美容スペシャリストな自分になるために

更新:2018.01.23

作成:2017.07.19

エステティシャン

エステティシャン自身のスキンケアについて

エステティシャンに求められるのは、お手本になるようなキレイな肌です。いくらコースを勧めても、美のためのアドバイスを行っても、エステティシャン自身の肌ケアができていなければ説得力に欠けます。

ここでは、エステティシャンはどのようなスキンケアを行っていくのが良いのかをご紹介します。

基本的なスキンケアの方法を見直す

洗顔を泡立てる手

エステティシャンが美肌を保つためには、スキンケアを丁寧に行うことが欠かせません。スキンケアの基本ステップは、クレンジング・洗顔・化粧水・乳液の4ステップです。

この流れを正しい仕方で行うことで、自信の肌をキレイに保つことができますよ。以下では、それぞれのステップで注意したい点をまとめました。

クレンジング

ポイントメイクは先に落としておき、その後、顔全体のクレンジングを行います。クレンジング時のポイントは2つ。クレンジング剤をたっぷりと手に取ることと、クレンジング剤は手のひらで温めてから顔につけることです。

洗顔

洗顔時のポイントは、しっかりと泡立てること、また泡で包み込むように洗い、肌に摩擦や刺激を加えないようにすることです。その後、ぬるま湯でキレイに洗い流します。

化粧水

自身の肌のコンディションを確認するためにも、化粧水は手でつけるのがおすすめです。優しく手でプレスするようにして、肌に浸透させます。エステサロンは室内ですので、冷房や暖房などの風にあたることも多いです。なので、たっぷりとつけて潤いを与えることが大切。

乳液

スキンケアの最後は、乳液で仕上げます。つけ過ぎると肌のバリア機能の低下につながるので、薄く伸ばす程度がおすすめ。

エステティシャンにおススメのスキンケア方法

スキンケアの基本は、なんといっても洗顔。正しい洗顔ができていないと、お客様のお手本になるような美しい肌を手に入れることができません。エステティシャンにおススメの洗顔方法を紹介するので参考にしてくださいね。
 
顔にニキビなどの吹き出物ができたり皮脂が多くベタつくという肌トラブルは、間違った洗顔方法によって引き起こされている可能性があります。洗顔の目的は皮脂の汚れをしっかり落とすことにありますが、“洗い過ぎ”は逆効果。ゴシゴシと強く洗ってしまうと、摩擦によって肌に過剰な刺激を与えるだけでなく、保水効果のある肌のバリア層まで取り去ってしまうことに。その結果、肌を乾燥させてしまうので注意しましょう。
 
クレンジング剤でメイクを落とした後、更に洗顔するという方もいます。しかし、最近はメイクだけでなく肌の汚れも落とせるクレンジング剤も少なくありません。クレンジング剤の説明をよく読み、余計な洗顔は行わないように。
 
それでは洗顔時の正しい手順を紹介します。まず大きな汚れを取り除くためにぬるま湯で顔を洗いましょう。洗顔料を手のひらに取ったら、少しずつお湯を足しながら段階的に泡立てます。卵1個分ほどのキメ細かな泡を作るのが理想的で、決して肌を擦らずに泡の吸着力だけで汚れを落とすイメージで洗顔しましょう。皮脂が多いTゾーンから始めて、乾燥しやすいUゾーン、目もと、口もとという順番で洗うように心がけてください。すすぎは、ぬるま湯を使い丁寧に洗顔料をオフ。特に額の生え際など顔周りの洗い残しは肌トラブルの元になるので注意してください。最後に顔を拭く時も、ゴシゴシと強く吹いて肌にダメージを与えないように、軽くタオルを押し付けるイメージで水気をとるようにしましょう。
 
また定期的な角質ケアも重要です。古い角質が蓄積している肌は水分が浸透しにくい状況。週に1回を目安にスクラブ入りの洗顔フォームなどで優しく角質ケアをするのがおススメです。毎日のように角質ケアを行ってしまうと、逆にダメージの元になってしまうので気をつけてください。
 

美肌のカギを握る生活習慣

いくら丁寧なスキンケアを行っても、乱れた生活習慣や過度のストレスは肌トラブルの元になります。運動不足や睡眠不足の方は意識次第で改善できますし、バランスの良い食事をとってタバコは吸わないようにするなど、改善が必要な場合は少しづつ変えていきましょう。また趣味の時間を確保するなど適度に息抜きをして、ストレスを溜めないようにするのも大切ですよ。

自身の肌質に合ったスキンケアを

スキンケア用品を選ぶ場合は、日本人と外国人と肌質が異なることを考慮したうえで、日本人の肌質に合わせて開発されたものを使うとよいでしょう。

また、エステティシャンの中には、敏感肌で悩んでいる人もいるでしょう。その場合、自分の肌質に合わない誤ったスキンケアを行っていることによって、より肌を悪化させる原因をつくってしまっていることがあります。

例えば、レチノールやAHAなど、肌のターンオーバーを促進する化粧品の使用などです。

敏感肌に悩んでいる場合は、朝の洗顔は水ですすぐだけにする、レチノールやAHA配合の化粧品の使用を中止するなどして、肌のコンディションを整えてあげましょう。

丁寧なスキンケアで手本となるような肌に

手で顔をおさえる女性

エステティシャン自身がキレイな肌だと、通うお客様も安心できますし、エステティシャンからのアドバイスも受け入れやすくなります。

美肌を保つためには、毎日の丁寧なスキンケアが欠かせませんので、どんなに忙しくても、自身のスキンケアの時間をきちんと取りましょう。

また、自分の肌質に合ったスキンケアを行うことも大切です。自分の肌のコンディションをチェックしつつ、肌質に合ったお手入れを行うようにしましょう。

Author:美プロ編集部

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