美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.02.24

アイリスト

チーフや店長にキャリアアップできる! アイリストの正社員として働くということ


「まつ毛エクステ」や「まつ毛パーマ」などを施す「アイリスト」ですが、今では「美容院」や「ネイルサロン」でもまつ毛の施術を取り入れている店舗が多くあって、そこで働くアイリストの需要も高まっています。アイリストの働き方にもアルバイト・パートや正社員など様々な種類がありますが、キャリアアップを望んでいる人は「正社員として働きたい」と思いますよね。
 
そこで今回はアイリストの正社員事情についてご紹介。正社員でアイリストとして働くメリットや、正社員になるために必要なこと、気をつけたい履歴書の書き方まで取り上げていきます。

アイリストの正社員になるメリットとは?

そもそも、アイリストの正社員になるとどんなメリットがあるんでしょうか? たとえばアルバイトや契約社員よりも福利厚生が充実していて、社会保険が付いてくることが大きな利点だと言えるでしょう。ですが、やはり女性にとってありがたいのは「産休」や「育休」を完備しているサロンが多いということですよね。アイリストのように美容の現場は女性スタッフが多いので、女性に対しての待遇がしっかりしていますよ。しかしアルバイトや契約社員だと、この制度を利用できないというサロンも。出産や育児をする時期になると、時間的にもアイリストとして働くことが難しくなりますが、もし一時退職してもまた職場に復帰できる制度があると助かりますよね。
 
また、正社員になると「チーフ」や「店長」への昇進を狙えるので、キャリアアップを目指している人にはうってつけ。最初は通常の従業員として勤務しますが、その後サロンから信頼を得ると、スタッフを束ねる「チーフ」に抜擢されたり、店舗の経営を担当する「店長」や「マネージャー」になれることもあるんですね。昇進すれば給与がアップしますし、あなたが企画やアイデアを提案することで店舗作りにも貢献できます。責任が伴う仕事も増えますが、その分やりがいを感じられるでしょう。
 

アイリストの正社員になる方法とは

まずアイリストとして働くには、大前提として国家資格の「美容師免許」を取得しておかないといけません。そのためアイリストの正社員を募集しているサロンでは、必須事項として「美容師免許お持ちの方」と明記されているところが多いんですね。
 
そのためアイリストの正社員を目指す人は、「美容師免許」取得のために美容系の専門学校に通うのが定番。ですが「美容師免許」取得を目指す学校だとアイリストの知識・技術を学べる機会が少ないので、資格取得後はさらにアイリスト向けのスクールに通って実践的なスキルを磨きに行くそうです。とはいえ学校によってはアイリスト志望者に向けて「美容師免許」取得+アイリストの技術を指導してくれるところもあるので、少しでも早くアイリストとしてデビューしたい人は調べてみるといいですよ。
 
アイリストの正社員になるためには、最低限「美容師免許」があればOK。もちろんアイリストのスキルを証明する資格を持っていた方が優遇されますが、サロンには研修制度があるので、そこで施術の技術や知識を学んでいく人も多いんです。ですが、サロン側は研修を通して早く現場に立ってもらうことを目的としているもの。研修中にはスピードを求められ、中にはついていけなくなる人もいるそうです。不安な人は事前にスクールに通って資格を取ったり、講習に参加して知識を深めるなど、対策を打っておくようにしましょう。
 

履歴書で気をつけたい「志望動機」の書き方

「アイリスト」として働くにはサロンに採用されないといけませんが、そこで大切になってくるのが履歴書です。どのように書けば良い印象を持ってもらえるか気になりますよね。特に履歴書で見られるところは「志望動機」で、なぜアイリストを目指すのか、なぜそのサロンを選んだのか、といったポイントが注目されます。
 
実際の書き方ですが、抽象的な表現だと説得力に欠けるので、できるだけ具体的に書くようにしましょう。たとえばもし実務の経験がなくても、「美容師免許」取得のために学校に通って美容について学んだ経験を活かして、「授業で美容業の運営や管理方法を学んで、将来的には自分のお店を開きたいと思うようになりました」「学科授業でアイメイクの基礎を体験しましたが、講師の先生から高く評価されました」といった具体性のあるエピソードを取り入れること。
 
また「美容師免許」がなくても、アルバイトとしてアイリストのアシスタントになれる現場もあります。それも立派な経験になるので、志望動機には「先輩スタッフの施術によって喜んでいるお客様をたくさん見てきたので、私も先輩のようなネイリストになりたいと思いました」と目標となるスタッフを例に出してみるのもいいでしょう。また応募するサロンに直接お客として来店しておき、その感想を書くのも効果的ですよ。
 
画像出典:WorldSkills UK / Beauty Therapy (from Flickr, CC BY 2.0)Kat / Lashes (85/365)(from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Beauty Therapy – Katie Wright(from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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