美容スペシャリストな自分になるために

2016年11月14日更新

エステティシャン

エステティシャンという職業――仕事内容・資格・求人・専門学校 etc


頭のてっぺんから指先まで、お客様の全身を美しくするエステティシャン。フェイシャルエステや脱毛エステ、ボディエステにリラクゼーションエステなどその施術内容は多岐に渡りますが、いずれも美容に関する高い知識や技術が必要です。このページでは、あまり知られていないエステティシャンの仕事内容や業界情報を一覧できます。

仕事内容

エステティシャンの仕事は、お客様の要望や体質を聞き取るカウンセリングから始まります。そしてそれを踏まえて、お客様一人一人の体質に合わせた効果的な施術を行っていくんです。施術の目的も脱毛やダイエット、小顔や美白など様々なので、美容に関する総合的な知識が必要になるのも特徴。施術の際には自らの手を使うだけでなく、最新の美容機器を用いることも。超音波や特殊なライトを使った美顔器や脱毛機器、ピーリングマシンといったものを使いこなしていきます。

エステティシャンになって良かったこと、大変なこと

毎日「美容」に関わることができ、自らも美しくなっていけるエステティシャンは女性の憧れの職業でもあります。新商品や新サービスをいち早く試せるという良い面もあるのですが、一方、忙しい時には休憩を取る時間もなく体力勝負という大変な面もあるようです。

ソシオエステとメディカルエステ

高齢者の方や、何らかの身体的障害を持っているなどの理由で、社会的に弱い立場に置かれた人へのエステを「ソシオエステ」と呼び、医師と提携して医学的な観点から美容を改善するエステを「医療エステ(メディカルエステ)」と呼びます。医療と結びついている分、通常のエステサロンよりも専門的な知識が求められますが、その分やりがいのあるお仕事です。

エステの歴史

美しくなるための方法がエステティック(エステ)として確立されたのは比較的最近のことです。さかのぼれば、古代エジプトのクレオパトラも18世紀フランスの貴族も、召使いを使いマッサージなどの施術を行っていました。現代のエステに繋がるような科学的なアプローチを取り入れたエステサロンが登場するのは1900年頃からです。

脱毛の歴史

脱毛の歴史は、最古のものでは紀元前4世紀頃までさかのぼります。もちろんその時代には脱毛器具などはありませんでしたが、石灰や硫黄をペースト状にしたものを肌に塗り、それを乾かして脱毛をするという方法がとられていたようです。脱毛の方法や考え方は、その時代毎に女性の美意識とともに発展してきました。

エステティシャンになるには

エステティシャンになるためには、必須となる資格などはありません。とはいえ実際には、様々な方法でエステティシャンとしての知識や技術を学んでから就職するという人が多いようです。最もポピュラーなのが、専門学校や養成スクールに通ってしっかりと時間をかけて勉強するという方法。そして時間や学費が足りない人は通信教育でスキルを身につけて、資格の取得を目指しているようです。そのほか未経験のままサロンに直接就職する方法もありますが、入社してから研修を受けたり必死で勉強しなければなりません。

専門学校

エステティシャンには必須の資格はない…とはいうものの、やはりたしかな技術を身につけてから働きたいもの。エステティシャン向けの専門学校に通えば、エステに関する様々な知識を身につけられるだけでなく、エステサロンで働くためのマナーを学んだり、施術の実習を受けられるところもあるようです。短いところでは3カ月、長ければ2年という通学期間が設けられているので、自分に合った学校を選んで各種資格の取得を目指していくといいでしょう。

スクール

専門学校に通う時間は無いという人も、エステティシャン養成スクールなら短期間でエステティシャンの知識と技術を学ぶことが出来ます。期間は短いものだと1日から通うことができ、長くても6カ月以内のところがほとんど。また、学校とは異なり、自分の都合のいいときにカリキュラムを受講できるよう、回数制や時間制の方法をとっているところが多いのが特徴です。

志望動機

エステティシャンとして働き始める際に、ほとんどの人はまずエステサロンに就職することを目指します。ですがもちろん、求人に応募したからといって誰もがそこで働けるわけではありません。エステティシャンはお客様と触れ合う仕事である上、業界全体の離職率が高めで、エステサロンの面接ではどれだけやる気があるかがチェックされます。そのためエステティシャンの志望動機として適切なのは、「人に尽くすことが好き」「人をキレイにすることに喜びを感じる」など他人本位なもの。せっかく技術を持っていても、熱意を上手く伝えられなければ落とされてしまうのでしっかり準備しておくことが大切です。

