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2016年6月16日更新

美容師

美容師・理容師は必見! 1,000円カットで働くメリットとデメリット


1,000円でヘアカットをしてもらえるという安さで、男性や子供をはじめ女性の利用者も増えてきた“1,000円カット”。短時間で施術が終わることや予約が不要なことも人気の理由の一つで、1,000円カットは美容師や理容師からも注目されています。
 
しかし1,000円カットは利用するお客様だけでなく、働く側にも多くのメリットがあるのです! そこで今回は1,000円カットで働きたい人向けにメリットやデメリットをご紹介。起こりがちなトラブルを未然に防ぐ方法についても触れるので、美容師を目指す人は参考にしてみてください。

1,000円カットで働くのは美容師? それとも理容師?

1,000円カットで働けるのは美容師と理容師のどちらなのか、気になったことがある人もいるんじゃないでしょうか。ですが実は、どちらもOK! 美容師・理容師のどちらかの国家資格を取得していれば、働くことができます。とはいえ気をつけておきたいのは、働きたいお店が美容室登録なのか理容室登録なのかということ。美容師と理容師は全く違う職業と法律でも定められているので、施術できる内容も異なります。
 
そのため、同じ1,000円カットを掲げているお店でも、美容室登録の場合は美容師、理容室登録の場合は理容師しか働くことができません。求人に応募する際には美容師と理容師どちらの資格が必要なのかを確認しておきましょう。
 
また、お客として1,000円カットを利用するときも、どちらで登録しているのかはお店選びの大きなポイント。角刈りや坊主などの髪型にしたい人なら理容師登録のお店、流行りの髪型やロングヘアの施術なら美容師登録のお店がオススメです。
 

1,000円カットで働くメリット

営業時間以外の時間が自由に使える

美容院で働く場合、業務終了後にカットの練習をしたり、休日に講習会があったりと自分の時間が取れにくいということが美容師の離職や退職理由としてよく言われます。その点、1,000円カットの場合は比較的残業や休日講習などが少ないので、家事や育児などで忙しい女性にも人気です。
 
1,000円カットにはチェーン店が多く、研修制度がきちんとしているところも多いよう。店舗で働き始める前に研修を行うお店が多く、中には半年間も有給研修を行う会社も。美容師・理容師の国家資格を持っているけれど実務経験がない人や、出産や病気、年齢の関係で美容業界から一度離れたという人も安心して働けるようです。

手荒れや腰痛の心配が減る

美容院の場合、ヘアカットやカラーリング、パーマに加えてトリートメントなどをしたときは必ずシャンプーをしなければなりません。そのため、シャンプー剤やカラー剤などの薬品で手が荒れたり、シャンプーをする際に屈むので腰痛がひどくなってしまうことも…。1,000円カットの場合は、ヘアカットだけなので手荒れや腰痛などの心配がありません。

集客が必要ない

サロンで働く場合には自分の売り上げが給料に直結する歩合制が多く、お店の売り上げに貢献することはもちろん、自分を指名してくれるお客様の集客も求められます。ですが1,000円カットの場合は担当者の指名がないので、集客をする必要がありません。また、短時間での施術となるので、要望を聞く以外はお客様と会話しなくていいのも特徴。お客様側にも、人見知りだから美容師や理容師と話したくないという理由で1,000円カットを利用する人もいるようです。
 

1,000円カットで働くデメリット

就業時間の少なさや手荒れ・腰痛改善など、色々なメリットを挙げてきましたが、1,000円カットならではのデメリットもあります。それは、カットの仕上がりに対するクレーム。「こんなに短くなるとは思っていなかった」「思い通りの髪型になっていない」「頼んだ髪型と違う髪型になっている」など、仕上がりに不満を持つお客様が多いようです。
 
カット時間に10分以上がかかっても追加料金などは発生しないので、お客様の要望に合わせてカットし直していると必要以上の時間がかかり、自分の売り上げにも影響します。カット後のクレームをなくすためには、事前にお客様の要望を明確にしておくことが大切。カウンセリングをしっかり行ってからカットを始めてみましょう。
 

クレームを未然に防ぐカウンセリングの方法

刈り上げる? 刈り上げない?

