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2020.02.03

特集

初詣!いつまでにどこに行く?意外と知らない参拝ルールやご利益


 

古くから続く日本の文化、初詣。「今年一年もよろしくお願いします!」と神様に挨拶をしに行く大切なイベントですが、一体どれくらいの人が初詣を行っているのでしょうか?また、初詣をする神社・お寺を選ぶポイントとは何なのでしょうか?

 

今回は美プロ内で実施したアンケート結果を元に、今の初詣の実態を見ていきましょう!

 

INDEX
■初詣に行く人の割合は?
■初詣の回数、決まりはあるの?
■初詣に行く場所、決め手は近さ?ご利益?
■ご利益によって異なる神社選び
■九州で根付く「三社参り」
■正しい参拝方法

初詣に行く人の割合は、なんと98.5%!

2020年の年始におこなった「今年、初詣には行きましたか?」というアンケートによると、なんと98.5%の人が「はい」という回答。どれだけネット社会になっても、やはり伝統的な文化を大切にするのが日本人の心なのですね。

 

 

ほとんどの人が行っていると言っても過言ではない初詣。一年の感謝を捧げたり、新しい年の無事を祈願したりと、お正月にきちんと済ませておきたい行事ですよね。

 

参拝をした後のおみくじも楽しみのひとつではないでしょうか。昨年のおみくじと比べて今年はどんなものか気になりますよね。「大吉」が出ればそれだけでも1年間頑張れるという気持ちになるという人も多いのではないでしょうか?私たち日本人にとっておみくじは、心の支えでもあり1年間無事に過ごすための戒めでもあり、大きな存在となっているのでしょう。

初詣の回数、決まりはあるの?

「初詣」という文字には「」という漢字が入っているので、最初の1回だけが初詣だと思っている人も多いはず。ですが、その年の松の内(関東では一般的に1月7日まで)に参拝することを初詣と呼ぶため、その期間なら何度行っても「初詣」と言うのです。

 

1回だけ行くのが正しい、多ければ多いほど良いといった決まりごとは特にないので、外出先に神社があれば回数にはこだわらず参拝をしてみてはいかがでしょう。もちろん、初詣で赴く神社やお寺に決まりはなく自由に選べるので、今の自分に合った神社を選ぶと良いでしょう。

 

アンケートで「今年、初詣に何回行きましたか?」という質問を行いましたが、「1回」と答えた人が6割以上とやや多めでした。ですが、2回や3回行っている人もいるようですよ。家族や友人、恋人などと一緒に初詣に行き、年始に会社に出社したら社員みんなで初詣という会社もあるかもしれませんね。そうすれば、初詣は1回では済まないですよね。

 

松の内に参拝する事を「初詣」と言い、このことも踏まえてまた来年のお正月を楽しみにしてみてはいかがでしょうか。

 

初詣に行く場所、決め手は近さ?ご利益?

同じく美プロ内で行った「初詣に行く神社(寺)を選ぶ1番の理由は何ですか?」というアンケート結果では、「自宅から近い」という理由で初詣に行く場所を選んでいる人が最も多くみられました。次いで多かった回答が「毎年決まっている神社(寺)がある」というもの。

 

また、お正月は実家で家族とゆっくり過ごす人も多く、自分が生まれ育った地にある神社にお参りにいくという人も多いのではないでしょうか。その他にも、どんな事が決め手となって神社を選んでいるのかを見ていきましょう。

 

 

【結果詳細】

自宅から近い(38.0%)、

毎年決まっている神社(寺)がある(29.9%)、

人気が高い(12.4%)、

ご利益が有名(8.0%)、

帰省先の実家から近い(6.6%)、

交通の便が良い(2.2%)、

空いていて穴場(1.5%)、

その他(1.5%)

 

1年の始まりにとっても大切な初詣。ご利益が異なる神社があるからこそ、しっかり選んで行きたいところですよね。初詣をする時期は参拝客で混みあうこともあり、空いている神社を選ぶという人もいるようです。人気の神社では、参拝するだけで2時間待ちというところも多くあります。

 

