美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.12.05

作成:2017.01.27

アイリスト

通信講座でアイリストは目指せるの?どんな事を学ぶのか


 

アイリストになるには、まつ毛の施術に必要な技術と知識を身につけなければなりません。近くにスクールが無かったり、スクールに通う時間が取れなかったり様々な理由があると思いますが、スクールの他に通信講座で勉強する方法があるのです。ですが、本当に通信講座での勉強だけでアイリストになれるのでしょうか。

アイリストになるための必須条件は?

まず、はじめにアイリストとしてサロンで施術を行うには、「美容師免許」が必要です。

 

近年まつ毛の施術に関するトラブルが相次いだことから、消費者庁喚起の元、業界全体で技術や知識の向上が急がれています。そのために十分な教育が必要なのは言うまでもありません。

 

アイリストになるためには、美容師免許があれば就職が可能ですが「JEA(日本アイリスト協会)」「JLA(日本まつげエクステンション協会)」など、民間で取得できる資格も数種類あります。

 

サロンに就職するのであれば、こうした資格を取得している方が有利となります。お客様へのアピールにもなりますが、なにより専門的な知識を身に付け、技術を持っているアイリストの方がお客様からの信頼も獲得出来るのです。

 

また、アイリストが施術を行うのは「目」の周りであり、技術や知識が不足していると、思いがけないトラブルを起こす場合もあります。安心して仕事をするためにも、資格取得を目指して勉強するべきでしょう。

通信講座で学べる基本的な内容


 

具体的に、通信講座ではどんなことが学べるのでしょうか。アイリストの通信講座は大きく分けて2つ存在します。自分や友人の施術を目標としたレベルのコースと、まつ毛エクステサロンで勤務している人向けのスキルアップを目指したコースがあります。

 

自分や友人への施術を目標としたレベルのコースでは、好きな場所やタイミングでエクステの手入れができるまつ毛エクステの習得を目指しています。講座の内容は、まつ毛エクステの技法・スタイル・デザインを学んで、エクステの基礎知識からツイーザーなど用具の使い方を確認。費用は、DVDとテキストだけなら1万円台、これに専用の道具や施術用のマネキンが付属しても5万円くらいです。DVDやテキストで学んだ内容を、マネキンを使って練習していき、受講期間は3カ月ほどです。

 

一方で、アイリストとして勤務しているスタッフがスキルアップを目指して受ける講座の内容は、カウンセリングから仕上げまでの流れをテキストで学習したり、衛生面や技術面、細かなコツも習得可能。ある講座では、10回ほどの添削指導と4回のチェックシートで技術の習熟度を確かめながら進めていきます。こちらのコースは1年ほどの受講期間を想定し、受講料は約8万円ほどです。

 

これらの通信講座では、受講後の試験に合格したり、レポート課題の提出などの条件を満たせばディプロマが発行されます。資格とは別種のものですが、実力のアピールにはひと役買ってくれるはずです。また、勉強に使うエクステなどの消耗品は開講しているスクールのネットショップで購入すると値引きが適用されるケースもあるので確認すると良いでしょう。

自宅学習で足りない所は「対面」で技術習得

プロのアイリストを目指しているのならば、対面での技術講習も受けておくべきでしょう。いくら教材があっても通信講座は基本、独学です。分からない時にすぐ確認できず、自己流で覚えてしまう恐れがあります。いざ就職しようとしても、技術や知識が通用しない事もあるかもしれません。それ以前にモチベーションが続かず、挫折してしまう可能性もあるようです。

 

対面での技術講習は、1日から数日で修了する短期集中講座を実施しているスクールもありますので、自身が必要とする技術講習を探してみましょう。

通信講座でアイリストとして有利な資格を取得しよう


 

アイリストの勉強は対面式のスクールに通うのが一般的で、サロンの中には採用後に通わせるところもあります。けれども、近くにスクールが無かったり、スクールに通える時間が確保できなかったりする場合もあるでしょう。

 

そんな時は、「通信講座」で技術と知識を身につける方法があります。プロのアイリストとしてさらなる活躍を目指すのなら、アイリスト向けの民間資格に対応している講座がおススメです。「まつ毛エクステンション技能検定」に対応している講座では、まつ毛エクステンションの歴史や目の構造などの理論を15万円程の学費で受講が可能です。

 

同講座の上級者向けのコースでは、26万円台の学費でデコレーション技術や、施術時間の短縮テクニックなど、実際にサロンで役立つ能力が身につきます。修了者が「アイデザイナー技能検定1級」を取得したケースも見られました。

 

さらに実践的な技術力を身につけるコースでは、デザイン力やスピーディーかつ確実な技術の習得を狙います。カウンセリングからクレーム対応まで、アイリストに必要な技能を幅広く学んでいきましょう。

 

ちなみに、日本まつ毛エクステンション認定機構が発行している「まつ毛エクステンション衛生管理士資格」では、オンライン講座を受ける事も出来ますのでチェックしてみてくださいね。

まとめ

まつ毛エクステ比較
 

いわゆるアイリストと呼ばれるプロのアイリストを目指すには、必ず美容師免許が必要になる事は大前提として下さい。

 

まつ毛の施術をするための勉強は通信講座でも可能ですが、サロンへ就職したり、お客様から信頼を得たりするには、時間と費用をかけることも大切です。プロのアイリストを目指すのであれば、対面で指導を受けながら技術や知識を身につけるのが望ましいでしょう。

Author:美プロ編集部

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