1,000円カットの利用者の大半が男性なので、刈り上げの要望も多くあります。反対に刈り上げはせずになるべく短くして欲しいというお客様もいるので、「全体的に短めで」と言われたときは刈り上げしても良いのかどうかを確認しておきましょう。刈り上げOKの場合は、どの程度まで刈り上げたいのかを聞くのもポイント。「何ミリにしますか?」と聞いて、お客様がすぐに答えられない場合はヘアスタイルBOOKなどを見本にして、お客様のイメージを聞いてみましょう。

どのぐらいの長さ? どのぐらいのボリューム?

カウンセリングのときに「毛先を切り揃える感じで」と要望があってカットしたら、「思ったよりも短くカットされてしまった!」とクレームを受ける場合も。これはお客様と担当者の「毛先を切り揃える」というイメージが一緒ではなかったので起きてしまったクレームですね。トラブルを防ぐには、「それでは何センチぐらい、カットしますね」「肩の高さに合わせたカットでよろしいですか?」などカットの前に確認しておくのが良いでしょう。
 
また、前髪や襟足・耳周りの仕上がりはクレームが発生しやすい部分なので、「耳は出しますか?」「前髪は眉より上でカットしても大丈夫ですか?」という風に聞いてみましょう。“はい”か“いいえ”で答えられるように聞けば、お客様も答えやすいです。
 

1,000円カットに勤務する美容師の給料事情

通常の美容室で働く美容師と1,000円カットで働く美容師の収入に違いはあるのでしょうか。通常の美容室でカットと共にカラーやパーマなどを行った場合、お客様1人あたりの単価は1万円前後と考えられます。美容師個人で考えると、技術を付けて指名をもらえるようになると、「指名料」のような手当の支給を受けられるケースもありますよね。
 
かたや1,000円カットの場合はどうでしょうか。通常の美容室とは異なり多くのお店ではカットのみの取り扱いで、カラーやパーマのサービスは行っていないケースがほとんど。また基本的にスタイリストの指名は受付ておらず、「指名料」が発生することもありません。そのため客単価は税抜き1,000円が基本。通常の美容室と1,000円カットを比べてみると、イメージ的には1,000円カットの方が売上が低く、収入も少ないように感じられます。
 
しかし1,000円カットの求人情報を見てみると、月額給与が25万円以上の求人を多く目にします。なかには30万円以上の給与が支給されているケースも。美容師の平均月収は25万円以下とされていますから、収入面では1,000円カット勤務の美容師の方が恵まれていると言えるかも。
 
通常の美容室はカットの平均単価がおよそ3,500円程とされていますが、カットのみの場合でも施術時間は1時間程かかるケースもあります。これに対して1,000円カットは回転率が重要視されていて、お客様1人あたりの施術時間は10分程。すると1時間当たり6,000円程の売上が想定できますね。もちろん店舗ごとに違いはありますが、高い回転率でお客様に施術を行う1,000円カットの方が、多くの売り上げを期待できることが分かります。これが両者の収入に違いが出る要因のひとつかもしれません。

1,000円カットで働こうとする場合の採用条件とは

1,000円カットの求人情報を見てみると、未経験からの応募を受付ている大手のチェーン店もあり、研修制度も充実しているようです。しかし基本的には美容師としての勤務経験があることが採用条件となっているケースがほとんど。お店によっては面接時にカットチェックなどの技術試験が実施されているケースもあります。短い時間でお客様の求めるヘアスタイルを実現するためにも、求められる技術力は高水準になるのでしょう。
 


1,000円カットは普通のヘアサロンとは様々な点で異なっていて、お客様だけでなく、働く側にとっても多くのメリットやデメリットがあります。現在
1,000円カットは手軽に行くことができると人気を集めており、それに伴い求人も増加中です。気になった方は、ぜひ求人をチェックしてみてください。

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