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作成:2016.07.28

セラピスト

実はあなたも夏太り予備軍かも!? 思わぬところから忍び寄ってくる“夏太り”とは


夏太りとは、その名の通り夏場に太ってしまうこと。「夏バテ気味で食欲がないのに太った」「暑くて汗をいっぱいかいているのに、なぜか体重が増えた」といった経験がある人もいるかもしれません。夏は他の季節に比べて汗をかく機会が多く、暑さで食欲も落ちるので最も痩せやすい時期だと思われがちですが、ライフスタイルによっては1年の中で最も太りやすい季節なのです!
 
ダイエットを頑張ってきたという人も、夏になったからといって油断していると、苦労が水の泡になってしまいます。今回は夏太りの原因となるチェック項目もご用意しているので、普段の生活を振り返りながら、夏に太ってしまう原因と対策に注目してみましょう。

夏太り予備軍チェック!

冷たい食べ物や飲み物ばかり口にしている

夏場は暑いので、どうしても冷たいドリンクやそうめん・冷やし中華といった食事に偏ってしまいがちです。しかしそうした食生活を続けると、内臓から体を冷やしてしまうことになり、体内の血の巡りが悪くなっていきます。血流が悪化すると基礎代謝が下がり、カロリーの消費量が少なくなってしまうので、結果としてむくみや肌荒れといった美容トラブルの原因になることも。
 
また、ダイエットに励んでいる人の中には「夏バテで食欲がないから、体重落ちた」と喜んでいる人もいるかもしれません。しかし、体重が減ったからと喜んでいても、普段の生活で必要な栄養素やエネルギーは不足した状態。一時的に減量できても、リバウンドしてしまう可能性が大きく、夏が終わると一気に太ってしまう恐れもあるんです。
 

夏になって運動量が減った

「夏は暑くて汗がたくさん出るから、運動しない」「暑さで動きたくなくなって、いつもの運動メニューがこなせない」という人はいませんか? たしかに夏には汗をたくさんかきますし、体力を使っているような気になるかもしれません。ですが、夏場の汗は体の表面を冷やして体温を調整するために出ているだけなので、実はカロリーはほとんど消費されていないのです。そのため、運動量を減らすとその分カロリー消費の機会も減ってしまうことに…。
 

常に冷房の効く部屋にいる

仕事の効率や快適さを求めるためにも、夏の冷房は必須ですよね。ですが、1日中冷房の効いた部屋にいたり、温度を低めに設定したりすると必要以上に体が冷えることに。また、冷房によって冷えた部屋から急に暑い外に出たり、外出先から冷房の効いた部屋に入ると、急激な温度変化に体がついていけません。すると、体の機能を働かせる自律神経が乱れて基礎代謝が下がってしまい、夏バテの原因になってしまうのです。そしてさらに食欲が落ちて、冷たいものや麺類などの食べやすいものばかり食べてしまう…という悪循環に陥っていきます。
 

夏太りを防ぐには健康的なライフスタイルが重要!

バランスの取れた食事&温かい食べ物を心がける

夏太りを防ぐにはまず、夏だからと冷たい飲み物や食べ物をとるのではなく、それまでと同じ食生活を送るように心がけてみましょう。ごはんや麺類などの炭水化物に加えて、野菜や魚・海藻類など、普段の生活に必要な栄養素をバランス良く摂取することで、夏バテ防止にもなります。また、体を冷やさないために、なるべく温かい飲み物や食べ物を食べてみてください。どうしても難しいという人は、常温の状態でも大丈夫です。

夏こそ運動してみる!

普段からあまり体を動かしていないという人は、夏こそ運動を始めてみましょう。夏は暑くて運動するのがイヤになるという場合は、早朝や日が沈んだ後などの比較的過ごしやすい時間帯にウォーキングやジョギングをしたり、ダイエットだけではなく美肌にも効果的なスイミングなどの運動を取り入れれば、夏でも続けやすくなりますよ。また、自分ひとりでは長続きしない…という人は、マンツーマンで徹底サポートしてくれるパーソナルトレーナーを利用してみるのも良いですね。
 

夜はゆっくり湯船につかる

夏のバスタイムはシャワーだけ、という人が多いかもしれませんが、夏太りを防ぐためには夏でもゆっくりと湯船に浸かるのがオススメです。温かいお湯に浸かると、全身の血流が良くなって新陳代謝が上がるので、体に溜まった老廃物が排出されるとともに、カロリーを消費しやすい体に変えていくことができます。また、自律神経が整うので、夏バテ防止とリラックス効果も得られるんです。入浴は心も体もキレイにしていくれる美容法でもあるので、夏だけではなく他の季節でも活用できますよ。
 


 
 
暑いと食欲が落ちて、ちょっと動くだけでも面倒くさく感じてしまいますよね。ですが、実は夏こそバランスの取れた食事や適度な運動が大切。夏太りだけでなく夏バテも防ぐことができるので、ぜひ試してみてください。

Author:美プロ編集部

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