美容スペシャリストな自分になるために
まつ毛エクステを自分でオフする方法とは?
まつ毛エクステをしたものの、すぐに自分でオフしたくなる時があります。例えば似合っていなかったり、中途半端に取れかけたり、痛みを感じたりした時です。サロンに行かずに、自分でオフする方法はあるのでしょうか。
専用のリムーバーを自分で使うのは危険
サロンでまつ毛エクステをオフするには、専用のリムーバーを使います。これをまつ毛エクステのグルー(接着剤)につけ、1本ずつ丁寧にオフします。このリムーバーは通販で購入できますが、自分のまつ毛にもダメージを与えるほど強力なので、あまりお勧めはできません。
主な成分は「炭酸プロピレン」です。早くオフできるアセトンや酢酸エチルを使ったものも多く出回っていますが、目に入るとドライアイや失明の恐れがあります。炭酸プロピレン入りのリムーバーは化粧品認定されているので安全ですが、アルコールが含まれているので、目に入ると痛いくらい沁みます。
最近では目に入らないように、垂れないジェルやクリームタイプのリムーバーも増えていますが、それでも使う時は必ず綿棒につけ、まつ毛の下にはコットンなどの吸収体を敷きます。それくらいまつ毛エクステをオフするのは大変なのです。
自分でオフするなら体に使えるオイルが安全
自分でまつ毛エクステをオフするなら、グルーが油分に弱い性質を逆手にとって、自宅にある体用の「オイル」をつけるのがより安全でしょう。クレンジング用のオイルや、食用のオリーブオイル、マッサージ用のホホバオイルなどが使えます。
特にホホバオイルは保湿能力の高さで、グルーが苦手な水分も呼び込んでくれます。
これらをなじませたら数分ほど放置し、その後で綿棒に絡めるように優しくまつ毛エクステをオフします。無理に引っ張ると自分のまつ毛まで抜けてしまうので、取れなければ再度なじませましょう。サロンでオフするよりは根気が必要になります。
時にはサロンで全部オフした方が良い理由
サロンでは、取れかかっているまつ毛エクステだけをオフする「リペア」という方法があります。けれども、1ヶ月おきくらいに全部オフして自分のまつ毛をクリーニングするのが望ましいでしょう。
ゴミや汚れが残ったままだと、そこからダメージが広がって脆くなります。きれいになった自分のまつげにトリートメントをして、新たにまつ毛エクステをつければ、長持ちが期待できます。
基本はサロンで、急ぐ時は自分でオフしよう
まつ毛エクステは、自宅にあるオイルを使えば、自分でも比較的安全にオフできます。サロンに行かないですぐに外したい時は重宝するでしょう。自分のまつ毛に負担をかけないように、1本ずつ優しくオフします。
ただ、基本的に まつ毛エクステは美容師免許が必要なくらい、専門性が必要な施術です。よっぽど急いでいないかぎり、プロの資格をもったサロンのスタッフにオフしてもらいましょう。サロンなら、専用のリムーバーでまつ毛エクステを短時間で安全にオフできます。もし、サロンの施術で痛みや違和感、要望のデザインと違い過ぎる場合は一度、施術したサロンに相談してみましょう。
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