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作成:2017.01.31

セラピスト

「ストレス社会」の日本で需要の高いセラピスト! 短期アルバイト・パートで働くには?


「ストレス社会」と言われるだけあって、現代日本では癒しを求める人が多くなり、「セラピスト」の需要も高くなっています。ですが、セラピストといってもその種類は様々。体の不調を整える「ボディ系セラピスト」やメンタル面をケアする「心理系セラピスト」など多岐にわたっています。
 
セラピーの店舗が多くなればなるほど、セラピストの求人も増えるもの。では実際にセラピストとして働きたい時はどうすればいいのでしょうか? 今回は短期アルバイトやパートに焦点を絞って、その待遇やメリットまで掘り下げて紹介していきます。

セラピストの短期アルバイト・パート

実際に短期アルバイト・パートとして働く場合には、いきなり施術をさせてもらえることはありません。まずは研修からスタートすることになるんですね。多くの求人には「未経験者歓迎」「資格がなくてもOK」と載っていますが、それは研修制度がしっかりと整っているからで、経験がなくても施術できるようになるまで研修を受けられるということなんです。
 
研修では主に、体の仕組みや施術の方法などを数週間から1カ月ほどかけて教えてもらい、その後接客や施術を任せてもらえるようになります。それまでの間は、受付やサポートに回ることが中心になるでしょう。短期のアルバイト・パートだと、「早く実践してほしい」と店舗側が思うため、研修が比較的短いあいだに終わり、施術に挑戦することになるようす。実践形式でどんどんお客様の対応をするので、スキルの上達が早くなります。未経験者だととても忙しく感じるかもしれませんが、上達の早さを実感できるでしょう。
 

セラピストのアルバイト・パートに資格は必要?

そもそも「セラピスト」になるには、資格の取得は必須ではありません。ですが、実際に施術したりカウンセリングしたりする際には、専門的な知識や技術が必要になります。少しでもお客様に満足してもらうため、最低限の基礎知識は習得しておきたいところですよね。
 
セラピストとしての知識や技術を身につける方法としては、スクールに通うというのが一般的です。現在ではセラピーの種類に応じて、それと対応した様々なスクールが開講されています。一つのスクールの中でアロマセラピストやフェイシャルセラピスト、ボディケアセラピストなど幅広く対応しているところもあるので、興味のあるセラピーの種類に合ったスクールを調べてみましょう。もし資格を取得したい人は、資格を発行している民間団体のスクールに通うことをオススメします。
 
たとえばアロマセラピーでは、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)が認定している「アロマテラピーアドバイザー」の資格があります。この資格は「アロマテラピーの基本知識を正しく伝えられる能力がある」と認定されると取得できるもの。アロマテラピー検定の1級に合格したのちにアロマテラピーアドバイザー認定講習会に参加すること、この資格を得られます。また、「アロマテラピーアドバイザー」の資格を取得することで、アロマテラピー教育のスペシャリストと見なされる「アロマテラピーインストラクター」や、一般の人にアロマテラピートリートメントなどを実践する能力があると認められる「アロマテラピスト」の資格試験を受験できるようになります。
 

セラピストのアルバイト・パートの待遇は?

アルバイトやパートとして働く場合、シフト制になることがほとんどで、決まった曜日や決まった時間などに出勤するようです。また、給与は時給制ではなく歩合制の店舗が多いそう。歩合とは勤務している時間の間に、お客に指名されたり、自分が担当した時のみに給与が発生する仕組みです。なので始めのうちはそこまで稼げないかもしれませんが、長く続けているとリピートのお客が増えるようになり、多く稼げるようになってくるでしょう。そのためにも、確かな技術を身につけることが必要となるので、スクールで学ぶことが近道になる場合もありますね。

セラピストのアルバイト・パートのメリット

直接お客に施術をしたことのない人でも、アルバイト・パートから始めれば比較的簡単にセラピストとしての経験を積むことができます。そこで経験を積んで、技術や知識を増やしていき、後に独立開業に繋げる人も中にはいるようですね。また、経験を積めばどこの店舗でも雇ってもらいやすくなるので、いろいろな店舗で働き、その店舗によって違う施術方法や経営方針を学んでいける、というメリットもあります。正社員になるとその会社だけで縛られてしまうので、広く知識や経験を得るにはアルバイトやパートの方が融通が効くと言えるでしょう。
 
画像出典:Norio NAKAYAMA / fragrantearth STYLEAROMA(from Flickr, CC BY 2.0)akaitori / magical aroma oils(from Flickr, CC BY 2.0)Antonio Castagna / RosmarinusOfficinalis_01(from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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