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2019.04.01

美容師

美容師が集まる「髪供養・くし供養」とは?

美容師が行う祭礼について取り上げていきます。くしやかつらに感謝する祭や自分の髪を使って祈願する祭などを紹介。美容師として働いている人や、祈願したいことがある人はぜひ参考にしてください。

美容師の間では当たり前!? くしやかつらを供養する行事

 


 

仕事中や、技術を磨くために美容師が使っているくしやかつら。9月4日は「くしの日」として、これらの仕事道具を労う日とされています。名古屋市のお寺・大須観音で「髪供養祭」が行われたと「中京テレビ」にて放映されました。美容師らが練習のために使ったかつらや使い古したくしに感謝するために開催される「髪供養祭」。大須観音では30年前に始まり、毎年9月の第1月曜日に行われています。

 

今年は練習用のかつらが1,000点あまり持ち込まれ、供養が行われました。さらに供養するかつらにもう一度アレンジを加えて人気投票するコンテストも開催され、お寺の一角には斬新なヘアスタイルにセットされたかつらがずらりと並びました。

 

ネット上には美容関係者から「今年も若手たちと一緒に髪供養祭に参加!」「日ごろ使っている道具に感謝して、お礼をさせて頂きました」といった声が上がっており、美容関係者の間ではメジャーなイベントになっています。

 

また、山形県の海向寺でも、毎年9月4日に“くし”に特化した祭礼「くし供養」を開催。「荘内日報社」のWEBニュースでは、執り行われた「くし供養」の詳細を伝えています。くしやブラシを命あるものとして供養しようと、20年ほど前から行われている同祭礼。海向寺には、江戸時代から女性が祈願のために髪を切ってお供えした「粟島堂」があるということで、髪やくしとは深い縁があるとのこと。読経と焼香が行われ、厳かに式が執り行われました。

髪を切って供える祭も!

髪にまつわる行事としては、自分の髪をお供えするという変わった祭礼も。奈良県にある當麻寺には、奈良時代の氏族である藤原家の“中将姫”が織り上げた「當麻曼荼羅(たいま・まんだら)」が本尊として祀られています。中将姫がかつて自身の髪を糸にして刺繍をし、「仏さまの御姿を表せ給え」と願ったことから、「中将姫髪供養会・諸願祈祷祭」が行われるように。参列者は願いを込めて中将姫の刺繍の前で髪を切り、“髪塚”と呼ばれる場所に収めます。太鼓や尺八といった鳴り物で荘厳な雰囲気が漂い、健康や良縁などを祈願する多くの人で毎年賑わいを見せています。

 

意外と知られていない髪にまつわる様々な行事。普段体験することのできない祭礼ばかりなので、一度参加してみると面白いかもしれませんよ。

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