美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.10.12

特集

サンドウィッチマンが心を掴むプレゼンを伝授

サンドウィッチマンによるプレゼン講座をご紹介。漫才とプレゼンの共通点から、効果的なプレゼンの“ツカミ”や言葉の選び方について解説していきます。プレゼン力を磨きたい方、人の心を掴む話術を身につけたい方はチェックしてみてください。

サンドウィッチマンのプレゼン講座

 


9月25日に放送された『漫才先生~ビジネス基礎○○講座~』では、サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしが講師役として登場。ビジネスなどのプレゼンで役立つ“切り口”についての授業を開きました。漫才師の教えるプレゼン講座ということで、番組は「サンドウィッチマンのネタってテンポいいもんね! 勉強になる」「普通のビジネス講座よりも面白いから分かりやすい!」と大好評となりました。
 
サンドウィッチマンの2人は、自分たちの漫才の作り方と照らし合わせながら人の心を掴むプレゼンの仕方をレクチャー。スナック菓子メーカーのビジネスマンの実際のプレゼンにダメ出しをしながら、笑いを交えた漫才師らしい話術を披露しています。

漫才とプレゼンは“ツカミ”が大切

まずは、入社11年目になるという生徒の一人が新商品のお菓子をプレゼンしている様子をチェック。挨拶から始まり定番商品などの販売実績を説明した後、プレゼン開始から3分ほどでようやく新商品の紹介に入りました。伊達はこのプレゼンに対して、「“入り”がもったいない」と評価。本当に言いたいことである新商品の説明までが長すぎるため、一番最初に新商品の話から入ってもいいのではないかとアドバイスしました。
 
サンドウィッチマンのネタはボケとツッコミの応酬が1行ごとに行われるため、いかに最速でネタに引き込むかに気を付けているのだとか。余計なやり取りは無くし、無駄を省いたネタ構成にすることでテンポのいい笑いを生み出しています。プレゼンの場合、最初にどんな話が始まるか分からないと最後まで聞くことに不安を覚えることが。冒頭で気を引き、最初の1分以内に本題に入ることで最後まで飽きずに話を聞いてもらえるはずです。
 
さらに、プレゼンする際の着眼点や言葉の選び方についてもアドバイスが。サンドウィッチマンのネタのひとつ、街頭アンケートを舞台にしたネタでは、急いでいる伊達が「焼きたてのメロンパン売り切れるだろ」と発言。これは伊達自身がコワモテな自分の見た目でどんなパンを買いに行ったら面白いか? ということを考え抜いた末に生まれたセリフで、「焼きたてのメロンパン」というフレーズが出るまで2~3カ月かかったとのこと。売り込む商品を愛し、インパクトのあるセリフを考え抜くことで、プレゼンにさらに磨きがかかるはず。効果的な話術を身につけることで、自分も相手も楽しめるプレゼンにしたいですね。

Author:美プロ編集部

この記事に関連するキーワード

expand_less