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作成:2017.04.04

特集

「バングをインテークに」 美容室でよく聞く専門用語を覚えてめざせドヤ顔!?


 美容室に行った時、専門用語がわからず適当にうなずいてしまった… なんて経験をしたことがある人も多いのでは? しかし、ここで専門用語がわかれば、髪型のイメージを的確に伝え、さらに美容師との会話も盛り上がること間違いなし。今回は、そんな憧れの美容室ライフに一役買う「美容室でよく聞く専門用語」について紹介していこう。

「ネープ」はどうします? って言われても…

 「美容師でトップのボリュームどうします? って聞かれて戸惑ったわ…」「トップって結局どこ?」といった戸惑いの声もよく上がる「頭の部位」に関する専門用語。他にも「クラウン」や「ネープ」などがあり、美容室で髪型のイメージを伝えたい時の基本にもなるので、きちんと抑えておきたいポイント。
 
 まずは「トップ」と「クラウン」。頭の頂上部分を「トップ」、さらに後頭部の上の方は「クラウン」と呼ばれている。大まかに頭頂部から後頭部周辺を指して「トップ(クラウン)」と呼ぶこともあるそう。ちなみにこの「クラウン」は「王冠」のこと。王冠は頭の一番上ではなく少し後頭部寄りにかぶるため、後頭部の上の方を「クラウン」と呼ぶそうだ。他にも、襟足を意味する「ネープ」や、前髪を意味する「バング」なども覚えておくといいかも。

まずは押さえたい基本スタイル

 次にスタイル編。時代の流行によって、どんどんと増えていくヘアスタイルだが、今回はよく使われる基本の2つについてご紹介。

レイヤースタイル

一般的に一番多いヘアスタイルといわれているのが、この「レイヤースタイル」。髪の毛に長短の段差を付けるスタイルの総称で、髪の毛の上の部分が短いのが特徴。

ワンレングス(ワンレン)

まったく段差をつけないで、まっすぐ横にカットしたヘアスタイルのこと。重いイメージを作りやすいのが特徴。
 
 ちなみに、会話の中では、レイヤースタイルにすることを髪の毛を「梳く」「軽くする」、ワンレングスにすることを髪の毛を「残す」という美容師もいる。この2つと「ボブ」「ショート」「ロング」など長さを組み合わせることで、髪型のイメージを伝えやすくなるだろう。
 
 ちなみに、前髪が触覚みたいな形をした、良くアニメでみるようなヘアスタイルは美容師の専門用語で「インテーク」。他にも、髪の毛全体を同じ長さにカットする、俗にいうキノコヘアーは「イーブンレングス」だったり、お団子ヘアーの事を「シニヨン」と呼んだりもするそう。
 
 専門用語さえマスターすれば、超有名美容室に行ってどや顔でヘアスタイルを指定することも可能。貞子のような重ためのロングヘアに前髪だけ触覚のようなヘアスタイルにしたい場合は「ワンレンのロングで、バングをインテークにしてください」と言ってみよう。
 
画像出典:fuba recorder / 自由が丘 美容室 美容院 ヘアサロン 【 インビテーション 】 (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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