並んででも参拝したい!と思えるくらい自分にとってご利益があった神社に出会えれば、しばらく同じ神社で初詣をするようになるかもしれませんね。

 

どちらにせよ、きちんと参拝作法を守って、神様の前で一年の感謝を捧げ飛躍の年となるように祈願したいところですね。

ご利益によって異なる神社選び


 

自宅から近い神社に初詣で訪れる人が多いようでしたが、神社によって実は全く異なる「ご利益」があるのはご存知かと思います。学業成就のご利益がある神社や縁結びなど多岐にわたりますが、その時に起こっている事を祈願しに遠いところにある神社でも足を運ぶ人も多いのではないでしょうか。

 

家から少し離れている場所であれば旅行も兼ねて訪れる人も多く、今ではご利益から神社を探せたり遠いところの神社に参拝できるツアーが組まれていたり、日本全国の神社が注目されている時代なのかもしれませんね。

学業成就


 

高校受験や大学受験など多くの人が合格祈願に訪れる天神・天満宮。学問の神様として知られるすべての天満宮では、菅原道真公をご祭伸としています。「日本三大天神」と言われる程ご利益がある天満宮が存在し、若くして試験に合格し一流の学者、政治家、文人として活躍された秀才・菅原道真公を日本の人々は天神さまとして親しんでいるのですね。

■大宰府天満宮【福岡県】

天神さま・菅原道真公の御墓所の上に社殿を作り上げた太宰府天満宮。御神霊を永久に祀り学問の神様として、日本全国から年間約1000万人の参拝者が訪れます。

⇒大宰府天満宮 公式HP

■北野天満宮【京都府】

天神信仰の発祥の地であり全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社、北野天満宮。人々からは親しみを込めて「北野の天神さん」、「北野さん」と呼ばれています。
⇒北野天満宮 公式HP

■荏柄天神社【神奈川県】

福岡の太宰府天満宮、京都の北野天満宮と共に「三古天神社」と称される荏柄天神社。関東を中心に各地に分社をもち、学問の神、正直者、努力を重ねるものを助ける神として年間多くの参拝者が訪れます。
⇒荏柄天神社 公式HP

縁結び


 

恋愛成就をはじめ、仕事や友人、家族などよい縁に巡り合いたいと祈願に訪れる縁結び神社。日本全国に縁結びのご利益があると言われる神社は数多くありますが、その中でも素戔嗚尊を祀っている出雲大社は一度は訪れてみたい人気の神社ですよね。縁結びと言えば…、水には女性の神様がいると言われており、「訪れたカップルに嫉妬して別れさせちゃう」という風に言い伝えられ、「水の近くにある縁結び神社にはいかない!」と言う人もいるそうです。

■出雲大社【島根県】

毎年旧暦の10月には「神議り」のため一部の神を除いた全国各地の神様が出雲大社に集まります。神議りが行われる出雲の地域では10月を「神在月」と呼び、全国各地では「神無月」と呼んでいます。パワースポットとして名高い八雲山のパワーが流れ込む場所とも言われています。出雲大社では「二礼四拍手一礼」と参拝の作法が異なるので気を付けてくださいね。

⇒出雲大社 公式HP

■八坂神社【京都府】

「祇園さん」の呼び名で親しまれている八坂神社。日本だけでなく海外からも多くの観光客が訪れる観光地としても知られています。全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祀る約2,300の神社の総本社です。

⇒八坂神社 公式HP

■東京大神宮【東京都】

伊勢神宮の遥拝所として創建された東京大神宮。「東京のお伊勢さん」と呼ばれており、恋愛成就のパワースポットとして人気を集めています。縁結びのお守りの種類も40種類以上と豊富にあり、「縁結びみくじ」や「恋みくじ」などもふんわりと花の香りを漂わせるなどこだわって作られています。

⇒東京大神宮 公式HP

厄除け


 

厄除けや厄払いをしに初詣とかねて神社やお寺に参拝しに行く人も多いでしょう。厄除けや厄払いにご利益があるといわれている神社には心が洗われる絶景を眺める事ができたりパワースポットとして全国から参拝客が訪れます。自分の身に不運ばかり続くとどうしても気になってしまうものですが、そんな時は厄払いに行ってみるのも良いかもしれませんね。

