夢のブライダル業界に入るために!スクールや専門学校の種類や選び方

毎日更新!2024年03月19日 (火)

夢のブライダル業界に入るために!スクールや専門学校の種類や選び方

no lurvin here. / children spinning around (from Flickr, CC BY 2.0)

ブライダル業界で働くために「まずは学校に通って勉強しよう!」と思っても、いざ学校を選ぶ段階になるとたくさん数があるし、どの学校が一番いいのか、なかなか判断が難しいですよね。

 

また、ブライダルの仕事をやってみたくなったけど、今は別の仕事をしていたり大学に通っていたりして、学校には通えないという方もいるかもしれません。そんな方でも大丈夫! ブライダルの学校には、がっつり学べる専門学校から自宅でも学べる通信講座まで、幅広い種類があるのです。

学費ってどれくらいかかるの?

ブライダルの学校には、がっつり学べる専門学校から自宅でも学べる通信講座まで、幅広い種類があります。まずは、それぞれの費用がどれくらいか気になるところですよね? 専門学校に掛かる総額は、およそ200万円となっています。学費の内訳は主に、初年度の入学金が10万円前後、授業料が2年間で140万円前後、施設設備費が2年間で40万前後となっています。その他、教科書代、材料費、実習費、検定受験料などは別途実費負担というスクールが多く、さらに年間合計40万円前後が必要になります。決して安くはないですが、ブライダル業界は比較的待遇もよく、多くの方にとって魅力的な職業となっています。

専門学校

昼課程の専門学校

将来はブライダルの仕事がしたい! とすでに目標が決まっていて、毎日学校に通う時間がある方には昼課程の専門学校がおすすめです。期間の方は、他の専門学校と同じく2年間が一般的。学校によっては1年間で修了するコースや、3年間をかけて学ぶところもあります。また、昼課程の学校では専門学校以外にもブライダル系のコースを備えている短期大学もあるので、なかなか条件にあった学校が見つからないという方は、短期大学も視野に入れて探してみると良いかもしれません。

  ウエディング専門校 バンタンデザイン研究所 ⇒「ウエディング専門校 バンタンデザイン研究所」公式HP

夜課程の専門学校

専門学校に通ってしっかり勉強したいけど、仕事や学校で昼間は時間がない…という方は夜課程の学校で学ぶ方法も。時間帯は、18時~22時頃までが一般的。平日は座学のみになりますが、土日には結婚式の現場での実習を設けている学校が多いので、ブライダル業界に必要な実践的な能力を身につけることができます。

  国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校 ⇒「国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校」公式HP

具体的な専門学校

関東エリア

東京ウエディング&ブライダル専門学校

住所:東京都文京区5-24-3

学科:

ウエディングプランナー科(2年):1,820,000円

ブライダルコーディネーター科(2年):1,820,000円

その他:

上記学費のほか、教科書代、材料費、実習費、検定受験料などは実費負担となり、学科・学年により異なりますが、年間合計350,000円~400,000円前後程度となります。

⇒東京ウエディング&ブライダル専門学校のHPはこちら

東京YMCA国際ホテル専門学校

住所:東京都新宿区西早稲田2-18-12

学科:

ホテル科:1,995,000円

ホテル専攻科:1,360,000円

ホテル実務科:800,000円

⇒東京YMCA国際ホテル専門学校のHPはこちら

日本外国語専門学校

住所:東京都新宿区下落合1-5-16

学科:

国際ブライダル科:2,460,000円

国際ホテル科:2,460,000円

⇒日本外国語専門学校のHPはこちら

国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校

住所:千葉県千葉市中央区新宿2丁目11-1

学科:

【昼間部】

ウエディングプランナーコース(2年):2,532,000円

ビューティスタイリストコース(2年):2,532,000円

【夜間部】

ウエディングプランナーコース(2年):1,256,000円

ビューティスタイリストコース(2年):1,256,000円

※その他教科書代等が必要です。

⇒国際トラベル・ホテル・ブライダル専門学校のHPはこちら

関西エリア

学校法人 三幸学園 大阪ウエディング&ブライダル専門学校

住所:大阪府大阪市淀川区西中島3-8-1

学科:

ウエディングプランナー科(2年):1,820,000円

ブライダルコーディネーター科(2年):1,820,000円

その他:

上記学費のほか、教科書代、材料費、実習費、検定受験料などは実費負担となり、学科・学年により異なりますが、年間合計400,000円前後程度となります。

⇒学校法人 三幸学園 大阪ウエディング&ブライダル専門学校のHPはこちら

神戸YMCA学院専門学校

住所:兵庫県神戸市中央区北野町1-1(新神戸オリエンタルアベニュー2F)

学科:

ホテル学科 ブライダルコース:2,040,000円(諸経費・教科書代込み)

⇒神戸YMCA学院専門学校のHPはこちら

大阪ブライダル専門学校

住所:大阪府大阪市西区江戸堀2-1-25

学科:

【昼間部】

ブライダル学科:2,880,000円

【夜間部】

ブライダル学科:1,526,000円

⇒大阪ブライダル専門学校のHPはこちら

大阪観光専門学校

住所:大阪府大阪市北区堂島2-3-11

学科:

