美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.11.27

作成:2017.06.15

セラピスト

好印象を残せるセラピストの名刺とは

紙を握る男性

セラピストの皆さんは普段どんな名刺を使っていますか?シックな名刺、個性的な名刺、色々ありますよね。セラピストは基本的に人を癒すお仕事。ご自身の専門とする分野にちなんだ名刺を準備しておけば、お客様へのおもてなしにもなりますし、第一印象もぐっと良くなります。今回はそんな印象に残る名刺についてご紹介します。

名刺にも癒しの要素を盛り込んで

セラピスト

例えば、日々仕事や家事で疲労が溜まっている方がアロマセラピーの施術を受けにご来店されたとします。これから施術が始まる時に、普通の名刺を淡々と渡されたとして、果たしてこれからリラックスできるのだろうかと少し不安になりませんか?そんな時に、アロマにちなんで癒しの香りがする名刺を渡されるとそれだけで心がふっと軽くなりリラックスできますよね。

ちょっとしたおもてなしの名刺を準備しておくだけで、セラピストへの信頼感や施術前のリラックスを引き出すことが可能なのです。また同じ方にお願いしたいなとリピーターの獲得にも役立ちます。

専門分野にちなんだ要素をプラスすることが大切

ただし、注意することはご自身の専門分野にちなんだ要素を名刺に追加すること。例えば、ペットセラピストがかわいらしい動物のイラストや写真を名刺に印刷するのはわかりますが、ハーブセラピストが同じことをしたら少し違和感がありますね。

名刺は、お客様へのおもてなしの心を込める場であると同時に、自分が得意とする施術やお仕事で大切にしているコンセプトを表現する場でもあります。相手に自分はこんな癒しを提供しています、こんなことを大切にしています、という思いが伝わるような名刺を作りましょう。

印象に残る名刺の作り方実例

では具体的に印象に残る名刺はどのように作ると良いのでしょうか?ここでは名刺に香りをつけるという方法をご紹介します。

  1. 名刺・コットン・ジップロックなど密封できる袋・エッセンシャルオイルを用意します。
  2. コットンにエッセンシャルオイルを数滴たらします。
  3. 名刺とコットンをジップロックに入れて密封します。シミになってしまうので、エッセンシャルオイルをたらした部分が名刺に直接当たらないように注意しましょう。
  4. 1~2時間おいて出来上がりです。取り出してみて匂いが少しきついかなと思ったら外に出して乾かしておくと揮発して丁度良い香りになります。

香りはご自身がいいなと思う香りを選ぶと良いでしょう。それがあなたの個性となります。

 

セラピストの名刺って何を書けばいいの?

セラピストの多くは名刺の表側に、お店の基本的な情報を掲載しているよう。氏名のほかに所属している業界団体やお店で行っているセラピーの種類、取得している資格などがよく記載されています。また「カラーセラピスト」や「アロマセラピスト」、経営者なら「オーナーセラピスト」といった肩書きも定番の一つ。表側は目につきやすいので、お店の住所や公式サイトのURL、メールアドレスなどの重要な情報を掲載するとよいでしょう。
 
そしてセラピストたちが特色を出すため、さらに工夫を凝らしているのが名刺の“裏側”。扱っているメニューの施術時間や価格と合わせて、お店の地図が記載されていることもあります。セラピスト自身のことが分かる自己紹介文や、各種セラピーの由来、体に与える影響などを載せているセラピストも。そうした情報を載せておくことで、お客様に興味を持ってもらいやすくなるのです。ほかにも割引情報を記載したりと、お客様のために様々な工夫を凝らしているそう。
 
セラピストにとっての“顔”とも言える名刺。お客様に挨拶して名刺を渡す時、セラピストとしての第一印象が決まります。いい印象を与えてリラックスしてもらうことができれば、施術中もお客様と楽しく会話できるかもしれません。名刺の出来がよければお客様が家に帰った後、名刺を見返して「また行ってみたいな」と思う可能性だって上がるでしょう。

セラピストの名刺を作るには

実際に名刺を作る際の予算については、名刺デザインをオリジナルなものにするか、既定のものを使うかで異なってきます。既定のデザインを使う際には100枚1セットで3,000~5,000円ほど。オリジナルデザインにするなら15,000円程度で、別途印刷代もかかります。なお既定のデザインでも数多くの種類が取り扱われているので、手抜き感が出ることはほとんどないはず。もしコストを抑えたい場合は自分好みのデザインを扱っているメーカーがないか、ネット上で探すことから始めるとよいでしょう。
 
また実際に名刺を作る際の“流れ”についてもご紹介。最初に名刺のデザインや、どんなことを名刺に記入するのが決めるのが一般的です。注文フォームや電話で希望の内容を伝えたら、デザインサンプルが上がってくるのを待ちましょう。大抵は名刺のサンプルを確認した後、デザイン修正を依頼することができるはず。修正や印刷にかかる時間も考慮して、スケジュールを組んでおくのが無難ですよ。

名刺から伝えるセラピストの技

お客様を癒すセラピストだからこそ、名刺にも癒しの効果を入れて気を配りたいですね。他にも、デザイナーに相談して素敵なデザインを入れてもらったり、柔らかい緑や黄色、水色、桃色などの癒しの色を名刺に使ってみるなど工夫のアイディアはたくさん。ぜひ個性的な名刺でお客様へ良い印象を残しましょう。

ハートなどの装飾

Author:美プロ編集部

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