美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.07.25

作成:2017.07.24

エステティシャン

エステティシャンが本社勤務になると

エステティシャンとしての経験と高い技術、豊富な美容知識を持ち合わせている方の中には、上司から本社勤務に移動しないかと勧められることがあります。

ここでは、本社勤務のメリット、デメリットについて、またエステティシャンとしての現場での経験がどう役立つかについてご紹介していきます。

エステティシャンの本社勤務のメリット

パソコンを見ているOLさん

エステティシャンの本社勤務は、一般企業と同様に就業時間が9時~18時と日勤になるということです。

現場で働く場合は、就業時間が不定期ですし、朝10時~夜10時までということもありますから、体力的に楽になる可能性が高いです。

また、現場で働いているエステティシャンの場合は、お客様が多く来る土日祝日は基本的に出勤しなければなりませんが、本社勤務の場合は土日祝日が休みということも。そのため、友達や家族と休みが合わせやすいというメリットもあります。

さらに、本社勤務のメリットは、本社の配属先によって現場で働いていた時に「こういうメニューがあったら良かったのに」「こういう美容機器があればもっとキレイにできるのに」と考えていたモノを、実現化させる可能性が高まります。

また、売上が伸びているエステサロンの特徴や女性が関心を抱いている美容法などについて、客観的な視点から見ることができ、新しいアイディアも浮かびやすくなるかもしれません。

本社勤務を経て、サロンの店長やエリアマネージャーになる方にとっては貴重な経験となるのです。

エステティシャンの本社勤務のデメリット

大学や専門学校を卒業して、すぐに本社勤務になるという人はほとんどいません。基本的には、エステティシャンとして何年か経験を積んで、それから役職研修などを経て本社勤務になるというケースがほとんどです。

エステティシャンとして、現場で経験を積んだ人が本社勤務になった時に、お客様と接することができなくなるという点が一番のデメリットになるでしょう。

エステティシャンになった目的がお客様に寄り添い、お客様の美しさを引き出したいということだったとすれば、直接お客様と接することがない本社勤務では、物足りなさを感じるかもしれません。

本社勤務の仕事としては、新しいエステメニューの広報PRや美容機器や美容液の研究開発、各店舗のマネージメントなどがあり、エステティシャンとしての経験を活かすことができる仕事は多くあります。

しかし接客が好きな人にとっては、「自分の望んでいた仕事ではない」と感じるケースも少なくありません。

本社勤務を目指すべき?

丸とバツを両手に持っている女性

エステティシャンが本社勤務をするメリットとしては、日勤であること、土日祝日が休みであることが挙げられます。

さらに、新たなメニューや美容機器を開発に携われるかもしれませんし、キャリアアップにもプラスになります。

エステティシャンの現場の一線からは退いて、エステメニューの開発や広報活動など、後方支援をして美容業界で働き続けたいという人は、本社勤務を考えてみてはいかがでしょうか。

Author:美プロ編集部

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