美容スペシャリストな自分になるために

更新:2021.03.09

作成:2016.04.30

ネイリスト

ネイルアートを楽しむための基本的な道具をご紹介!


 

さまざまなカラーやアートで楽しむネイル。ネイルポリッシュを塗っただけのシンプルなものから、パーティーなどに向けた華やかなものまで、さまざまなデザインがあります。ネイルに関する道具もとてもたくさんあるので、何をそろえたらいいか分からない! という人もいますよね?

 

自爪を使ったネイルアートもありますが、自爪では長さが足りない人のために長さを出すための道具もあります。では、どんな道具をそろえればネイルアートを楽しめるのか見ていきましょう。

 

チップ

自爪の上に付けて使用する付け爪のこと。付け方は、ネイルシールという両面テープで貼るもの、あらかじめ接着剤を塗布加工したもの、ネイルグルーで貼るものの3種類。自分でカラーを塗って使用する透明なものから、すでにカラーがついたもの、スタッズやラインストーンで飾られた、付けるだけでネイルアートができる完成品までいろいろとあります。

シンプルなものであればあるほど価格は安く、凝ったデザインになると2万円を超えるものも!予算に合わせて購入すると良いですね。

 

スカルプチュア

フォーム

スカルプチュアを作るとき、爪の先に設置して土台として使用するシール。セロハンテープのようにロール状になっていているものが多いようです。指の形に添って格子状に目盛りが刻んであり、長さを分かりやすくしてあります。

プレプライマー/プライマー

爪表面の余分な油分・水分が残っていると、ポリッシュやジェル、スカルプチュアがきれいにのりません。余分な油分・水分を除去できる液体がプレプライマーです。プレプライマーを塗布したあと、自爪とスカルプチュアの接着効果を高めるのがプライマー。

最近ではノンアシッドのプライマーが主流ですが、かつては強い酸性の液体だったプライマー。今でも酸性のプライマーが売られていることもあるので、アレルギー体質の人や皮膚が弱い人は取り扱いに十分な注意が必要です。爪以外に付着しないように気を付けてください。

アクリルリキッド(モノマー)/アクリルパウダー(ポリマー)

アクリルリキッドに光を当てて硬化させることでアクリルパウダーへと変化し、人工爪を作り出します。アクリルリキッドは揮発性で有機溶剤系の強いにおいがするので、しっかりと換気をしないと気分が悪くなることもあります。危険な薬品なので、使い終わった後で水道に流したりするのは絶対にNG!キッチンペーパーにしみ込ませて、ビニール袋に包んで捨てるようにしましょう。

 

また、アクリルリキッドを入れておくための容器はプラスチック製だと溶けてしまうため、ダッペンディッシュという陶器やガラス製の容器を使ってください。蓋つきのものだと尚良いですね。

アクリル用ネイルブラシ

絵の具で絵を描くための絵筆は使用不可です。必ずアクリル用のブラシを使用しましょう。ネイル用筆としてナイロン製のものも売っていますが、これはジェルネイル用。スカルプチュアで使用すると溶けてしまう可能性もあるので、ここでは動物の毛でできた筆を使います。

 

ファイル/シャイナー

スカルプチュアで伸ばした人工爪の形を整える道具がファイルとシャイナーです。ファイルは爪の形を削るもので、シャイナーは表面を磨くもの。作りたてのスカルプチュアは先端がふぞろいでデコボコしているので、ファイルとシャイナーで丁寧に形を揃えると良いでしょう。

 

爪にアートを!

ポリッシュ

エナメルネイルのこと。メタリック、パール入り、透明度の高いものなどさまざまなものがあります。除光液で簡単に落ちるため、気軽に色を変えられるのが利点である一方、トップコートで保護し続けても10日前後で落ちてしまいます。

また、乾かしている最中に何かに触れると、跡がついてしまったりはがれてしまったりするので要注意。

 

ジェル

ポリッシュと同様、爪に色を付けるために使用。通常、ベースジェル、カラージェル、トップジェルの3種類を使います。塗布したあとにライトを使って硬化するため、乾かす時間が必要ありません。さらに、ポリッシュに比べると耐久性に優れています。

塗ってから2~3週間はつやつのある爪をキープすることができるでしょう。オフの場合には、ジェル専用のリムーバーで時間を掛けてオフをします。持ちが良い反面、オフの際の手間がやや掛かってくるのがジェルの特徴ですね。

 

ライト

ライトは、LEDライトとUVライトの2種類。ジェルを硬化するときに使いますが、使用するジェルの種類によってはどちらのライトが使えるのか限られる場合があるので、確認してから購入すると良いです。

また、LEDとUVのどちらにも対応しているMIXライトという商品もあります。UVライトの方が比較的手頃な価格ですが硬化が遅く、LEDライトの方が比較的価格が高いですが硬化が速いのが特徴的です。

 

ネイルシール

爪に貼って模様を作るためのシール。花やストーン、キャラクターなど種類がとても豊富なので、自分の好きなデザインを選んでネイルを可愛くアレンジすることができます。シールを貼るときはピンセットを使ってのせ、トップジェルまたはトップコートで固定しましょう。

 

ラインストーン/スタッズ/ネイルパーツ

シールと同じく、種類がたくさんあってどれを買うか迷ってしまいそうなのが、ネイルに載せて3Dアートを作り出すためのパーツ。キラキラ光るラインストーンやスタッズは、ネイルの雰囲気に合わせて選ぶと良いです。こちらもトップジェルまたはトップコートで固定します。

 

トップコート

ポリッシュを使用した場合、シールやパーツを固定させるために使用。透明のものが多いようです。

 


 

ポリッシュやネイルパーツは無数にあるので、自分で使いやすいもの、使いたいものを価格と見合わせながら模索していってください。また、道具が揃ってくるとそれらをどうやって収納するかという問題が出てきますよね?

そんなときは、ネイル道具専用のメイクボックスやメイクバッグを活用して常に整理整頓!清潔に使うことで、どんな道具でも長持ちさせることができますよ。

Author:美プロ編集部

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