■惣宗寺(佐野厄よけ大師)【栃木県】

関東地方のテレビCMでもおなじみの「佐野厄よけ大師」。お正月の時に時期になると全国から多くの人が参拝に訪れ、青柳大師、川越大師と共に先代住職が「三大師」を提唱したことから「関東の三大師」のひとつとされています。

⇒惣宗寺(佐野厄よけ大師) 公式HP

■寒川神社【神奈川県】

全国唯一の八方除の守護神として約1600年の歴史を持つ「寒川神社」。すべての悪事災難をとり除き、福徳開運を招き入れてくれると言われています。寒川比古命と寒川比女命を祀り寒川大明神と奉称しています。

⇒寒川神社 公式HP

■大國魂神社【東京都】

大國魂大神を武蔵国の守り神としてお祀りした「大國魂神社」。福神又は縁結び、厄除け・厄払いの神様として親しまれ、関東三大奇祭の一つである「くらやみ祭り」は毎年4/30~5/6にかけて行われています。深夜に町中の灯を消して闇の中、神輿渡御が行われたため、くらやみ祭りと呼ばれています。

⇒大國魂神社 公式HP

商売繁盛


 

飛躍の年にするためにも初詣は大切な行事ですよね。仕事運をアップさせたい人や、商売をしている人にとっては商売繁盛が一番の願いでもあります。新たな気持ちを胸に、昨年の御礼と今年の繁栄をきちんと祈願しましょう。普段購入するお守りとは少し雰囲気も変わり、縁起物の熊手が数多く取り揃えられて、まさに商売繁盛を祈願するにはもってこいのにぎわいを感じられます。

■神田神社(神田明神)【東京都】

縁結びの神様(大己貴命、だいこく様)、商売繁昌の神様(少彦名命、えびす様)、除災厄除の神様(平将門命、まさかど様)を御祭神とし「明神さま」の名で親しまれています。えびす様のご神徳をいただき、商売繁昌御神札は経営者の方々が必ずと言って良いほど購入していくそうですよ。

⇒神田神社(神田明神) 公式HP

■伏見稲荷大社【京都府】

もっとも身近な神社といえるのが「お稲荷さん」。全国に30,000社あると言われている稲荷神社の総本宮が「伏見稲荷大社」です。商売繁昌、五穀豊穣、家内安全、諸願成就の神様として老若男女を問わず親しまれています。また、伏見稲荷大社と言えば奉納された沢山の鳥居「千本鳥居」ですよね。

⇒伏見稲荷大社 公式HP

■鷲神社【東京都】

「おとりさま」の通称でも親しまれている「鷲神社」では、例年11月の酉の日に関東三大酉の市のひとつで日本最大の酉の市「浅草酉の市」が行われます。鷲神社の熊手御守は開運・商売繁昌のお守りとして「酉の市」のみに授与されます。

⇒鷲神社 公式HP

九州で根付く「三社参り」


 

関東や関西では聞きなれない言葉ですが、九州には古くから「三社参り」という文化があります。九州と中国地方の一部の地域に根付く文化で、「お正月の初詣には必ず3つの神社を参拝する」というもの。

 

家族で代々参拝し、家族を守ってくれている「氏神様」、生まれ育った場所の神である「産土神様」、そして今自分が住んでいる地域を守る神様である「鎮守神様」の3か所に行くのが基本ですが、今は自宅の近くにある神社3つに参拝する方も多くなっています。

 

この参拝方法に似た風習がさまざまな地域でもあるようです。たとえば、関東では秩父三宮参り寶登山神社三峯神社秩父神社を巡る参拝、箱根三社参りでは、箱根元宮九頭龍神社箱根神社を巡る参拝など日本各地に古い歴史を持っている巡拝ルートが残されているのです。

正しい参拝方法を身に付け、素敵な1年の幕開けを


 

