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2016年5月13日更新

エステティシャン

医療と関わるエステの形! ソシオエステと医療エステ


世の女性たちの「美しくなりたい」という願望に応えるエステですが、実は医療と関わる種類があることを知っていますか? それは「ソシオエステ」と呼ばれる社会的に弱い立場に置かれた人へのエステと、「医療エステ(メディカルエステ)」という医師と提携して行われるエステの2種類です。
 
どちらもほかのエステとは大きく異なった特徴を持っていますが、クライアントの喜びを最優先にする点は同じ。ただ、通常のエステとは違い、ソシオエステにしかできないこと、医療エステにしかできないことがたくさんあります。

ソシオエステって何?

ソシオエステというのは高齢者の方や、何らかの身体的障害を持っているなどの理由で、社会的に弱い立場に置かれている方に向けたエステです。たとえば、怪我や病気で身体のどこかに損傷を負ってしまったり、ガンの治療中で脱毛などの副作用に悩まされていたりする人が、ソシオエステの施術対象になります。
 

ソシオエステではどんな施術をするの?

身体に損傷を負ってしまった人にメイクを施したり、高齢者の方にネイルを施してささやかなオシャレの願望を叶えてあげたりと、ソシオエステの方法は様々。また、フェイスケアやボディケア、マッサージといった身体的なアプローチによって、心身の苦痛を和らげるということも行われています。さらに、ガンと闘病中の患者さんに、かつらやメイクの指導をして、その戦いをサポートするということも!
 
そうした施術を通して、クライアントにリラクゼーション効果をもたらしたり、尊厳を取り戻す手助けをしたりするのが、ソシオエステ。クライアントを美しくするのが最終目標ではなく、より良い人生を送れるようにとQOL(生活の質)の向上を目的としていることがその特徴です。
 

ソシオエステティシャンになるには

ソシオエステを行うエステティシャンは、クライアントに対して精神的な支えとなり、家族のような信頼関係を築いていきます。それはとてもやりがいのある仕事で、誰かの人生の支えになりたいと考えている人にはうってつけの仕事と言えるでしょう。
 
それでは、この仕事に携わるにはどんな道があるのでしょうか? ソシオエステでは、エステティシャンが医療関係者とチームを組んで話し合いをしながら施術を進めます。そこでは医療系の知識や福祉についての理論を知っていなくてはならないため、ほかのエステに従事するよりも敷居の高い印象を受ける人がいるかもしれません。
 
しかし現在では、日本エステティック協会の開いている養成講座や、エステティシャンの専門学校でもソシオエステについて詳しく学ぶチャンスがあります。そこでしっかりと知識を身につけ、CODES-JAPONが認定するソシオエステティシャン資格などを取得すれば、医療施設や高齢者、障害者向けの福祉施設などで働く道が開けます。
 

医療エステとは

次に、医師と提携して医学的な観点からクライアントの美容を改善する医療エステについてもご紹介します。大きな特徴は、医療施設でしか使えない最新機器によって施術を受けられるということ。また、医師が監修した、信頼できる薬品が使われていることなどによる安心感も利点の一つでしょう。
 

医療エステではどんな施術を行うの?

それでは具体的に、医療エステではどんな施術が行われているのでしょうか? 施設によって使用される器具や薬品は異なりますが、たとえば高周波の超音波を用いて脂肪細胞を破壊する器具や、LED(発光ダイオード)を用いてアンチエイジング効果をもたらす器具、超音波によって霧状になった水で毛穴を綺麗にする器具などが導入されています。そうした医療器具によって、通常のエステサロンでは得られない痩身効果や美肌効果が得られるのが、医療エステの魅力です。
 

医療エステのメリット

エステサロンでは薬品の副作用が出たり、施術後の経過がよくなかったりと、予期せぬトラブルが発生するリスクも考えられます。医療エステの施設では、医師の監督のもと施術が行われる上、アフターケアも万全。その分サービス料金が高くなることもありますが、クライアントの受け取る安心感は段違いだと言えるでしょう。
 

医療エステで働くには

専門医と協力して施術を行う医療エステティシャン。その職に就くためには、医療系エステティシャン向けの学校で専門的な知識を身につけるのがオススメです。主な学校としては「メディカルエステ専門学校」があり、そこでは日本エステティック業協会(AEA)の発行するエステティシャン資格に向けての勉強ができる上、各種医療エステサロンへの進路も開かれています。
 


 
 
医療と結びついたエステの形である、ソシオエステと医療エステ。その職種ならではの特徴が分かっていただけたでしょうか? 専門知識が必要になってくる分敷居が高いとも言えますが、どちらもクライアントの人生を豊かにできる、やりがいに満ちた仕事です。よければあなたも勇気を持って、その世界に踏み出してみては?

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