美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.08

作成:2016.04.30

美容師

美容師が独立開業するための第一歩! サロンの「核」コンセプトを決めよう!


 

いざ、独立して開業しよう! という時、何を指針にして物事を決めていくかが重要です。こうしたい、ああしたい、という夢や理想を、現実のものとして実行するために必要なのが「コンセプト」。コンセプトをしっかりと固めることで、方向性を見失わずにサロンの開業まで辿り着くことができます。

 

しかし、コンセプトを決めるというと少し漠然としていて、何から決めていけばいいのか分からないですよね。コンセプトについてもう少し掘り下げていきましょう。

コンセプトって何?

サロンに関するすべてのことを決めるときの「核」になるものがコンセプトです。なので、「黒を中心にロックっぽい感じにしたい」「木やブラウンを中心に親子向けのサロンにしたい」だけでは、核としては弱すぎて、開業準備中や開業後に行き詰ってしまいます。

 

サロンのイメージはもちろんですが、客層、場所、メニューまでを考え、具体的な事を決めることが大切です。開業準備を進めている中で、やっぱりここを変えたい、あれも変えたい、なんて大惨事にならないためにも、後悔のないようにコンセプトを固めておきましょう。

 

コンセプトは分けて考えることが成功への道!

コンセプトを決める際は、いくつかに分けて決めていくと、自分の中でややこしくならずに決めることが出来ますよ。具体的なことまで決めることで、開業準備の際にとても動きやすくなるので、じっくりと考えて固めていきましょう。

なぜサロンをオープンさせるのか

まず大切なのは開業理由・目的です。自分が何をしたくてサロンをオープンしたいのか、じっくりと見つめ直す中で、自分が本当にやりたいことが見つかるはずです。開業理由・目的はコンセプトの中でも中心となる部分なので、一番はじめに決めておきましょう。

ターゲットを決める

どういうお客様に来てほしいのかということも大切です。サロンのターゲットが決まれば、それにあわせてサロンの場所や内装・外装、メニューなどを決める手がかりになります。サロンを「地域の人が集まるサロンにしたい」のなら、地域のどんな人に来てほしいのかを考えていきましょう。家族連れなのか、若い女性なのか、男性なのかで、出店場所や内装、メニューは大きく変わってきますよね。

開業目的を達成するための一工夫

開業目的を達成できるようなサロンを作るにはどうしたらいいのかも具体的に考えます。

 

地域の人、特に親子連れが集まるサロンを開きたいなら、サロンにカフェを併設したり、月に何回かサロンを会場にして無料イベントを開催したり、託児スペースを作るというような案が出てきますよね。このように、目標達成のための具体的な仕組みや工夫を考えていきましょう。

サロンについての具体的な詳細

上部で紹介したことを考えた上で、実際に場所はどの辺りにするのか、内装や外装、メニューについても考えていきましょう。

 

具体的な店舗に関しての詳細については、サロン開業の為に準備する中で変わってしまうこともありますが、ある程度目処を立てておくことで先のことを予想しやすくなり、早め早めに動けるようになります。ここだけは譲れないという部分を作り、それを軸にして変更を加えていくようにするのがオススメですよ。

コンセプト作りはいつから始めたらいいの?

コンセプトは、サロンの核。この核は、独立を考え始めたのなら、なるべく早く考えていきましょう。早い段階で自分の作りたいお店を考えてコンセプトを固めておくと、開業準備もスムーズに進められます。考えることは、立場に関わらず誰でも出来ること。自分の中で“独立”の二文字が浮かんだその時が、コンセプトを考え始める瞬間です。

 


 

開業準備が始まった際に、コンセプト自体をきちんと決め切れていないと、大きな失敗に繋がりやすくなります。サロンの開業・運営を成功させるためにも、たくさん悩み、たくさん考えながらコンセプトを固めていきましょう。

Author:美プロ編集部

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