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2017年2月13日更新

ネイリスト

「一部歩合制」と「完全歩合制」の違いって? ネイリストなら知っておきたい歩合制の仕組みについて


ネイリストとしてサロンで働く場合、毎月決まったお給料が支払われる固定給のサロンのほかに、「歩合制」または「完全歩合制」と表記されているサロンもあります。歩合制は固定給とは違った稼ぎ方になりますので、働くときには注意が必要です。
 
では歩合制とは一体どういった制度なのでしょうか? 今回はネイリストなら知っておきたい歩合制サロンのお給料の仕組みや、相場について見ていきましょう。歩合制サロンを経営する際のメリットもご紹介しているので、就職活動中のネイリストの方だけでなく、独立してサロン開業を考えている方も是非参考にしてみてくださいね。

ネイリストにとっての歩合制

歩合制というのは簡単に言うと、自分が働いた分だけお給料がもらえるシステムです。働いた分だけというのは、売上や担当したお客様の人数、また指名制のあるサロンであれば指名料の一部が、お給料に反映されます。「一部歩合制」とある場合は毎月の基本給にそうした給料が上乗せされるシステムで、「完全歩合制」のサロンでは基本給はなく、給料はすべて自分の実績から算出されることになります。
 
かつては完全歩合制のネイルサロンが多かったのですが、最近では安定した給与を求める人が増えたためか、固定給のサロンが大勢を占めています。現在では都心部はどこも固定給で、歩合制を採用しているのは小さなサロンや田舎のサロンが多いみたいですよ。それでも「一部歩合制」としているサロンはまだ都心にもありますので、ネイリストとして働けるサロンをお探しの方は覚えておいて損はありません。
 

歩合制で得られる収入はどれくらい?

それでは歩合制のサロンの場合、具体的にどのような仕組みでお給料が支払われるのでしょうか。サロンによって制度に違いはありますが、ネイリスト個人の売上から数パーセントを給料として支払う、というのが基本的な仕組みとなります。ネイルのデザインや種類によって施術の金額も変わってきますので、高度な技術を持ち、人気のデザインでお客様のニーズをキャッチできるネイリストがより多く稼げるという仕組みなんですね。
 
サロンによっては売り上げではなく担当したお客様の人数によって給与がアップしたり、売上を人数で割って平均を出し、そこから何パーセントか支払う、といったシステムのところもあるようです。支払われる割合を歩合率というのですが、この歩合率はサロンごとに違い、20%前後から50%前後までと大きく差があるんですよ。
 
「完全歩合制」としているサロンの場合、全く売上がないと給料も入ってこないということになってしまうのですが、それでは法律に反してしまいます。法律を順守しているサロンであれば歩合制であっても最低賃金以上の固定給は支払われるので、安心して働くことができるでしょう。
 

歩合制サロンのメリットとは

給料を歩合制としているサロンでは、同じ店であってもネイリスト同士がライバルとなります。そのためお互いに競争心が生まれ、より良い技術を身につけようというモチベーションに繋がり、結果としてサロン全体の技術レベルも上がって、サロンにとってもネイリストにとってもいい環境が生まれます。さらに、集客が思わしくなかった時でも収入以上の給料を支払う必要がないため、赤字の心配も必要ありません。
 
働く側のメリットとしては、やはり頑張った分が直接収入につながるという点が大きいですね。ここでネイリストに求められるのはネイルの技術だけでなく、次も指名してもらうため、心地いいサロンだと思ってもらうための接客スキルも必要です。どんなに技術を磨いてもオーナーや上司に認められなければ昇級できないというシステムより、自分の技術を自分で売り込み、指名やリピートしてもらうための努力が即収入につながる歩合制に魅力を感じる人も多くいます。歩合制ならスキルさえあれば、働き始めて期間が短くてもサロン内でトップネイリストになれる可能性が大いにありますね。
 
画像出典:WorldSkills UK / Harriet Gibson(from Flickr, CC BY 2.0)matchfitskills / Nails & Beauty 2013(from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Nail Art(from Flickr, CC BY 2.0)

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