美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.07.07

作成:2017.07.05

ネイリスト

ネイルの「ファイリング」って何?

ファイリングっていったい何のこと?

「ファイリング」というと、多くの人が、「ファイルに閉じること」「書類を仕分けして、そしてそれを保管すること」を思い浮かべるのではないでしょうか。

確かにこれも間違った解釈ではありません。一般的にファイリングという場合は、こちらの意味のほうが強いと言えます。

下処理の道具

 

ネイル業界においてファイリングは、まったく違う意味です。

ここでいうファイリングとは、「特定の道具を利用して、爪の形や長さを調整する作業」を意味します。このときに使われる道具が「ネイルファイル」です。

ネイルアートを爪に施す準備段階にあたるファイリングは、美しいネイルをするのに必要不可欠な作業。

ほかにも、アートを爪に行う前には「バッフィング」という作業があります。爪の形を整えることを目的としたファイリングとは異なり、「表面を美しく磨き上げること」を目的としています。

ファイリングのやり方

ファイリングは、最終的にどのような形にしたいかによって手順が異なります。

たとえば、自然な丸みを持つ「ラウンド型」。これを作りたい場合は、ネイルファイルを45度の角度で爪にあててます。

長い爪

 

最初は爪の先端、その後にサイドを削っていきます。また、これはラウンド型に限ったことではありませんが、ネイルファイルは、「行ったり来たりさせること」はNG。一方の方向に削っていくのがポイントです。

四角い形を作る「スクウェア型」は、ネイルファイルを90度にあてれば、角度をつくりやすくなります。

角がほとんどなく、穏やかで柔らかい印象を作れる「オーバル型」の場合は、30度の角度で爪にあてていきます。

最初はなかなかうまく削ることができないかもしれませんが、回数を重ねるごとに、きれいに、効率よくファイリングしていけるようになるでしょう。爪のバランスを見ながら削っていくと良いですね。

マニキュア

 

美しい爪先を実現するためには、「下準備」としてファイリングが大事です。特に、自爪にネイルアートを施すためには、必須作業です。ファイリングをマスターして、きれいな爪をつくりましょう。

Author:美プロ編集部

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