【ブライダル学科】

ブライダル専攻:2,792,000円

ビューティー専攻:2,774,000円

コスチューム専攻:2,786,000円

ブライダルフラワー専攻:2,983,000円

⇒大阪観光専門学校のHPはこちら

スクールや通信講座

短期集中のスクール

専門学校では2年間でみっちり実践的な勉強ができますが、ある程度まとまったお金が必要になります。学校で勉強したいけど経済的には少し厳しい…という方には短期集中のスクールで学ぶという道がオススメ。ブライダル系のスクールは全国で数百校あるとも言われ、期間も3カ月や6カ月、9カ月と幅広くあるので、自分にあったスクールを選びましょう。アルバイトや派遣社員の方、長期休暇を利用して通う学生の方が多いようです。

  ラ・メール ヘアメイクスクール ⇒「ラ・メール ヘアメイクスクール」公式HP

通信講座

ブライダル業界に転職したいけど、仕事が忙しくて平日の夜も土日も時間が作れないという方も中にはいるでしょう。仕事を辞め、思い切って業界に飛び込んでしまうのもありかもしれませんが、なかなか踏ん切りがつかないものです。そんな方にも、通信の講座で空いた時間を使って学ぶ方法があります。しかし、一人で勉強するのはモチベーションが保ちづらいもの。通信講座でブライダル業界への就職につなげるには、強い意志が必要かもしれません。

具体的な通信教育例

働きながら学ぶ社会人向けの通信講座

キャリアカレッジジャパン

受講料:47,000円

特徴:自宅での受験が可能な「日本能力開発推進協会(JADP)」主催のウエディングプランナー資格取得を目指す講座。講義DVD・テキストを使って自宅で学習し、4ヶ月で資格取得を目指せます。

⇒キャリアカレッジジャパンのHPはこちら

ヒューマンアカデミー通信講座 たのまな

たのまな

受講料:78,704円

特徴:標準学習期間:6ヶ月 在籍期間:12ヶ月で、ウエディングプランナー資格の中でも人気の高い「ABC協会認定ブライダルプランナー」の取得を目指せます。合格者も毎年5900人輩出している、信頼性の高い資格です。

⇒たのまなのHPはこちら

アディーレブライダルカレッジ

受講料:7331,800円

特徴:こちらの学校は、通学制とフリータイム・通信制を選べるスクールになります。フリーランスのウエディングプランナーを支援している団体「IWPA」の認定校。英国でメジャーなウエディングプランナー資格の、日本版の取得を目指すコースで、日本のブライダルに絞った勉強ができます。

⇒アディーレブライダルカレッジのHPはこちら

スクールではどんなことを学ぶの?

プランナー、ビューティーコーディネーター、フラワーコーディネーター、バンケット、音響照明などの技術スタッフと、様々な職種が協力して働くブライダル業界。しかし、学校を卒業していざ式場やホテルに就職するとなったときに、必ずしも希望の職種に就けるというわけではないようです。特に結婚式を総合的にプロデュースし、お客様と打ち合わせも行うプランナーの場合は、就職してからも下積みの期間が必要です。そのため、学校ではまず、ブライダル業界で全ての職種に共通して必要になる幅広い知識を学びます。

専門学校

専門学校の場合は、1年次にビジネスマナー・接客術・ドレスコーディネート・着付け・業界情勢などを学び、2年次から希望の職種に応じたコースを選択する形の学校が多いようです。コースは「プランナーコース」「コーディネーターコース」の2種類が用意されている学校が多く、プランナー・バンケット・アテンダーなどは「プランナーコース」を、コーディネーター・ネイリスト・エステティシャンなどは「コーディネーターコース」を選択して学ぶことになります。フラワーコーディネーターや音響照明などの技術スタッフのコースは設置されていない学校もあるので、入学する学校のコースはしっかり確認しておきましょう。

養成スクールと通信講座

養成スクール・通信講座の場合は、何個か用意されているコースを自分が希望する職種に応じて選択し、受講するコースごとに料金を払っていく形のスクールが多いようです。学ぶことが限定されたコース、基礎からしっかりと学んでいくコースと様々なものがあるので、こちらも自分に合ったものを選びましょう。

 

また、英語や宗教の講義が充実している学校も。宗教を学ぶというとちょっと意外に思うかもしれませんが、ブライダル業界で働くのに宗教の知識は欠かせません。

 

Kimberly Vardeman / Daniel & Rebekah's Wedding (from Flickr, CC BY 2.0)

スクールを選ぶポイント

希望の職種がはっきりしていれば、その職種のコースが充実している学校を選べばいいのですから、学校を選ぶのにもそんなに苦労しませんよね。しかし、職種はまだわからないが「とにかくブライダル業界に入りたい!」という方もたくさんいると思います。そんな方は、まずは専門学校がオススメかもしれません。専門学校では全ての職種で必要になる基礎を2年間でみっちり学び、実習で現場に触れる機会も多いので、幅広い知識を身につけながら希望の職種を見つけられるのではないでしょうか。

 

希望の職種がはっきりしている方は、専門学校に通う必要がないかもしれません。例えば

「絶対にフラワーコーディネーターになりたい!」などと決まっている方は、スクールでフラワーコーディネートのコースを集中して学んだり、通信講座を受けながら花屋さんで働く道もあります。

 

Calvin Smith / _CAM3525 (from Flickr, CC BY 2.0)

   

大切なのは、専門学校なのか養成スクールなのかという学校の形ではなく、自分が何をしたいのかということです。学校選びは将来の自分を思い描いて慎重に行いましょう!

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