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作成:2016.07.04

セラピスト

気持ちよく泳いでキレイになろう! ダイエットや美肌に効く“スイミング”


歩くだけでキレイになれるウォーキング無理なく走って健康になるジョギングなど、気持ちよく運動して美容効果を得られる様々な方法が流行っています。その中でも最もポピュラーなものの一つがスイミング。水中で動くため、負荷がかかりやすく効果的に運動量を高めることができるのでダイエットにはもってこいなんです。
 
また、スイミングはヒザや腰への負担が少ないため、体重が重めの人や体が弱い人でも故障しにくいというのもポイントです。さらに美肌効果など、うれしい影響がたくさんあります。ここではスイミングの効果や泳ぎ方の種類などを見てみましょう。

スイミングで得られる効果

ダイエット

スイミングはスポーツの中でもとくにダイエット効果が高い運動です。有酸素運動のため脂肪燃焼が促されて、バランスよく全身の筋肉を鍛えられるのが特徴。筋肉がつくと代謝が上がるので消費カロリーがさらに増えるうえ、全身の引き締めも期待できます。また、プールの水は温水プールであっても体温より温度が低く、浸かっていると体が体温をキープするために熱を発します。その際にエネルギーが使われるため、泳いでいない間でもカロリーを消費することができるんですよ。

美肌

体温より温度の低いプールの水に触れることは、肌への良い刺激になります。また、水圧や水との摩擦によってほど良く肌がマッサージされて、毛細血管が刺激されるため、血液の循環が促進されるという効果も。さらに、スイミングの際のリズミカルな呼吸が心肺機能を強化し肌の代謝を活発にしてくれるので、血色の良い若々しい肌を保つことができます。

セルライトの解消

一度ついてしまうと取るのが難しいセルライトですが、これは老廃物が体に溜まることが原因で起こります。スイミングをすると水中に入るだけでおよそ1トン以上の圧力が全身にかかります。その圧力を受けながら水中で動くため、マッサージ効果が生まれ、老廃物を排出してセルライトを解消することができるんです。
 

泳ぎ方による効果の違い

どうせ泳ぐなら自分の求める効果が得られる泳ぎ方を選びたいですよね。泳ぎ方にはクロールや平泳ぎなど色々ありますが、それぞれ消費カロリーや筋肉のつき方が違っています。

クロール

クロールは泳ぎ方の中でも速く泳げる分、運動量も多いです。全身の筋肉を鍛えることができ、引き締めに効果的な泳ぎ方と言えます。ただ、ダイエットの際は早く泳ぐことよりも長く泳いだ方がカロリーの消費に有効です。無酸素運動にならないよう、水中でしっかりと息を吐き、顔を上げたときに息を吸うようにすればうまく息継ぎができ、有酸素運動の脂肪燃焼効果も高まりますよ。

平泳ぎ

平泳ぎは体力をあまり使わずに長く泳ぐことのできる方法で、ダイエット初心者にオススメです。脂肪燃焼は泳ぎ始めてから20分から30分ほどで起きるため、疲れずに長く泳げる平泳ぎはダイエットに向いていると言えます。また、平泳ぎの足の動きは普段動かさない筋肉に刺激を与えるため、足首や股関節の柔軟性を高めるとともに、下半身を引き締めるのにも効果的です。

背泳ぎ

ダイエット目的でスイミングをするときにはあまり使わない泳ぎ方ですが、背泳ぎはお腹や背中を鍛えるのに最適なんです。足が下がらないようにお腹に力を入れるため、腹筋が鍛えられたり、肩甲骨や背中の筋肉を動かすため背中も引き締まります。スタイルキープができ、姿勢の改善もできるので立ち姿を美しくしてくれますよ。

バタ足

ビート板を使ってバタ足で泳ぐことで集中して下半身を鍛えることができます。またバタ足で下半身の筋肉を動かすことで効果的に血流を促すことができ、代謝も上がります。下半身太りが気になる人にオススメなうえ、腹筋に力も入るのでお腹周りが気になる人にも向いている泳ぎ方だと言えるでしょう。
 

スイミングの注意点

スイミングはダイエットや美容に効果的ですが、いくつか注意するポイントがあります。我流でやみくもに泳いだりケアを怠っていると、ダイエット効果が薄れてしまったり、肌にダメージを与えたりする危険性もあるので、しっかりとチェックしておきましょう。

泳ぎ方

激しく泳ぎすぎると筋肉がついてがっちりとした体つきになってしまうため、なるべくゆっくりと泳ぐよう意識しましょう。また、あまりに長い時間泳いでいると、カロリーを消費しすぎてしまい、エネルギーをタンパク質から使うようになり筋肉量が落ちていきます。筋肉が減ると痩せにくい体質になってしまうので、1時間ほど泳いだら休むようにしましょう。

肌のケア

プールから出た後は肌がふやけているため、スキンケアが大事です。角質がやわらかくなっていて、傷つきやすい状態なので洗顔は避け、化粧水やクリームなどで保湿しましょう。そして拭くときはこすらず、タオルでやさしく押さえることを心がけてくださいね。

時々体を温める

プールの水は体温よりも温度が低いため、気づかないうちに体は冷えていきます。冷えた体は熱を逃がさないように皮下脂肪を蓄えようとするので、ダイエット中はそれを防ぐ必要があります。泳ぎの途中でストレッチをしたり、プールから上がった後に採暖室に入ったり、お風呂に浸かるなどして体を温めるようにしましょう。
 


 
 
ダイエットや美容にスイミングが効果的なことがわかりましたね。自分に合った効果的な泳ぎ方や注意点をしっかり覚えておけば、スリムで美しい体や、若々しい肌を手に入れることができますよ。

Author:美プロ編集部

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