美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.05.29

作成:2017.05.24

美容師

予約時に美容師がどのような対応をすべきか

スケジュール帳

最近では「完全予約制」の美容院が増えてきました。電話だけでなくインターネットでの予約が簡単に出来たり、便利になりましたね。

しかし、髪の毛を切りたい、染めたいと急に思い立って予約なしで来店されるお客様もやはりおられます。そんなお客様への対応次第では失客になってしまうかリピーターとなってくれるか分かれることになります。こちらでは予約なしで来店させるお客様への美容師の対応についてご紹介します。

お帰りになるお客様には

時計を見る男性

基本的に美容師は予約して来店して頂いているお客様の合間で接客することになります。もし時間的にお待ち頂けない時、予約なしで来店されたお客様がいらっしゃった場合は、お帰りしていただくことも多々あります。そんな時に「すみませんでした」と謝罪の態度を表すだけでは別のお店にこのお客様を取られてしまいます。

今、美容院に行きたいと思って来られたお客様の心を「また次でもいいかな」と感じさせることが大切です。

その為には、次回ご利用頂けるクーポンをお渡ししたりその場で一番早くご予約できる日時を確認しお客様に提示することです。

そして忘れてはいけないのは、お金が発生したからお客様ではありません、通常通りのお見送りをすることで美容師にとって大事なお客様であることを伝えることができるのです。しっかりと接客をすると失客になることに繋がりません。

お待ち頂くお客様には

すぐに接客することが出来ないことにご了承頂けたお客様は時間がかかってしまってもお待ちしてもらえる場合もあります。

予約なしで来られたお客様が待たれることを当たり前だと思ってはいけません。待ってでもそこの美容師にお願いしたいと思ってもらえていることに感謝をしましょう。

すると、接客まで後どのくらいの時間がかかるのか、お待ち頂く時間を出来るだけ退屈させない工夫を取りましょう。

放置されていると感じてはいけません、気にしてくれていると思っていただくことで可能な限り気持ちよくお待ちして頂けるのです。

お店に関わる方は皆お客様

上を指さす女性

美容院に予約なしで来店されるお客様へ美容師がどのような対応をするべきなのか、についてご紹介しました。予約なしで来られた方もわざわざ足を運んでくださったお客様です。

実際にその日にサービスを受けられた方だけがお客様ではないことだけは忘れてはいけません。椅子に座られているお客様同様の対応を心がけるだけで失客になることはありませんし、「また来よう」「時間がかかっても待つよ」と快く思っていただけるはずです。真心や思いやりを忘れないことで美容師として素敵な対応を生み出すのです。

Author:美プロ編集部

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