美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.02.13
エステのアルバイトってどんな仕事をするの? エステティシャンのアルバイト・パート事情
女性の「美しくありたい」という願いを実現してくれる“エステティシャン”。職業としても多くの女性から人気を集めていますが、そもそもどうしたらエステティシャンとして働けるのか知っていますか? 実はエステティシャンには必須の資格はなく、資格がなくても働けるんですよ。
とはいえ、育児や主婦業など、働ける時間に限りがある女性も多いもの。中には「アルバイト・パートで働けないかな?」と考えている人もいるはずです。そこで今回はアルバイト・パートでエステティシャンとして働く方法についてご紹介。待遇面についても取り上げていきます。
アルバイト・パートでエステティシャンとして働くには?
エステ系のサロンでアルバイト・パートとして働く際には、まずサロンが出している求人に応募する必要がありますね。「全くの未経験だから採用されないんじゃ…」と不安に思う人もいるかもしれませんが、エステティシャンの求人には「未経験可」のところも多くあります。そうしたサロンでは「研修制度」が整っていて、働きながら施術や接客の方法について学んでいくことができるんです。
もちろんサロンは学校ではないため、研修も仕事の一環として行われます。なかなかスキルが身につかなければ残業が生じることもあるので、「研修制度」があるからといって安心せず、自分でも参考書で予習・復習したり、エステティシャンとしての知識や技術を学べるスクールに通うなどして、積極的に知識を深める努力をしましょう。
エステティシャンのアルバイト・パートはどんな仕事をするの?
上述したように、アルバイト・パートとしてエステサロンに就職すると、研修を受けてスキルを磨いていくことになります。お客様を担当するレベルにスキルアップできるまでは、受付や事務作業、エステティシャンのサポート、雑用を割り振られることが多いようですね。その他にもエステ用品の管理や在庫の確認、掃除や後片付けなど、様々な業務が行われているようです。
研修期間の時給は、大体900~1,000円ほどが相場となるようす。しかし研修が終わり、お客様を担当できるようになれば、1,000~1,400円ほどまで時給がアップしますよ。また店舗にもよりますが、歩合制を取り入れているサロンであればお客様を一人担当するごとに固定給に歩合給が加算されていきます。
そして勤務時間については、多くの店舗が主にシフト制を取り入れているようす。ただ、なるべく長い時間働ける人材のほうがシフトの都合がつきやすく、重宝されるので、求人では「週4日~」「6時間以上勤務」といった条件をよく見かけます。自分の都合がいい時間帯で働けるように、じっくり求人を探してみましょう。
エステティシャンは資格をとるべき?
そもそもエステティシャンには資格が必要だと思われがちですが、実のところしっかりとしたスキルさえあれば、資格がなくても働くことは可能です。エステティシャン向けの資格は多数あるものの、これらは国家資格ではなく民間団体が発行している資格なので、資格取得は必須ではないんですね。もちろんこれはアルバイト・パートの場合でも同様です。
とはいえ、たとえ必須ではないとしても、資格を持っていれば確かな技術の証明になります。それに全然知識がないまま研修を受けるよりも、事前に知識があった方が上達は早くなりますよね。アルバイト・パートでもなるべく早く施術を担当したい人は、まず資格を取ってから求人に応募するか、働きながら資格を取得するといいでしょう。
エステティシャンの資格としては、有名なものでは「認定エステティシャン資格」というものがあります。これは「一般社団法人日本エステティック協会」が認定校として定めた専門学校で学び、その後試験を受けて合格すると取得できる資格。この資格を所持していると、「エステティックに関する理論・技術を理解している」と認められたことになりますよ。
資格があれば、アルバイト・パートになる時に優遇されることが増えるはず。ほとんどのサロンは即戦力となる人材を望んでいるため、資格さえあれば面接まで漕ぎつくことも難しくないでしょう。また、研修を早くクリアしてオーナーに認められると、すぐにエステティシャンとして施術を任せてもらえる場合もあります。さらにステップアップして正社員になる道も見えてくるので、この先も長くエステティシャンとして働きたいという人はできるなら資格の取得を目指しておきましょう。
画像出典:Nick Webb / Towel(from Flickr, CC BY 2.0)、Visit Finger Lakes / Beau Monde Spa in Victor in the Finger Lakes(from Flickr, CC BY 2.0)、Miguel Librero / DSC03882(from Flickr, CC BY 2.0)
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