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2016年11月2日更新

美容師

美容師ならみんな悩んでる!? サロンで働くには避けては通れない“美容師の人間関係”とは


ヘアカットやカラーリングでお客様を美しくする、美容師という職業。「きっと華々しい世界なんだろう…」と想像する人も多いかもしれませんが、実は美容師のほとんどがサロン内での「人間関係」に悩んでいるという厳しい現実があります。
 
美容師の離職率は3年で70~80%というデータもあり、早々に辞めてしまう人が多くいます。そして、美容師が離職する理由として最も多いとも言われるのが人間関係。今回はそんな美容師の職場事情に迫っていきます。美容師として長く働いていきたいという人は必読ですよ。

美容室で働いている人の種類

美容師の世界では技術がものを言うので、その人間関係は親方と弟子のような「徒弟制度」が基本になります。ですがそもそも、美容室にはどんな人が働いているのでしょうか。以下では美容室で働いている人たちの種類についてご紹介します。

レセプション

美容室の“顔”とも言えるのがこのレセプションで、お店の受付・接客全般を担当します。施術の前にはお客様とお出迎えして希望を聞き取り、施術の後には気分よく退店してもらためにお見送り。そのほか予約したいというお客様の電話対応など、接客全般に携わります。

アシスタント

美容師にはランク制度がありますが、その最も下に位置するのがアシスタント。美容師として認められる前の、半人前の立場です。ヘアカットを任せてもらえず、見習い・弟子としてスタイリストの補助を行うのが主な仕事になります。

スタイリスト

技術を磨いて一人前の美容師として認められると、スタイリストになることができます。お客様のヘアカットを直接担当して、指名を受けることも。アシスタントに対して師匠のような立場になりますが、諍いが起こることもあるようです。

トップスタイリスト・サロンディレクター

さらに美容師として人気が出て、お客様の指名が多くなると“トップスタイリスト”や“サロンディレクター”といった役職に昇進できます。サロンによって名前は異なりますが、若手美容師たちから憧れの視線を向けられる立場ですね。

オーナー

ヘアサロンで最も偉いのはもちろんオーナーです。店舗の売上を良くするために試行錯誤して、スタイリストたちにアドバイスや相談を持ち掛けることも。サロン内の人間関係を良くするのも悪くするのもオーナー次第です。
 

先輩・後輩との関係

経歴が長い美容師たちが口を揃えて言うのは、「昔はもっと上下関係が厳しかった」ということ。かつては体育会系のサロンも珍しくなく、新人に対してかなり厳しい指導が行われることもあったようですね。現在ではその割合は減ってきているようですが、今でも先輩にいびられているように感じて辞めてしまう新人さんは多くいます。
 
親方がスタイリスト、弟子がアシスタントに当たる美容師の徒弟制度。ですが、師匠が優しく指導してくれるとは限らず、自分で見て学ぶように言われたり、一見理不尽な練習を押し付けられたりすることもあるようです。
 
とはいえ、現役美容師が語るエピソードには、「恐い先輩と勇気を出して話してみたら、実は成長してほしいから厳しく当たってくれていただけだった」というものも。厳しいように見えても、悪意があるわけではないかもしれません。しっかりとコミュニケーションをとって、相手の人柄や考え方を理解していくようにしましょう。良い師匠を見つけられれば、美容師として上達するのもずっと早くなるはずですよ。
 
また、逆に美容師として経歴を積んでいけば、自分が先輩という立場になることもあるでしょう。その際、後輩と上手く折り合いをつけていきたいと思うのであれば、つねに平等に接することが大切です。後輩の内、誰か一人が悩んでいるように見えたとしても、他の後輩も一緒に誘うようにしましょう。そうすれば依怙贔屓しているように見えず、面倒見のいい先輩だと思ってもらえるはず。
 

同僚との関係

ほとんどの美容室は少人数が働く狭い職場で、一緒にいる時間も長くなるため、同僚であってもギスギスしてしまうことがあります。同僚との不和はとくに男女比が偏っているサロンで起こりがちだという説もあり、女性が多いサロンで陰口が絶えない状況になってしまった…という話も。美容師としてのこだわりが衝突して不仲になることもありますが、大抵は「何となく気が合わない」といった些細な理由が原因。人間関係のトラブルを確実に避けることはできないものの、少しでも改善できるように気配りを忘れないようにしましょう。お客様に気を遣わせてしまうほど不和が悪化すると、仕事を辞めさせられてしまうこともあるようなので、できるだけ和やかな雰囲気で働けるようにしたいものですよね。

オーナーとの関係

人間関係の不和は、サロンの経営者であるオーナーとの間にも生じることがあります。サロンディレクターなど、立場が上になっていくとサロンの方向性をめぐってオーナーと食い違うこともあるのです。美容師はそれぞれ、美しさについて自分なりの基準を持って仕事しているもの。妥協できない点が出てくることもあり、それがきっかけで勤めていたサロンからの独立を決意する人も多いようです。
 

アシスタント時代は辛い?

美容師のアシスタント時代はまだ一人前と認められず、先輩のサポートなどの細々とした業務や、終業後の技術練習などを行う必要があるため精神的にも肉体的にも負担が大きくなってしまいがち。業務や練習に加え、美容業界特有の厳しい上下関係に苦労することもあります。美容師はアシスタント、スタイリスト、トップスタイリストなどいくつかのポジションに分けられますが、アシスタントとスタイリストの立場の差は1番大きく、店舗によっては厳しい上下関係が存在するよう。
 
また、先輩のスタイリストも勤続年数や個人売上、指名数などが複雑に絡み合ってポジションが決まっています。それでも、美容室での業務はチームワークが重視され、先輩とも上手くやっていかなければならないため、アシスタントはサロン内での上下関係に気疲れしてしまっているケースも珍しくありません。

スタイリストに早く昇格するためには?

人間関係以外にも、シャンプーでの手荒れや腰痛など、アシスタント時代には大変なことも多いよう。しかし、先輩美容師たちも同じようにアシスタントを経験し、成長してきました。できるだけ早く成長し、スタイリストを目指すにはどうすればよいのでしょうか。
 
スタイリストへの昇格は、それぞれの美容室で設けられている試験に受かることが必要。勤務先によって違いますが、シャンプー、カラー、パーマ、ブロー、カットなど美容師として必要な技術全般が試されるようです。そこで大事になるのが、何よりも練習。厳しい先輩や苦手な先輩がいてもじっくりアドバイスをもらって、できるだけ練習時間を増やしましょう。
 
アシスタント時代は基本的にカット業務を任せてはもらえませんが、カットモデルをお願いして練習するという手もあります。友達に頼むこともありますが、カットモデルを探して街に出ることも。「カットモデルをやりませんか」と声をかけるのはなかなか勇気がいりますが、スタイリストになるためには避けては通れない道。また、カットモデル以外にもブローモデル、カラーモデルなど様々なモデルを探すことがあるので、自分の目的に合った髪型、髪の長さの人を探すようにしましょう。
 


人間関係のトラブルに見舞われて、サロンで働くのが嫌になってしまったという人には、いくつかの選択肢があります。たとえばすでに技術を持っている人であれば、独立して開業したり、フリーランスの美容師になるという道が有力でしょう。フリーランスになる場合には、「業務委託」や「面貸し」といった働き方も。同じサロンで勤め続けることだけが美容師の働き方ではないので、あまりにも人間関係がつらいと感じたら転職を考えてみましょう。

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