アルバイト・パート事情

アルバイト・パートとしてエステサロンに就職した場合、まず、未経験者の場合は研修が必要になります。お客様を担当するレベルにスキルアップできるまでは、受付や事務作業、エステティシャンのサポート、雑用を割り振られることが多いようです。しかし研修期間が終了しお客様を担当できるようになれば、サロンによっては時給に歩合給が加算され、高額給与を得られるのが魅力です。

未経験エステティシャン

多くのエステサロンが未経験者採用を行っているため、エステティシャンは比較的未経験者が目指しやすい職業です。サロンによってはスクール並みの研修設備があるところもあり、給与をもらいながら技術を身に付けることができます。また、専門学校やスクールなどである程度知識を身に付けたり資格を取得すると、未経験でもあなたの技術の証明の代わりになるので優遇されるはずですよ。

主婦エステティシャン

主婦の方が家庭と仕事を両立させるのは大変なものです。時間の無い主婦が仕事を探すうえで一番気になるのは、勤務時間ではないでしょうか。サロンによってはフルタイムで働かなくとも短時間勤務でOKというような、比較的自由な時間で働けるお店もあります。また、主婦がエステティシャンになるもう1つの道として、「自宅開業」という働き方もあります。この場合、自宅でお店を運営することになるので、家賃がかからず、あまり顧客を増やさなくても黒字になりやすいという大きなメリットがあります。

男性エステティシャン

エステティシャンといえば女性の仕事、そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。たしかに現在はエステサロンに訪れるお客様のほとんどが女性で、体に触れるのが避けられない仕事であるため、男性エステティシャンは珍しいようです。ですが最近では男性を対象としたメンズエステというものも人気を集めていて、男性エステティシャンの数も徐々に増えてきています。男性エステティシャンを育てる専門のスクールも開講されていて、卒業後の就職支援も行われているので、男性だからといって諦めてしまう必要はありません。

給料・年収

美容系の仕事のなかでは身近な印象があるものの、その年収や生涯賃金については意外と知られていないエステティシャンという仕事。平均年収は300万円から400万円、生涯賃金は1億4,000万円ほどと言われているようです。とはいえ、エステティシャンの世界ではスキルや集客力によって、どれほどの収入を得られるのかが大きく変わってくるもの。美容師と同様にランク制が取り入れられていて、技術を磨くことでステップアップできるようになっているエステサロンも多いようです。

派遣社員のエステティシャン

自由なスケジューリングができ、自分に合った働き方を選べる派遣社員という働き方もあります。派遣として働くにはまずエステティシャン派遣サービスなどの「人材派遣会社」と契約する必要があります。派遣先の仕事には「経験者優遇」や「フェイシャルマッサージ経験者のみ」といった条件のあるところも多く、その人の経験やスキルによって登録からお仕事紹介までの時間は様々です。

資格

高い技術が求められるエステティシャンという職業ですが、意外なことに国家資格は存在しません。様々な民間団体から資格が発行されているものの、いずれも必須ではないので、自分にとってどれが必要なのかよく考えて取得したほうがいいでしょう。有名なものでは日本エステティック業協会や日本エステティック協会が認定している資格があり、習熟度に応じてランクがいくつか分かれています。また、どちらも協会が認定する学校のカリキュラムを受けて受験するのが基本ですが、日本エステティック業協会の場合はサロンでの実務経験があれば、それを受験資格の代わりとすることもできるようです。

求人

エステティシャンの求人は美容業界でも恵まれているようす。エステサロンの店舗は至るところにあり、求人の数も多いので、売り手市場とも言われています。そのためサロンによってはとくに資格がなくても採用してもらえたり、未経験で働ける場合も。とはいえもちろん大手サロンでは専門学校に通っていたことが必須条件になっていることもあるので、希望の職場に就くには努力が必須です。エステティシャンとして活躍するには技術だけでなく愛嬌やコミュニケーション能力も大切なので、そうした人柄に関わる部分も積極的に磨いておいたほうがいいでしょう。

