美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.03.04

作成:2017.04.19

美容師

美容師の男女比と給与について

預金通帳と電卓
 

一見華やかに見える美容師という職業ですが、「給与が低い」や「男性は長く働きにくい」といったイメージも少なからずあるようです。そんなイメージをお持ちの方の中でも特に、これから美容師を目指す方は気になるであろう男女比や給与についてご紹介していきます。

男女比はあるの?

青と赤のピン
 

メディア等ではカリスマ美容師や美容院のオーナーと言えば、男性を目にする事も多く、「意外と男性の美容師も多いのかな?」と思うかもしれません。しかし実際には女性美容師の方が多く、平成27年度の専門学校入学者数を調べてみると、男女比は26:74と7割近くが女性である事がわかりました。

 

この男女比の理由としては、実際に指名客を獲得するまではアシスタントとして働き、お給料も基本給のみでとても多いとは言えないので、男性の美容師が少ない理由はここにあるかもしれません。

 

さらに、美容師として働くには美容師免許も必要になりますので、専門学校や通信制の学校で技術や知識を学び、学費がかかることになるので美容師という選択肢が次第に減少するのでしょう。

美容師の給与って実際はどうなの?

美容師の給与が低いと感じる原因は、初任給の低さが挙げられます。美容師は専門学校などを卒業してから初めて就職した場合、アシスタントとしてシャンプーやカラーリング、サロン内清掃や業務アシスタントとして働きます。さらには残業や練習もあるので時給に換算すると最低賃金より低く感じる事もあるかもしれません。

 

しかし、それはアシスタントと呼ばれる時期の話で、実際に一人で施術をし、指名をもらえるようになってくれば、基本給に歩合が付き収入が増えていきます。大きな美容室で人気も実力も備えていれば月収50万円以上になる人もいるようです。

 

さらに経営者になり、何店舗も経営するようなオーナーの中には年収数千万円!という人もいるようなので、実力や手腕さえあれば普通の企業に勤めるより高給取りになる事も夢ではありません。しかし現実的に考えると、たくさん指名をもらえるだけの技術やセンスを磨き、指名を取った事による歩合で少しでも多く稼ぐよう努力する方が、美容師として収入アップへの近道でしょう。

どのような美容師を目指すか考えよう

右肩上がりの線グラフ
 

上記のように、たくさん指名を取って歩合も追加されれば、どんどん収入は上がっていくでしょう。またオーナーになったり、開業して少人数でお店を経営していくのも1つの方法です。美容室に就職して独立・開業支援をしているサロンもあるので、そういった所へ就職して独立準備をしていくのも良いでしょう。

 

さらに、一言で美容師と言っても普通に美容室で勤務するだけが仕事ではありません。フリーの美容師として、ブライダルサロンや芸能人のヘアメイクアーティストになり、技術が認められ人気が出ると依頼が増え、年収も格段にアップします。

 

地道に学んだ技術は力となり、のちに美容師として武器になります。最初の収入は不安定かもしれないけど、自分に合った働き方を選んで徐々にキャリアアップを目指すのも良いでしょう。

Author:美プロ編集部

この記事に関連するキーワード

関連求人を探す

expand_less