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2016年4月16日更新

美容師

意外な落とし穴!? 美容師国家試験の実技試験は“衛生面”にも最大の気配りが必要!


 
美容師になるための国家試験に“衛生”なんて必要あるの? と思う人もいるかもしれませんが、実は美容室と衛生は切り離すことはできないのです。美容の法律“美容六法”でも厳密に定められており、美容学校でも必ず学ぶ科目となっています。
 
しかし、実際に「実技で」と言われると、掃除でもすればいいのかな? と想像してしまいますよね。そうではなく、実技試験中の細かいところをいつの間にか審査されているのです。せっかく技術力があっても、衛生面で不合格をもらってしまっては元も子もありませんので、ここでしっかり勉強しておきましょう。

身体状況や服装も審査の対象に

試験時は受験者の髪型や服装にも厳しくチェックが入ります。美容師は人と接する職業なので、実際の営業の場合にも自分自身を清潔に保っていなくてはなりません。ここでは、審査の時にチェックされているポイントをご紹介。試験前だけでなく普段から気をつけるようにしておけば、本番でも慌てることがありません。

頭髪チェック

清潔にしていることが絶対条件! 大量のふけや著しく汚れている場合は減点対象になるので、試験前日はしっかりお風呂に入りましょう。また、作業や視界の邪魔にならないように前髪はピンなどで留め、モデルウィッグにカット者の髪が触れないようにまとめる必要もあります。寝坊して寝癖がついたままの髪で受験してしまった、なんてことが無いようにしておきましょうね。ちなみに、モデルウィッグの取り扱い方にもチェックが入るので気をつけてください。

手指はきれいに保っているか

試験室に入室する前に汚れを落とし、清潔な状態で試験に臨むことがベストとされています。しかし、傷やアカギレがある場合はどうしたらいいのか不安になりますよね。でも努力の証なので、傷があるからと言って減点されることはありません。指サックや手袋の着用が認められているので、傷を広げないようにケアしましょう。傷口から血が出たまま作業をしている場合は「不適切」となってしまうので要注意。また、洗っても落ちない染毛剤の付着も減点対象外となります。そして、第一課題と第二課題の準備時間に除菌用ウエットティッシュで手指を消毒するのも忘れずに。

爪の状態

マニュキアや付け爪は論外なのでやめましょう(無色か淡色の透明マニュキアは対象外)。また、爪が1mm以上伸びている場合も減点になるので、しっかり切っておきましょうね。

当日の服装

試験時は作業衣を着ることになりますが、あまり露出の多いものや動きを制限するものは減点になるので注意が必要。靴などの履物は、毛髪が足の皮膚にくっつきにくく、作業しやすいものに重点を置いているようです。また装飾品は全てNG。腕時計は机の上に置くことは許されていますが、身につけるのは認められていません。
 

準備時間中に用具類を審査

準備期間中に自分の道具を用意している時も要注意。管理方法などの細かいところまでチェックされているので、抜かりがないようにしましょう。

衛生用具はそろっているか

当日は、ハサミなどの他にも救急ばんそうこうや除菌用ウエットティッシュ、ビニール製の敷物や雑巾なども用意しなくてはいけません。それら一つでも欠けていると、「美容技術審査」の条件違反の欄にチェックされてしまいます。また、汚物入用透明ビニール袋には「汚物入」、容用のピン皿及びロッドケースに「消毒済」と分かりやすく表示する必要もあるので、こらちらも忘れずに準備しましょう。

用具類の収納方法

美容室では多くの用具を使うため、収納場所を決めておかないと次に使うときに困りますよね。試験でも、ボビーピン(アメリカピン)及びオニピンは、ピン皿で管理するなど、指定の場所で管理することが義務付けられています。この項目は作業終了後にもチェックされるので、うっかり別の場所において減点! なんて恐ろしいことが起こらないように。

用具類の衛生状態

使用したものは別として、未使用の用具が汚れている場合は即アウトです。ピカピカとまではいかなくとも、事前に必ずキレイにしておきましょう。またタオル類は白色か淡色で消毒済みのものという規定があるので、注意してくださいね。用具を落としてしまった場合は、除菌用ウエットティッシュで消毒をしてから、試験官の許可を得てから使いましょう。

試験中の行動も監査対象

ありえないとは思いますが、試験中に他の受験者と話したり、わざと作業台を揺らすといった迷惑行為はしないように。携帯のアラームや着信音がなってしまった場合も減点になるので、電源は切っておきましょう。また膝を床につけて作業することや、作業の指示に従わない行為、例えば「作業止め」の合図で用具類を所定の場所に戻した後に再びウィッグや用具に触れる、などの行為をした場合も減点となります。
 


 
 
このように見てみると、中学校や高校のときに受けた服装・頭髪チェックを思い出しますね。衛生実技試験は技術力に関係なく、いかに自分の意識を高く保てているのかを問われています。自分を磨くいい機会だと思いながら、細かいところにまで気を配ってみましょう。

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