンも同じ」とコメントしており、麻雀の強さと仕事の能力には深い関係があると考えているようです。
 
麻雀採用の存在はまだそれほど知られていないようで、ネット上では「え!? 麻雀で? 斬新!」「これはちょっと気になる」と興味を持つ人の声もちらほら見られました。
 
以前に比べて多様化している採用のスタイル。こうした動きが広まっていけば、今後学生たちの就活も大きく変化していきそうです。

Author:美プロ編集部

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