美容スペシャリストな自分になるために
エステサロンのベッドメイクのポイント
エステサロンでお客様が気持ち良く施術を受けてもらうためにこだわりたいのがベッドメイクです。ベッドメイクを行う際の注意点にはどんなことがあるのでしょうか。
ここでは、お客様の気持ちになってベッドメイクを行うことの大切さについてお話します。
ベッドメイクの際の注意点

ベッドはお客様が直接触れるので、ベッドメイクをどう行うかはとても重要です。1時間、2時間と長時間横になっているお客様がベッドの状態を不快に感じてしまうなら、どんなに丁寧な施術を行ったとしても満足度は半減してしまうからです。
ベッドメイクの際には、次の注意点を意識してセッティングしてみてください。
- 長時間横になっていると体が痛くならないか
- 横になっている時に足元など寒く感じないか
- うつ伏せになって施術を受ける時に顔が苦しくないか
- うつ伏せの時にタオルの跡が顔に残ることがないか
- タオルの肌触りは良いか
エステサロンのベッドは硬めですので、ベッドにただタオルシーツを敷いただけというのでは長時間横になっていると人によっては腰などに痛みを覚えます。ですから、タオルシーツを2~3枚重ねたり、綿毛布などを利用して、負担をかけない工夫をすることが必要です。
さらに仰向けの姿勢の時だけでなく、うつ伏せになった時にも心地よく施術を受けられるように、ヘッドレストの上にジェルパッドを敷くサロンもあります。
お客様の立場になってベッドメイクを
ベッドメイクのやり方はエステサロンによって異なります。どの方法が正解というのはありませんが、見た目の良さや利便性だけを考えてセッティングするのではなく、お客様が心地よく施術を受けることができるようにセッティングするとよいでしょう。
そのためには、お客様の立場になってベッドのセッティングを体感してみるのがおすすめです。エステティシャン自身が実際に長時間横になって施術を受けてみると、「腰が痛いな」とか「首が疲れるな」とか「タオルがゴワゴワするな」などと、不快に感じる点に気付くことができます。
ベッドメイクにはお客様の声を反映させて

施術中に「腰が痛いんだけど」などと言われたら、タオルを入れてあげたりして調整するようにしましょう。また、さらに改善できる点がないか、お客様の声を取り入れつつベッドメイクを調整していくようにしてください。
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