美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.10

作成:2017.03.01

ネイリスト

営業時間や働き方によっても様々! ネイリストの勤務時間について


 

主にネイルサロンなどで「ネイルケア」や「ネイルアート」を施すネイリスト。近頃ネイルサロンはブームに伴い競争率が激しく、お店によっては遅くまで営業することによって、他店と差をつけようとするところも多いのが現実。「あのネイルサロンまだ明かりついてるよ。スタッフ大変そう…」とネイリストの勤務時間を心配する人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回はネイリストの勤務時間についてご紹介。基本的な勤務時間やサロンによっての違いについて取り上げます。また正社員や店長など、役職や待遇によって勤務時間がどう違ってくるのかについても説明していきますよ。

ネイリストの勤務時間って?

ネイリストの勤務時間はお店の営業時間や施術できるスタッフの数、働き方によって様々です。しかしネイリストの勤務時間も他の業種と同じく労働基準法で、最大1日8時間(休憩を除く)を超えてはいけないと定められています。そのため週に5日・8時間フルで働いて、さらに土日も! という人は少ないです。しかしネイリストは高い技術を求められる仕事なので、閉店後に「残業」という形でお店で提供しているメニューを練習する人も少なくありません。

 

ただし従業員1人が働ける時間にはやはり限りがあるので、多くのネイルサロンでは「シフト制」を採用し、1日の業務を従業員たちに分配しています。業務時間がどのように分割されるのか、そして1人当たりの労働時間がどれくらいになるのか、というのはお店の営業時間や従業員の数によって変わってきます。

 

例えば、朝9時から夜21時まで営業しているサロンの場合、早番と遅番の2つにシフトを分けて、勤務時間は早番が「9時~18時(休憩1時間)」、遅番が「12時~21時(休憩1時間)」となっているところもあります。

 

また同じく朝9時から夜21時まで営業しているサロンでも、早番・中番・遅番・夕番とシフトを4分割しているところもあります。こうしたシフトの理由はお客の需要が高い時間帯に2人以上の人員を配置し、逆に少ない時間は1人でお店を回すため。つまり人件費の無駄を省くためのシフトということで、そうしたサロンの利益との兼ね合いでも勤務時間は変わってくるのです。

 

1日8時間勤務のネイルサロンしかないの?

ネイリストの中には家庭を持っていたり他の仕事をしていたりといった理由から、「1日8時間も働けない!」という人もいると思います。したがって、ネイリストの求人を見てみると1日8時間勤務のところだけでなく、お店によって様々な勤務時間が設定されています。

 

例えば大手サロンの場合、従業員が多いので「週2から勤務可能」というお店や、「1日4時間勤務~OK」など、ある程度勤務時間に融通が利くことがあります。また研修制度が充実していて、未経験者を積極的に採用しているサロンの場合には、人員に余裕があることが多いもの。育児をしながら働きたい人やWワークとしてネイリストの勤務をしたい人は、そういったお店を探してみると良いでしょう。

 

ただし中には「経験者のみ週2勤務OK」と書かれていたり、未経験者だとスキルアップのために多くの時間働かなくてはならない場合もあります。一般的に未経験のネイリストはサロン閉店後に施術の練習や、研修などを行うことが多いので、経験者よりも多くの時間働くことを覚悟しなくてはなりません。

 

勤務時間は雇用形態によって様々

「週2から勤務可能」というような時短勤務で働けるのは、アルバイトやパートの求人に限られます。正社員の場合は基本的に1日8時間(休憩を除く)のフルタイムで働くこととなり、有給などの福利厚生を利用できたり、各サロンの待遇面も適応されるのが正社員の特徴。

 

また、店長のようにお店の経営を行う人の場合、最大1日8時間(休憩を除く)などの規定から除外されるケースもあります。将来ネイルサロンを開業したいという人は、長時間働くための体力を備えることも重要になってくることでしょう。

出張ネイリストの労働時間

店舗など特定の場所で働くのではなく、お客様の自宅やイベント会場に直接出向いてネイルアートを施すのが「出張ネイリスト」。普通のネイリストと比べ、労働時間に違いはあるのでしょうか。

 

出張ネイリストにはネイルサロンで働きながら出張ネイルを行うネイリストと、完全に専業の出張ネイリストがいます。ネイルサロンで働きながら出張ネイルを行うネイリストは、“バイトであまり勤務日数を増やしてもらえない”“お給料が少ない”という状況から、本業の空いた時間に副業として出張で働いています。

 

営業時間がしっかり定まっているサロン勤務のネイリストと比べて、出張ネイリストの労働時間には融通がきくイメージがあるかもしれません。しかし出張ネイルには必ず移動時間がかかるため、場合によってはサロン勤務よりも長時間労働になるケースも。

 

例えば、同じ日に離れた場所で複数の仕事が入れば、早朝や夜間など時間帯に関係なくお客様のニーズに合わせて長距離を移動しなくてはなりません。また出張ネイルには交通費がかかりますから、そのぶんサロンを構えて施術するよりも料金面で割高な印象をお客様に与える可能性があります。出張ネイル専業で一定の売上を上げるためには“いつも臨機応変に対応してもらえるから、このネイリストさんに頼みたい”という信用をお客様から得ることが非常に重要。出張ネイリストは自らの働きやすさよりもお客様の都合に合わせることを最優先にするため、必ずしも労働時間が自由になるわけではありません。

 

ホームネイルサロンでの労働時間

では自宅の一室を使って開業するホームネイルサロンではどのような働き方ができるのでしょうか。

 

ホームサロンと通常のサロン勤務や出張ネイリストとの最大の違いは、通勤時間や移動時間がかからない点にあります。時間の全てを施術に使うことができるのでとても効率的。また完全予約制にした場合には、自分の都合がいい時間の範囲内でお客様を迎えることができますから、結婚して子どもを出産した後でも安心して仕事ができそうです。たくさん働けるときはみっちりとお客様の予約を入れ、家庭の都合などであまり働けない時には予約を減らすなどのコントロールも自由にできるのは大きなメリットです。

 
画像出典:WorldSkills UK / Beauty Therapy – Katie Wright(from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Beauty Therapy(from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Nail Art (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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