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更新:2019.08.06

作成:2019.02.14

特集

1年で最も転職をしたくなる時期、実はあの時期だった!


 

美プロにて、「転職をしたくなる時期はいつですか?」「転職をしようと決めてから実際に行動に移すまでどれくらいの期間を要しますか?」というアンケートを実施。

 

すると、年末年始や卒業シーズンといった、いわゆる繁忙期に転職を決めるという回答が多く見られました。それでは、実際のアンケート結果と共に見ていきましょう!

転職をしたくなるのはどんなタイミング?

【結果詳細】

年末年始(22%)、

卒業シーズン(21%)、

長期休みの間(11%)、

繁忙期(11%)、

長期休みの後(6%)、

入学シーズン(5%)、

その他(24%)

入社してみたものの思っていた企業と違っていたり、自分が目指しているものとかけ離れていて、転職が頭によぎるなんて事は少なくありません。

 

アンケートの結果であった「年末年始」など、時間に余裕があったり考える時間があったりするタイミングに転職を考えるようですね。それとは逆に、繁忙期などの忙しい時期に転職を考える人もいるようです。忙しい時期は、どうしても疲労がたまりやすくなります。身体の疲労と気疲れなどによる心の疲労で、環境を変えたくなってしまう人も多いのかもしれません。

 

また、同じぐらい多かった回答で意外にも「卒業シーズン」に転職を考えるといった人もいました。3月は別れのシーズンでもあり、何故だか今いる環境に区切りをつけたくなってしまう時期なのかもしれません。これは、学生時代のなごりがあり4月には学年が変わり、新学期が始まる事が関係しているのかもしれませんね。

入学シーズンの4月には各サロンにも新しいスタッフが入社するなど、新たな気持ちになれるけど、3月は卒業式などによる繁忙期も重なって、働くスタッフは心身ともに疲れてしまうのでしょう。

 

心も体も疲れている時は、考えても最善の結果を出せない場合が多く、そんな時は時間を作ってお気に入りのカフェや自然を多く感じられる公園などに赴き、リフレッシュを心がけてみましょう。

 

アンケートの回答の中には「その他」という人も多く、「ふとしたとき」「いつでも」「閑散期」「結婚などの個人理由」「思っていた仕事と違った」といった回答もありました。

 

転職を経験する人もしない人も、様々な環境で生活しているので転職のタイミングは突然やってくるのかもしれませんね。

 

転職をしよう!と決めてから行動に移すまでの期間は?

【結果詳細】

半年(22%)、

1か月(21%)、

行動しなかった(19%)、

1年以上(18%)、

1日(11%)、

1週間(6%)、

1年(3%)

次は、転職を考えてからどのくらいの期間で行動に移すのか?という事に対し、このようなアンケート結果となりました。

 

「転職しようかなー」「転職したい!」と思ってから「半年」という期間で転職活動をしている人が多かったのです。勤めている企業に辞めることを伝える時期や有給消化期間など、転職するまでに一定の時間は要します。とはいえ、サロン業務に追われて動けなかったり今の企業でもやっていけるかもしれない…などと悩んでいたりする時間があるのかもしれませんね。

 

また、同じくらい多かったのは「1か月」という回答。転職を決めた時には、次の企業で働く自分を想像して、どんどん先に進めていくのでしょう。新しい環境へ飛び込むのは勇気がいることでもありますが、それと同時にわくわくしますよね。入社した会社が、思っていたのと違う…などと抱いてしまった人には未練などなく、早めに転職したいのが本音かもしれませんね。

 

ですが、転職は良い事だけでなくデメリットもいくつかあるようです。新しい環境に身を移して成功する人もいれば、前の会社の方が良かったという人もいます。転職したことによるデメリットと注意点をまとめてみました。

転職する事によるデメリットと注意点


 

生活の多くの時間を占める「仕事」。だからこそ、自分に合った企業で働きたいと感じ、現状に満足しない人は転職を考えるでしょう。

 

しかし、現状に満足せず不満を感じていてもすぐに転職を選択することはおすすめできません。転職には思わぬデメリットが潜んでいるのです。

 

下記のデメリットも踏まえた上で考えてみてくださいね。

  • 待遇が悪くなる
  • 1から人間関係を築かなければならない
  • 年下の上司がいる場合もある

 

待遇が悪くなる

 

「転職をするなら今よりも条件の良いところがいい」と考える人は少なくありません。「給与等収入が少なかった」「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」などと、今より良い条件を求めて転職します。

 

ですが、転職を決めた時にしっかりと転職先の事を調べなかったために、年収が下がったり不本意な残業が続いたりと、転職前よりも状況が悪くなる事もあるのです。休日日数や労働時間は転職する前にしっかり調査する事で、このような事を防げるかもしれませんね。

 

1から人間関係を築かなければならない

 

新しい環境に慣れるには、ある程度の時間が必要です。転職先の雰囲気になじめずに苦労する人もいるでしょう。

 

特に女性の場合は、「労働時間、休暇等の労働条件」の他に「人間関係」を退職理由に挙げている人も少なくありません。労働時間や休日日数などとは違って人間関係は入社してみないとわかりませんよね。また、人間関係がうまくいかないからといって何度も何度も転職をしていると、履歴書の「職歴欄」は埋め尽くされ面接の際に「この人、人間関係うまくできるのかしら?」などと企業側に不安を抱かれてしまいます。

 

新しい環境に行くという事は、その分、新しい出会いがあるということ。これを良しと捉えるかは個人により異なりますが、今置かれている環境で他の打開策がないかを考えてみるのも一つの手かもしれませんね。

 

年下の上司がいる場合もある

 

新しい企業に入社すると、上司が自分より年下になることがあります。企業の中には、実績を第一に考え役職を与えているところもあります。

 

そのため、今まで年齢や勤続年数で役職が上がっていた企業に勤めていた人は、年下の上司がいる事に悩んでしまうかもしれません。しかし、前向きに捉えることで、新しい価値観を学べて「やる気」にもつながります。年齢は関係なく、仕事に対する向き合い方や最新のトレンドなど、瞬時に情報をキャッチする力も養えるでしょう。同じチームとして互いに足りない部分を補っていければ、転職しても後悔はしないのではないでしょうか。

 

経験が浅くても、アイディア次第でキャリアアップを狙えるのも、実績第一で考える企業の魅力といえるでしょう。

まとめ


 

転職をして良かったという人も、そうでない人も、転職のタイミングを決めるのに色々と悩んでしまいますよね。

年末年始や卒業シーズンといったサロンの繁忙期には転職活動を避ける人も多いですが、実際にはその時期に転職を決意する人も多くいるようです。
転職を考えている人は、繁忙期が終わった後すぐに転職活動を始められるように、前もって働きたい企業やサロンの目星をつけておくと良いでしょう。今、勤めている企業を辞める原因や新しい企業への期待など、しっかりと調査しまとめておく時間も成功の鍵となります。

 

一方、サロン側では繁忙期が過ぎると気が緩んでしまいがちですが、その時期こそ新しいスタッフをお迎えするのに最適な時期!忙しさのピークが過ぎた頃に新しいスタッフを迎え、次の繁忙期が来るまでにしっかり研修を行えるようにしておきましょう。

Author:美プロ編集部

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