ネイル

エステティシャンを志望する人の中には、ネイルを施したいという女性もいるかもしれません。ですがエステティシャンはお客様の肌に直接触れる仕事なので、爪を短くしておく必要があり、ネイルを施すのも避けた方がいいと言われています。もしお客様の肌を傷つけてしまったら一大事ですし、お客様の中にはネイルの匂いが気になる人も。サロン側で禁止にしているところも多く、どうしてもネイルをしたいというエステティシャンは手ではなく足に施したりと工夫しているようです。そもそもエステティシャンの身だしなみは、清潔感が何より重要。お客様から「触られたくない…」なんて思われないように、ネイルも避けておくのが無難です。

モニター

様々な最新機器や技術によって美しくなれるエステサロンですが、その出費は安くはありません。そこで利用志望者が相次いでいるのが、エステのモニターです。モニターにはそのサロンのサービスをお試しで体験するタイプと、サービスの効き目を宣伝するために広告モデルを務めるタイプの2種類があり、料金を全額か一部お店側に負担してもらえるのが魅力。ですがモニターを務めると食事制限などを求められることがあったり、悪質なサロンでは別のサービスを受けるように誘導されることも。むしろ出費がかさんでしまっては元も子もないので、事前に店舗の評判をよく調べておく必要があります。

ダイエット

エステサロンにも様々な種類がありますが、中でも?身エステではダイエット向きのサービスが提供されています。具体的なサービス内容としては、エステティシャンが素手でマッサージを行い老廃物の排出や血行の促進を促す「ハンドトリートメント」や“切らない脂肪吸引”と言われる超音波を使った「キャビテーション」、電気の力で筋肉トレーニングができる「EMSマシン」といったものがあるようです。店舗によって行っている施術内容は様々なので、あらかじめ調べておいて気になるサービスがあるサロンに訪れてみるのがよいでしょう。

プレゼント

エステサロンは担当制になっているお店が多く、長く通っているうちに担当エステティシャンと懇意になるのもよくあること。そこでエステティシャンの誕生日などに、プレゼントを渡したいと思う人も多いようです。お客様を美しくするエステティシャンは美容へのこだわりが強く、自身も美しくなろうとしているもの。そのためプレゼントには美容関連のものを選ぶと喜ばれて、話も盛り上がるかもしれません。またエステティシャンは仕事時間が長く、立ち仕事で疲れがたまりやすいので、リラクゼーション効果が期待できるものがいいとも言われています。

経営

エステティシャンは美容業界でも人気の職業ですが、その理由の一つに特別な資格が必要ないという点が挙げられます。そのためエステサロンを開業しようとする人も多いものの、実はほとんどのエステサロンが数年で閉店するという厳しい業界。そこで生き残るにはエステについての知識はもちろん、経営のノウハウや集客術、売上をアップするための方法なども身につけておかなくてはいけません。エステサロンの経営者として成功できれば、エステティシャンとして働くより格段に高い収入を得られるので、ゆくゆくは経営者になることを目指して着実にステップアップしていきましょう。

英語

美容業界の国際化は、エステティシャンにとっても他人事ではありません。日本に観光するために訪れた外国人がエステサロンを利用することも増えていますし、エステティシャンとしてスキルアップするため国外に留学する際にも英語力が必要になってくるもの。とくにエステ業界の場合にはエステサロンを英語で「beauty salon」と表現するなど、和製英語が混ざっているので正確な言葉を知っておくことがとても大切です。「体の調子はいかがですか?」など基本的な接客英語を身につけておいて、外国人観光客が突然来店しても対応できるようにしておきましょう。

エステティシャンの関連求人

エステティシャンになるための情報まとめ

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エステティシャンに国家資格はありませんが、民間認定資格がいくつか存在します。必須というわけではありませんが、エステティシャンはお客様の体に直接触れ、美容器具や化粧品を使うもの。しっかりと勉強をして、正しい知識を身につけておきたいものですよね。

エステティシャンの仕事

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エステティシャンになるには、まずはエステサロンに就職する必要があります。いずれ独立・開業を目指すにしても、最初はエステサロンでスキルを磨いていかなくてはいけないんです。でも、「そもそもエステサロンに就職できなかったらどうしよう…」と不安になってしまう人もいますよね。

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エステティシャンに国家資格はありませんが、民間認定資格がいくつか存在します。必須というわけではありませんが、エステティシャンはお客様の体に直接触れ、美容器具や化粧品を使うもの。しっかりと勉強をして、正しい知識を身につけておきたいものですよね。

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