新しい年の幕開けに神様に挨拶をしに行くのですから、せっかくなら礼儀正しく参拝したいですよね。初詣に関わらず、神社・お寺への参拝にも作法とマナーがあるので、それらもしっかり身に付けておきたいですね。

 

参拝する神社・お寺によって作法が異なりますので、事前に調べていくか神社の境内に書かれている注意事項などを読んでみるのも良いでしょう。ここでは、一般的な作法やバナーをご紹介します。

参拝の手順と作法

参拝する時の手順としては、まず神社・お寺に赴いた時には「一礼」してから鳥居をくぐります。鳥居をくぐったところから「神域」とされており、目上の方のお宅を訪問するような気持ちで鳥居をくぐりましょう。

 

そして、本殿で参拝する前に「手水舎」の水で心身を清めます。手水では手を洗い、口をすすぐ事で禊を意味した儀式となるのです。

【手水の作法】

1.右手で柄杓を持って水を汲み、少量の水を左手にかけて清めます。

2.左手に柄杓を持ちかえて、少量の水を右手にかけて清めます。

3.再び右手に柄杓を持ちかえて、左手で少量の水を受けて口元に運びます。

4.口をすすいだら、水を受けた左手を改めて清めます。

5.柄杓を立てるようにして、残りの水を使い柄杓の柄を洗い流します。

この一連の作法は、最初に柄杓で汲んだ水だけで行います。くれぐれも、何度も汲み直すような事にならないように配分に気を付けて両手と口、柄杓の柄を洗い流すようにしましょう。

 

手水舎で身も心も清めたら、一度心を整えて本殿へと進みます。本殿に到着したら、参拝する人の列に並びます。初詣の時期にはたくさんの人が訪れますが、順番が来たら速やかに御神前に進み姿勢を正します。神社で参拝する場合とお寺で参拝する場合で、参拝の作法が異なりますので、両方あわせて確認しておきましょう。

【神社での参拝作法】

1.御神前へ進みお賽銭箱の前に立ち、会釈します。それからお賽銭を入れます。

2.<二拝>2回深いお辞儀をします。(腰を90度に折るのが正しい)

3.<二拍手>胸の高さで両手を合わせ、右手の指先を少し下にずらしてから2回拍手を打ちます。

4.両手を合わせたまま、目を閉じて祈願します。祈り終えたら、ずらした右手の指先をきちんと揃え直します。

5.<一拝>両手をおろし、1回深いお辞儀をします。

【寺院での参拝作法】

1.御神前へ進みお賽銭箱の前に立ち、会釈します。それからお賽銭を入れます。

2.<一礼>合唱しながら、1回お辞儀をします。(腰を30~45度に折るのが正しい)

3.親指と人差指、中指の三本でお香をつまみ、左手を軽く添え額の前に掲げてから香炉に落とします。(回数は宗派により異なるので、わからなければ1回で良い)

4.胸の高さで両手を合わせ、目を閉じて祈願します。

5.<一礼>両手をおろし、1回深いお辞儀をします。

気を付けたいマナー

神社・お寺に初詣にいく際には、手水や参拝の作法の他に気を付けたいマナーがあります。知らずにとった行動がマナー違反だったなんて事もあるかと思います。ここでいくつか注意すべき点をご紹介しますので確認してみてくださいね。

■服装について

・社殿の中で参拝する人はスーツにネクタイなどフォーマルな服装が良い。

・露出度が高いものやド派手なものは控えましょう。

・汚れている服や豪華な毛皮のコートは向いていません。

■鳥居をくぐる時

・一礼してから境内に入り、出る時は社殿の方に向き直って一礼する。

■参道の歩き方

・参道の中央は神様が通る道なので、端を歩くようにする。

■手水をとる時

・柄杓に直接口をつけない。

■参拝する時

・御神前の前では礼節を持って話す。

・参拝をきちんとしてから御朱印やお守り、おみくじをおこなう。

 

いかがでしょうか。この中でひとつでも当てはまる事があれば直しておくと良いですよ。日本人だからこそ伝統的な文化を大切にし、礼儀正しく参拝をしていきましょう。