美容スペシャリストな自分になるために

作成:2016.04.30

ネイリスト

ネイルアートのはじめの一歩! まずは爪に色を塗るポリッシュをチョイス!


ポリッシュとは英語で「磨きをかける」「つやを出す」といった意味の言葉です。ネイルにおいては、爪に塗って色をつけるもののこと。ポリッシュを塗ることで爪にはつやが出て、磨かれたように光ります。ネイルアートをする上で必要不可欠なものがポリッシュ。つやが出た美しい爪があってこそ、ネイルアートが映えるものですよね。
 
各メーカーからは膨大な種類のポリッシュが出ていますが、おおまかな系統に分けて紹介していきたいと思います。また、ネイル検定で用いられるポリッシュの種類も合わせて紹介するので要チェックですよ。

どんなタイプのポリッシュがあるの?

クリア系

自爪または人工爪の元の色が完全に透けて見えるポリッシュがクリア系ポリッシュです。無色透明なもの、ほんのりと色づくものがあり、塗ってもさほど目立たないことから、普段使いしやすいと言えるでしょう。色はつけたくないけど爪につやを出したい! というときに活躍しそうですね。
 

シアー

塗ったあとも自爪または人工爪がうっすら透けて見えるポリッシュをシアー系ポリッシュと呼んでいます。ベージュ系やピンク系が多く出ているので、肌なじみが良く、上品に見えるのが特徴。大人なネイルを目指すときに使うと便利です。
 

パール

微細なラメを含んで光沢があるポリッシュがパール系ポリッシュ。通販サイト等で「パール ポリッシュ」と検索してみると、レッド、イエロー、ブルー、グリーンと、色とりどりのパール系ポリッシュが目に飛び込んできます。濃い色も薄い色もありますが、光沢があるおかげでどれもとっても華やか。パーティなどで人目を引くならパール系ポリッシュがおすすめですよ。
 

マット

透明度がまったくないので、マット系ポリッシュを塗った爪はさながらキャンディドロップのよう。ポップな感じを演出したいときに向いているのがマット系ポリッシュです。ただし、染料を多く含み伸びが悪いマット系は塗るのにコツが必要。ムラができたり、刷毛のあとがついてしまったり。二度塗りして、サイドにはみ出してしまったものは綿棒やウッドスティックで処理しましょう。
 

どのカラーを選択すればいいの?

流行に合わせよう

今や100円均一ショップでも100種類はあると言われるポリッシュの色。各種メーカーが季節に合わせてどんどん新作を出すので、世界中のポリッシュの色を数を数えるなんてとてもできません。では、どのように選択すればいいのでしょうか? 自分の好きな色を選ぶのがいちばんですが、それだけは似たような色ばかりが集まってしまうことも。そこで、流行に合わせてみるのがネイルアートの世界を広げるひとつの手です。
 
春夏に流行るのはパステルカラー。アメリカのパントン社が発表した2016年の流行色はセレニティ(淡いブルー)とローズクォーツ(淡いピンク)の2種類でした。淡い色のポリッシュは、春ならば可憐な花のようなイメージに繋がりますし、夏ならばさわやかさを出すのにもってこいです。対して、秋冬に流行るのはシックな色。2015年には落ち葉やマロンのような印象の茶系統や、ボルドー、ネイビーなどの濃色が流行りました。どちらも、カーキやキャメルなどの落ち着いた色の秋冬の服装に似合う、おしゃれな色ですね。

ネイル検定で使う色

ネイルスペシャリスト技能検定では、指定されたポリッシュを使わねばなりません。A級ではマット赤、SA級ではパールホワイト、PA級以上では両方の色を用意します。マットと指定されているのにシアーを用意してしまったり、パールではないホワイトを持っていくと検定を受けられないので、購入の際には気をつけるようにしてください。
 

組み合わせてみよう!

指によって色を変える

指ごとに色を変える、2色を交互に使うなど、すべての指を同じ色で塗らないのがネイルで遊ぶテクニックのひとつ。結婚式に参列するときには紅白のおめでたい感じの色に塗ってみる遊び心があっても良いのかも?!

ボーダー

ベースの1色を塗って乾かした後、マスキングテープなどを使ってボーダーを作ります。その上から違う色のポリッシュを塗って乾かし、テープをそっとはがせばボーダーの完成! 簡単だけどおしゃれに見えるテクニックです。
 

グラデーション

同系統の色のポリッシュをいくつか使って作るのがグラデーションです。濡らしたスポンジに横に線を引くように塗り、それを爪に押し当てることでグラデーションは完成。
 

マーブル模様

ベース色を塗って乾いたら、上からもう1色を塗ります。上から塗ったポリッシュが乾く前に丸めたラップで優しく叩いてネイルにムラができたら、マーブル模様の出来上がりです。
 


 
 
ネイルパーツを使わなくても、ポリッシュのみでネイルアートを楽しむことは可能。集めたポリッシュはカラー別、系統別にして保管すると選びやすくて良いです。いろいろな系統のポリッシュを使って、まずは簡単なネイルアートからスタートさせてみては?

Author:美プロ編集部

この記事に関連するキーワード

関連求人を探す

expand_less