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2016年4月28日更新

リフレクソロジスト

長い歴史をもつフットリフレクソロジーと、世界各国異なる施術方法を知ろう!


 
みなさんは、サロンなどで「フットリフレクソロジー」というサービスをやってもらったり、見かけたりしたことはありませんか? 足の裏には体の各器官とつながる末梢神経が集中している場所「反射区」というものがあり、ここに刺激を与えることで体の特定部分が作用し、疲れやだるさ、むくみなどを解消してくれる健康療法がフットリフレクソロジー。足つぼより少ない痛みで効果を感じることができるので、注目を集めています。
 
サロンによってフットリフレクソロジーは、中国式、タイ式、英国式…という風に○○式と表現されていることも。しかし、どの施術方法にどのような効果があるのか、一見すると分かりにくいですよね。それぞれの方式が、どのような歴史から生まれて、どのような施術方法なのか、今回はフットリフレソロジーの歴史と施術方法について見ていきましょう。

リフレクソロジーはどうやって生まれたの?

リフレクソロジーの起源は、とんでもなく昔…?

フットリフレクソロジーの起源として一番古いものは、なんと紀元前2500年頃前の古代エジプトの壁画だと言われており、お互いの手や足を触っている絵が描かれています。また、物理的な刺激を施し、その反射原理を利用して治療をする方法をまとめた「黄帝内経」という中国の医学書を起源とする説も。ネイティブアメリカンの間では、足に刺激を与えることで、刺激した部位と体の器官とに関連性があるということが古くから伝えられていたようです。
 

リフレクソロジーをはじめて研究した人って?

リフレクソロジーをはじめて研究したのは、アメリカ人の耳鼻咽喉科医ウィリアム・フィッツジェラルド博士だと言われています。19世紀のアメリカで、手術中の患者の奇妙な動作を目にしたフィッツジェラルド博士。この経験から、手足を何かに押し付けることで痛みが減るのではないかと推測し、医学的な観点から研究を進めて足の反射区が痛みの緩和に効果のある療法だということを発見しました。当時の研究は、「ゾーン・セラピー(区帯療法)」という本にまとめられています。

現代のリフレクソロジーへの道

20世紀に入り、フィッツジェラルド博士の研究をさらに発展させ、現在の基礎を作り上げたのは「リフレクソロジーの母」と呼ばれるユーニス・イングハム女史です。イングハム女史は「ゾーン・セラピー」の内容をさらに発展させ、「フットチャート(足裏の反射区図)」を作成。リフレクソロジーのサロンなどでよく見る図は彼女が作り上げたものです。
 

英国式と呼ばれているけど実は日本式?

現在の日本で英国式と呼ばれているリフレクソロジーの多くは、イギリスでの経験を生かした日本人リフレクソロジストが発展させたもの。イギリスの看護師ルネ・ターナー氏の活動によって普及されたものが主になっており、ホスピスにおける緩和ケアと患者ためのスキルを一般のリラクゼーションに活用したのです。そのため、日本で英国式と呼ばれるリフレクソロジーを、ボランティアのために取得する人も多くなっているようです。

リラックスの西洋式と、予防医学の東洋式

リレクソロジーは長い間、様々なところで取り入れられてきましたが、地域によって施術方法や感じ方にも違いが。大まかに分けると「西洋式」と「東洋式」の2つに分けられる形になっています。
 
西洋式はゆったりとマッサージすることによって、ストレスを軽減したり深いリラクゼーション効果を与えてくれるので、リラックスや癒し効果を求める人向け。東洋式は、指の腹や関節を使って足裏の反射区を刺激したり、足指全体をもみほぐすことで、身体の老廃物を出していくのが特徴。リラクゼーションというよりは予防医学という側面が強く、身体の状態や人によっては強い痛みを感じるので、痛いのが苦手な人は西洋式がオススメですよ。
 

○○式を詳しく紹介!

リレクソロジーは主に西洋式、東洋式の2つに分けられますが、ここからさらに細かく分類することも出来るのです。サロンではこちらの分類で区別されていることが多いので、細かな分類の方式も見ていきましょう。

中国式

東洋式の代表格で、予防医学として捉えられている施術方法。台湾式と呼ばれるものも分類は中国式と同じで、指の腹や関節を用いて施術が行われるものです。最初は激痛から声をあげる人も多いのですが、慣れや体質改善によって痛みは和らいでくるとのこと。中国式リフレクソロジーを受けようと思っている人は、我慢が体質改善につながると信じて耐えましょう。

タイ式

刺激は東洋式と西洋式のちょうど中間ぐらい。専用の長い棒やオイル・クリームを使用しつつ、足裏からひざ下までをきめ細かくマッサージ。血流やリンパの流れを促すことで、人間に備わっている自然治癒力を活発にさせるという考え方を基本としています。

ドイツ式

強い痛みは与えず、リラックスした状態であることを大切にするドイツ式。足の反射区を刺激することで内臓器官の代謝を促すという考えのもと施術が行われています。さまざまなテクニックを用いてマッサージをしてくれるので、ストレスを解消したい人などにオススメですよ。

英国式

ドイツ式などを含めた西洋式に、日本でアレンジを加えたものを英国式と呼びます。ドイツ式と同様リラックス重視で、足だけでなく肩や首、手などにある反射区も刺激することが特徴。英国式リフレクソロジーを取り入れたサロンでは、アロマやヒーリングミュージックを用いることも多いようです。
 


 
 
リフレクソロジーの歴史といろんな種類の方式を紹介しました。同じリフレクソロジーでも、西洋式と東洋式では施術方法や目的が大きく異なってくるので、リフレクソロジーの資格をとりたいと考えている方はきちんと区別してチャレンジしてみましょう。

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