美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.02

作成:2017.05.24

美容師

美容師が悩む全身のかゆみの原因について


 

美容師が引き起こしてしまいがちな全身のかゆみの原因は、何なのでしょうか。体の一部ではなく全身に出てしまう症状は慢性化しやすいのが特徴です。夜も眠れないこともあるほどつらいので、一刻も早く改善したいところでしょう。そのためにはまず、かゆみの原因を知る必要があります。

美容師のかゆみの原因は?

全身のかゆみの原因は精神的ストレス、または外的ストレスのいずれかによって引き起こされてしまいます。

精神的ストレス

精神的ストレスは、人間関係の悪化や仕事の忙しさなどによって感じてしまいがちです。慢性化すると自律神経が乱れ、血行不良を引き起こしてしまいます。通常、血液は肌に酸素や栄養を運んでいますが、ストレスを感じると血流が悪くなるため届かなくなってしまいます。

 

自律神経は、緊張時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経のふたつが、ほどよいバランスを取りながら働いています。しかしストレス過剰になると交感神経から副交感神経への切り替えがうまくできなかったり、切り替わりの落差が大きくなりすぎたりしてバランスを崩してしまいます。

 

自律神経のアンバランスが引き起こされてしまうとヒスタミンが過剰分泌され、激しいかゆみを引き起こしてしまいます。このように美容師は職場環境が悪い、激務などのストレスによって激しいかゆみを引き起こしてしまいます。

外的ストレス

アレルゲンに触れることでヒスタミンが過剰分泌されてしまい、じんましんなどのかゆみを引き起こしてしまうこともあります。美容師の中でもっとも多いと考えられるかゆみは、パーマやカラー剤の成分が合わないことによる接触性皮膚炎です。かゆみの原因物質に触れるとかゆみを引き起こしますが、全身に広がることもあるので注意しましょう。

 

美容師の激務が招く肌荒れ

華やかなイメージとは裏腹に、美容師の仕事は意外と激務。特にアシスタント時代は一人前のスタイリストになるためにも勤務前後に練習を重ねる必要があります。結果的に拘束時間が長くなり、ストレスの蓄積につながってしまうことも。さらに、気分をリフレッシュしたい休日に勉強会やミーティングが入るというケースも少なくないよう。

 

忙しいアシスタント時代の手荒れをさらに加速させるのが、シャンプー業務です。サロンによっては1人のアシスタントが1日に何十人ものシャンプーを行うこともあるようで、これでは例え肌に優しいシャンプーを使っていても肌荒れは避けられません。

 

肌が弱い人にとっては、シャンプーをすすぐ際のお湯やドライヤーの乾燥もダメージのもとになります。アシスタント時代は肌に影響のある業務を多くこなす必要があるので、肌のケアには特に気をつけましょう。

 

肌荒れのなかでもよくある症状が、痒みをともなう水泡です。掻かないように気をつけていても、睡眠時などに無意識のうちに掻いてしまうことも。できた傷が勤務中に広がってしまい、アカギレになってしまうことも少なくないようです。最悪の場合、悪化し続けてじんましんのようになってしまい、ドクターストップで美容師を辞めてしまうというケースも。

激務による手荒れの解消法

肌荒れを防ぐ代表的な手段は、グローブの着用です。シャンプーやお湯など、肌荒れの原因になるものを極力シャットアウトしましょう。ただし、「サービスの質にかかわる」という観点からグローブの着用には賛否両論があります。実践する時には、サロンの店長や先輩にまず相談してくださいね。

 

さらにカギを握るのが生活習慣です。時間が取れないからといって、睡眠時間を削ったり食生活をおろそかにするのは肌荒れのもと。偏食や夜更かしはほどほどにして、基本的な健康管理から始めましょう。

 

もちろん一番確実なのは皮膚科への通院です。自分の症状に合った病院を探して、専門医の治療を受けてください。不安に思ったらまずは受診が基本。好きな仕事を長く続けるためにも、自分の体にはしっかり気を配りたいですね。

全身のかゆみを解消する方法


 

では美容師の全身のかゆみを解消するにはどのようにしたらいいのでしょうか。

ストレス解消する

まずは精神的ストレスを解消しましょう。人間関係が複雑であっても仕事が忙しくても、リラックスできる時間を確保することは大切です。自分が心から安らげることや楽しめることに集中する時間を設けてください。

アレルギーの場合はアレルゲンを避ける

もしアレルギーによるかゆみの場合、原因物質を避けるのが改善するために効果的です。カラー剤やパーマ剤がアレルゲン物質を含んでいる場合は、お店を辞めるか、店長にお願いして薬剤を替えてもらわなければなりません。まずはオーナーと話し合ってみることをおすすめします。

全身のかゆみに注意しましょう

虫に刺された手
 

美容師は慢性的にさまざまな薬剤に触れる機会があるため、アレルギーによるかゆみを引き起こしやすい職業だと言えます。またストレスが原因だと気づきにくいため、激しいかゆみを引き起こしてしまったら、皮膚科を受診して原因を突き止めてください。

アレルギーと受診されたら、原因物質を避けることをおすすめします。疲れが原因であることも多いので、しっかり休む習慣をつけてくださいね。

Author:美プロ編集部

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