美容スペシャリストな自分になるために

作成:2016.07.27

特集

美しい口元を作る“美容歯科”とは!? 美しく健康的な歯を手に入れて自分に自信をつけよう!


美容歯科とは虫歯などの歯科治療に加えて、歯を白くしたり歯並びを良くして口元を美しくしてくれる歯医者のこと。生活していく上で不便はなくても、歯の色が変色していたり、歯並びが悪いのが気になって人前で話すのが苦手…という人も多いですよね。美容歯科はそうした人の強い味方なんです。
 
また、お客様と積極的にコミュニケーションをとることの多い接客業の人や、美容関係の人は口元を見られる機会が多いはず。そのためスキンケアやボディメイクをするのと同じように、口元を常に美しく保つための美容歯科に注目してみることをオススメします。

美容歯科ってなに?

美容歯科は「審美歯科」と呼ばれることもあります。どちらもほとんど同じ意味で、虫歯や歯周病といったお口のトラブルに関する治療を行うだけでなく、歯並びを整えたり歯の白さを取り戻したりと、口元をキレイに見せる美容的な施術も行うのが特徴です。
 
基本的には虫歯や歯茎に関する治療が優先されますが、治療と美容を平行して行ったり、治療とは別に美容のための施術のみを行ったりする場合もあります。治療を望んでいる人の歯や歯茎の状態を考慮に入れたカウンセリングを行いながら、理想の口元に近づけていくのです。以下では、美容歯科で行われる具体的な治療方法を見ていきましょう。
 

白く健康的な歯を手に入れる方法

毎日の食事や飲み物、加齢などによって、歯は黄ばんでしまいます。特にお茶やコーヒー・ワインなどに含まれるステインと呼ばれる物質は、歯の表面に残りやすく、歯の黄ばみやくすみなどの原因に。また、歯磨きがきちんとできていないと、茶渋やタバコのヤニなどの汚れや歯垢などが歯の裏側にこびりついてしまい、汚れが落としにくくなってしまいます。これらの汚れや色素を落として歯を白くする施術は、口元の雰囲気を手軽に変えることができるので、美容歯科の中でも一番人気の方法です。

クリーニング

クリーニングとは専用の器具を使って、歯の表面にある汚れや色素を削り取り、歯と歯茎の間に挟まってしまった細かな汚れを取り除いていくこと。汚れがなくなったら、最後は研磨ブラシなどで歯の表面を削り、白くキレイな歯が出てくれば完成です。アフターケアの方法によっても変わってきますが、効果は半年~1年半ほどと言われています。ただしクリーニングは歯の表面自体を削るため、施術直後は歯のエナメル質が薄くなって、一時的に刺激に敏感になってしまうこともあります。また、複数回の施術もオススメできません。

ホワイトニング

薬剤を使って歯を白くするホワイトニングは、クリーニングのように歯を削る必要がないので複数回施術することができます。ホワイトニングには様々な方法があります。
 
たとえば歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」は特殊な薬剤を歯に塗って、その部分に光を照射することで歯を白くします。また、自宅でできる「ホームホワイトニング」は、自分の歯並びに合わせたカスタムトレーの中に薬剤を入れて、それを歯に被せて薬剤を浸透させることで徐々に歯を白くしていきます。
 
他にもネイルアートのように、歯の表面に白い樹脂を塗って固める「マニキュアホワイトニング」という方法や、自分の歯に合わせて作ったセラミックを歯に被せる方法などがあり、治療を受ける人が希望に合わせて施術方法を選ぶことができます。
 

歯並びや歯の形を整える

美しい歯並びに変える

歯と歯の間にすき間が空いていたり、歯並びが悪いと気になりますよね。歯並びをキレイにすることができれば、笑顔にも自信がつきますし、毎日のデンタルケアも簡単になります。歯並びを治す方法にも様々な種類がありますが、ここでは代表的なものを2つご紹介します。
 
1つ目は矯正による方法です。この方法では自分の歯の並びを整えることができるので、半永久的に美しい歯並びを維持することができますし、フェイスラインがスッキリするなどのメリットもあります。その一方、長期間の治療になることが多く、食事の時に痛みや違和感を感じやすいというデメリットもあるようですね。
 
2つ目は、人工的な材料から作られた疑似の歯を自分の歯に被せることで見た目上、美しくする方法です。矯正する場合よりも短期間で済みますが、元の歯並びは変わっていないので、噛み合わせやフェイスラインの解消は期待できません。
 

歯茎の変色をキレイにする

笑った時や大きく口を開けた時には歯そのものだけではなく、歯を支えるための歯茎も見えます。健康的な歯茎であれば薄いピンク色ですが、歯周炎などの歯茎の病気が発生している場合や普段からよくタバコを吸う人は、歯茎の色が茶色・灰色などのくすんだ色になっているんです。歯茎の変色を治すための方法としては主にピーリングが用いられます。レーザーを使って黒ずみを除去したり、薬液を使って歯茎表面の汚れを落として、本来の美しい歯茎を取り戻す方法ですね。
 


 
 
口元がキレイになれば自分に自信がついて、人とのコミュニケーションも円滑に進むようになるでしょう。口元を美しくするためには、歯のホワイトニングや歯並びの矯正、歯茎のピーリングなど様々な方法がありますが、どの方法を選ぶにしても口の中が清潔であることが基本的な条件。虫歯などのお口トラブルは早めに治療してから、口元を美しくする美容歯科に臨んでみてくださいね。

Author:美プロ編集部

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