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作成:2017.05.26

特集

仕事では半数以上の人が「守り」派! 「攻め」に転じるためのやりくり仕事術

「社会人の働き方・生き方」を考えるラジオ番組『Skyrocket Company』(TOKYO FM系)では、5月22日に「あなたは今、仕事で『攻めて』いる? 『守って』いる?」というアンケート結果が発表されました。この質問に35.7%の人が「攻めている」、64.3%の人が「守っている」と回答。半数以上の人が自分は仕事で「守っている」と感じているようですが、あなたは今仕事で「攻めて」いますか? それとも「守って」いますか?

オフェンスVSディフェンスの闘いはディフェンスの勝利

番組内では両者の意見をそれぞれ紹介。「攻めている」派の意見では、「まわりに認められるチャンスだと思って、とにかくどんどん仕事を終わらせるように努力しています」「飲料をお客様宅に配達する仕事なのですが、ここ最近の暑さで水や麦茶などの注文が多く、ガンガン攻めの配達をしています。ただ、決戦は夏場なので、今は前哨戦みたいな感じでしょうか」などの意見が。
 
対して半数以上を占める「守っている」派の意見では、「攻めていたいけどなかなか攻められないビビりです。仕事然り、家庭然り」「攻めの姿勢で行っていたら、地味に傷つくダメ出しをされて、今はちょっとしたことでも壊れそうなくらいデリケートな状態です。バランスを取るために、今は鉄壁の防御で耐えてます」など、失敗したくないという気持ちが強い様子。中には「私の仕事は運送業なので、攻めることが許されません。だから常に守りですね!」と、職業柄守りに徹しているという人の意見も紹介されていました。
 
ちなみに男女別の結果では、「攻めている」と回答した男性が40.9%もいるのに対して女性は25.8%。女性の方が“傷つきたくない”“失敗したくない”と感じやすいのかもしれませんね。

「守り」→「攻め」→「守り」の無限ループ

仕事に関しては「攻めている」派が劣勢の結果になりましたが、ビジネスの世界での「攻め」とは仕事に変化をもらたす姿勢のことです。例えば自分の成績を上げるためにスキルを磨いたり、売り上げアップに貢献できる新商品を企画したり、業務を効率化させるアイデアを出すなど。一方で「守り」の仕事とは業務をこれまでと同じ方法でそつなくこなすことと言えます。
 
一見「攻め」と「守り」は反対の事柄のように見えますが、実は「攻め」と「守り」は表裏一体。攻めるポイントはただ頭で考えただけでは発見できません。日々の「守り」の仕事をしっかりとこなすことで、“どこを”“どのように”“いつ”改善すれば良いかが発見しやすくなるので、その部分を集中的に「攻め」てみましょう。
 
そして「攻め」が成功したら、その行動を「守り」として定着させることで効果がハッキリとします。そのため、大切なのは「攻め」→「守り」→「攻め」→「守り」を繰り返すこと。自分が「守っている」ということに関してネガティブなイメージを持っている人は、「今は『攻め』るための準備運動をしているんだ」とポジティブな気持ちに切り替えると、仕事がラクになって「攻め」やすくなるかもしれませんよ。
 
画像出典:Anssi Koskinen / solitude (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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