美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.04.26

作成:2017.04.21

美容師

美容師が使用するワゴンの選び方

ヘアサロンのワゴン

 

美容師のみなさんは、どのようなワゴンを使っていますか?使うワゴンの形状や素材、セッティング方法などは、仕事をスムーズに行うためにとても重要な点です。そこで今回は、使いやすいワゴンの選び方やセッティング方法について解説をしていきます。ぜひ、参考にしてください。

使いやすいワゴンの形と素材

ドライヤーとブラシ
 
ワゴンの選び方で大切なのは、形と素材です。形はワゴンの一番上の形状が皿のような形状になっているか、一番上の台を含めて3段以上になっているかの2点が重要です。
 
一番上が皿のような形状になっていないと、道具を置いたまま移動させるときに、道具が落ちてしまうことがあります。また、ワゴンの段数は一番上を含めて3段がおすすめです。それぞれの段の間隔がちょうどよく、道具を出し入れしやすい高さなので、施術をスムーズに行うことができます。
 
ワゴンの素材には、主にプラスティックと金属の2種類がありますが、プラスティックのワゴンがおすすめです。金属のワゴンは道具を置いたときに、カンカンと音がしてしまうので、タオルなどを敷かなければなりません。また、タオルを敷くと滑りやすくなるので、滑り止めが必要になります。
 
一方、プラスティックワゴンの場合は、カンカンと音が鳴ることはありません。また、滑りはしますが金属よりは滑りにくいです。

使いやすいワゴンのセッティング方法

使いやすいワゴンのセッティング方法は、一番上に「今の施術で必要な道具」、上から1段目に「コーム・ダッカール・ブラシ」などの「どの施術にも必要になる道具」、上から2段目に「ピン類・クリッパー」などの「限定された場面に必要になる道具」を入れてセッティングをしましょう。
 
こうすることで、どの施術にも頻繁に使う道具を取りやすくして、限定された場面に必要な道具は、邪魔にならない場所に収納しておくことができます。
 
ドライヤーなどは、ワゴンの横にワゴン用のバッグを装着して、そこに入れるのがおすすめです。ワゴン用のバッグはドライヤーを縦に収納できるようになっていて、出し入れをスムーズに行えるので、ドライヤーセッティング時の見栄えもよくなります。

ワゴンを有効活用して施術にスピードを出しましょう

コームとハサミ
 
このように、ワゴンの形や素材、セッティング方法を意識すると、普段よりも施術がスムーズに行えて、1日に携わることができるお客様の人数も増えるので、売り上げアップにつながります。
 
また、使いやすいようにセッティングすることで、道具への愛着が湧き、物を大切に扱うようになるので、道具を購入する頻度も少なくなりとても経済的です。ぜひ、みなさんもワゴンの選び方やセッティング方法を押さえてみてください。

Author:美プロ編集部

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