美容スペシャリストな自分になるために

作成:2020.08.06

セラピスト

セラピスト必見!第一印象が大切、人に好まれるセラピストの髪型とは?


 

セラピストは、リラクゼーションサロンや温浴施設内のスパなどと活躍の場所はさまざま。タイ古式マッサージを行うサロンもあれば、福祉施設や治療院といった就職先もあります。

 

このように、働く場所がたくさんあるセラピストの髪型はどのようなスタイルが好まれるのでしょうか。お客様の身体に直接触り施術を行いますので、セラピスト自体の容姿も重要となってくるのです。「このセラピストには担当してもらいたくない!」などと思われないように、セラピストとしてふさわしい髪型にしておきましょう。

 

INDEX
■お客様が思うセラピストの髪型について
■ショートヘアはスタイリングが命
■ミディアムヘアは顔回りが命
■ロングヘアは清潔感が命
■セラピストの髪色について
■美容業界で働く人は清潔感を大切に

お客様が思うセラピストの髪型について


 

施術を受けるお客様は、無意識のうちに担当のセラピストを観察しているのではないでしょうか。もちろん、初めてサロンを訪れる際にはヒアリングを受ける事になるので、「この人が私の担当になるのだな…」と感じている事でしょう。

 

セラピストとしての技術を認めてもらうのはもちろんの事、人柄も気に入ってもらえれば次の予約に繋がります。「技術さえあれば、セラピストの容姿は何でも良い…」という人もいると思いますが、施術を受けている時にセラピストの容姿について気になってしまうようでは、十分に満足して受けられません。

 

ここでは、施術を受けるお客様がセラピストに感じやすい「髪型」に対する思考を見て行きましょう。ご自身の髪型チェックにも活用してみてくださいね。

 

  • 髪の毛を下していて、施術の度に身体に触れるから結んでほしい
  • カラーが抜けてしまっていて、茶色の髪が奇抜な印象に見えた
  • 髪の毛の傷みが激しくて、綺麗に見えなかった
  • 髪の毛は短いのだけれど、寝癖が直されていなくて清潔に見えなかった

ショートヘアはスタイリングが命


 

ショートヘアのような短い髪の毛は、無理して髪の毛を結ぶ必要はありません。施術中にうつむいても髪の毛が落ちてこなければ問題がないでしょう。

 

しかし、ショートヘアだからこそ毎朝の「スタイリング」が大切になってきます。短い髪の毛は、寝癖が付きやすく少年のように見えてしまう事もあります。髪の毛を短くしているから身だしなみはOKという風に履き違えないようにしてくださいね。

 

ヘアワックスやヘアクリームを使って、毛流れのあるスタイリングをすると大人っぽい女性を演出できますよ。目にかかるような長さの前髪が邪魔になる時には、ヘアピンでとめるなど工夫をすると清潔感も増す事でしょう。

ミディアムヘアは顔まわりが命


 

髪の毛が肩にかかるかかからないか位の長さだと、すべての髪の毛を結ぶのは難しいのですが、極力顔まわりの髪の毛はまとめておくようにしましょう。

 

また、ある程度結べる長さがあるのであればポニーテールシニヨンなどのヘアアレンジを楽しんでみても良いでしょう。セラピストはお客様の身体を内面から綺麗にする職業です。常にお客様が憧れるような存在でなければいけません。

 

ミディアムヘアの長さになると、顔のまわりに毛があるのとないのとではだいぶ印象が変わってしまいます。顔のまわりの髪の毛は、スッキリとまとめ目や口にかからないようにしてくださいね。

ロングヘアは清潔感が命


 

ロングヘアの人は、お団子夜会巻きなどでまとめておくのがおすすめです。髪の毛のケアをしていて、どんなに綺麗な髪の毛をしていても施術の場では邪魔になってしまうのです。

 

日頃のトリートメントなどで、傷んでいない髪の毛を作り出すのも大切ですが、仕事の場ではおろさずにまとめておきましょう。長い髪の毛は抜けやすく、床に落ちているととても目立ってしまいます。

 

また、髪の毛の匂いにも注意しましょう。髪の毛の長さが長ければ長いほど、髪が占める面積は広く香りが目立ちます。香りの強いシャンプーや整髪料の使用は、自分が思っているよりにおいを発している事もあります。綺麗なロングヘアを保つには、それなりにトリートメント剤なども使用しなければなりませんが、接客をする際には全ての髪の毛をまとめて結び施術にあたるようにしましょう。

セラピストの髪色について


 

セラピストの髪色は、働く施設にもよりますが脱色しないのがベストではあります。というのも、福祉施設や治療院などに来る患者さんは高齢者が多い事もあり「これくらいなら平気かな?」と思っていても、「派手」と感じられてしまう事があるからです。

 

職場によってカラーチャートで「○トーン」までというように決められている場合もあるので、ルールを破らない程度であればOKかもしれません。ルールが定められていないという場合に、黒髪だと顔がきつく見えてしまうという事であれば「6トーン」までの明るさに抑えて染めてみて下さいね。カラーチャートは、数字が大きくなるにつれて明るくなり黒髪で4~5トーン、黒に近い茶髪で6~7トーンという風にレベル分けされています。

 

髪色は、人の印象を大きく左右するので特に注意してくださいね。「サロンに来るお客様が主役なんだ!」という事を常に持っておくと良いかもしれませんね。

美容業界で働く人は清潔感を大切に


 

ここまで、セラピストにふさわしい髪型や髪色についてご紹介してきました。何といっても大切なのが「清潔感」なのです。ショートヘアであれば、毎朝のスタイリングを習慣づけてきちんとセットしてくる!ミディアムヘアであれば、顔まわりの髪の毛をまとめて落ちてこないようにする!ロングヘアであれば、ひとつにまとめて髪の毛をなびかせない!などと、それぞれの長さによって注意すべき点は変わってきます。

 

髪型に清潔感が必要なのはセラピストだけでなく、美容業界で働くみんなに必要と言っても過言ではありません。特に、美容部員などのようにお客様に直接メイクを施したり顔を近づけたりする場合には、髪の毛の束ね方には注意を払わなければなりません。

 

「自分の髪の毛は嫌じゃないけど、人の髪の毛は嫌!」という人も多いはずです。これからセラピストになる人も、既にセラピストとして活躍している人も、この機会にご自身の髪型について見直してみてくださいね。

Author:美プロ編集部

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