美容スペシャリストな自分になるために

作成:2016.06.27

エステティシャン

身につけるだけで理想の体型に!? ボディラインを整える“補正下着”の種類


下着にはスタイルをよく見せる効果だけでなく、体つきを矯正して美しいプロポーションに近づけてくれる効果もあります。とくに、そうした機能を最大限に引き出す“補正下着”を着用すればさらに高い効果が期待できますよ。
 
ここではブラジャーやガードル、ウエストニッパーといった様々な種類の補正下着を取り上げて、効果や特徴、選び方をご紹介します。補正効果を十分に活かすためには下着を正しくつけることも重要なので、しっかりとした知識を得て理想の体型を目指しましょう!

そもそも補正下着って何?

ただでさえ脂肪がつきやすい女性の体ですが、加齢によってそれがさらに進行します。20代後半になると新陳代謝が下がっていき、体のあちこちに脂肪がつくように。さらに30代半ば頃を境に、バストが垂れ下がっていくことになるとも言われています。そこで女性の強い味方になるのが補正下着。補整下着や矯正下着とも呼ばれることがあるこの下着は、正しく着用するだけでボディラインを崩れにくくしてくれるんです。
 
補正下着の目的は、美しいスタイルを保つことにあります。程よく筋肉がつくように促進したり、脂肪が垂れ下がっていかないように支えてくれたり、また背中や脇といった部位に流れていきがちな脂肪を本来あるべき場所に戻して、バストアップやダイエットの効果を生んでくれることも。そのため、いつまでも若々しいプロポーションを維持したいという女性の願望に応えてくれると人気を呼んでいます。
 

補正ブラジャー

バストラインやウエストラインなど、人によって自分の体型で気になるところは違うもの。中でも特にバスト周りに関しては悩んでいる人が多いのではないでしょうか? バストサイズを大きくしたい、バストが垂れ下がらないようにしたい…など悩みは尽きませんよね。
 
そこで強い味方になるのが補正効果を持ったブラジャーです。バスト周りの脂肪は脇や腕、背中などに流れていってしまいがちですが、補正ブラジャーはそうした脂肪を本来あるべきバストの近くに集めてくれる構造を持っています。また、一般的なブラジャーよりもバストを包むカップが大きい作りになっていて、脂肪を収めやすいのも特徴です。ウエストまでを覆うロングブラジャーの形状になっているものもあり、広い範囲から余分な脂肪を集められます。さらに、長く補正ブラジャーをつけていると脂肪の場所が固定されるので、ブラジャーを外したあとも脂肪がその場所に留まるようになり、バストアップ効果も期待できます。
 
なお、最近ではバストアップを主眼に置いた“育乳ブラ”も登場し、話題になっています。育乳ブラは脂肪をバストのもとに集めてバストアップ効果を狙うほか、寄せて上げるリフトアップ効果で、立体的な見栄えのバストラインを実現してくれるんですね。
 

ガードル

下腹部を中心とした下半身のボディラインを整えてくれるのがガードルです。年齢を重ねたり運動不足が続いたりすると、下半身の筋力が落ちていき、ヒップが垂れ下がってきてしまうもの。ボディラインの中でも目立つ箇所で、服を着ても隠しにくいので、しっかりとガードルで補正することをオススメします。
 
一般的なガードルは、おへそ付近の下腹部から太ももまでを包み込む作りになっています。着用すると、たるんだお腹を引き締めたり、ヒップ周りの脂肪を持ち上げて固定することでボディラインを整えてくれる効果が得られます。また、赤ちゃんを産んで広がった骨盤を矯正してくれる産後ガードルや、骨盤のゆがみを直してくれる骨盤矯正ガードルといった種類もあるので、目的に合ったものを選ぶと良いでしょう。
 

ウエストニッパー

ウエストニッパーはバストの下からウエストまでを覆い、ウエストラインを引き締めて、くっきりとしたくびれを作ってくれる補正下着。構造や目的はコルセットに似ていますが、コルセットよりもしなやかな素材でできていて、無理なくボディラインを矯正できるのが特徴です。
 


 
また、ウエストニッパーには細い腰つきの美しいボディラインを作れることのほか、ぴんと背筋が伸びて姿勢が良くなる効果も期待できます。さらにウエストの脂肪が上下に寄っていくので、うまく脂肪を集められればバストアップに活用することもできますよ。
 
ただし、ウエストを細くしたいからといって自分の体型に合わない、サイズのきついものを着用すると血行が悪くなってむくみが生じたり、腰を痛める原因になったりするので気をつけてください。
 
なお、ウエストニッパーがブラジャーと一体化した“ビスチェ”や、ブラジャー・ガーターベルトと組み合わさった“スリーインワン”、ブラジャー・ガードルと一緒になった“ボディースーツ”といった補正下着もあります。ボディラインが崩れる箇所は人によって違うので、自分が矯正したいと思う箇所に適した下着を選ぶのがオススメです。
 

 
 
今回は補正下着の様々な種類を紹介してきました。腰回りのラインを整えるにはウエストニッパー、ヒップを持ち上げたいならガードルなど、種類によって期待できる効果も違っているんですね。適切な補正下着を見つけて、理想のプロポーションを実現していきましょう。

Author:美プロ編集部

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