美容スペシャリストな自分になるために

作成:2020.11.30

アイリスト

マツエクサロンを開業するために準備すべき初期費用はいくら?


 

アイリストとして働いていく中で、誰しも一度は自分のお店を持つことを夢見るはず。だけど、実際にどれくらいの期間でどれくらいの費用を用意すれば良いのか分からないですよね。そこで、今回の記事ではマツエクサロンを開業するために必要な初期費用をご説明します。どれくらいの費用が必要になるのかを学んで、今後の開業の参考にしてみてくださいね。

 

INDEX
■オープンまでに必要な費用
■オープンした後に必要になる費用
■オープンまでに購入したい備品
■お金以外に準備しておきたいこと
■まとめ

マツエクサロンオープンまでに必要になる費用


 

マツエクサロンを開業する場合、まず準備しておきたい資金はずばり「200万円」ほど!この金額は、テナントを借りて開業する場合に必要になる目安の金額です。もし既に自宅として借りているマンションの1室を利用して開業する場合には、「100~150万円」ほどを目安に考えておくと良いでしょう。

 
<初期費用の内訳>

  • テナントの賃料
  • 内装工事費
  • 洗濯機やウォーターサーバー、パソコンなどの設備費
  • 施術で使用する備品代

 

ただ、その資金の全てをポケットマネーで用意するのはなかなか大変ですよね。その場合は申請をすることで融資を受けることもできますよ。

 

1、借入融資

日本政策金融公庫をはじめとした公的な金融機関や、銀行をはじめとした民間の金融機関から借り入れる

2、投資・出資

投資家やクラウドファンディング、ベンチャーキャピタルといった出資者から資金をもらう。基本的には返済は不要

 

2の場合は返済が不要ですが、マツエクサロンをはじめとしたサロン開業の場合にはなかなか難しいのが現実。資金が揃うまでに時間が掛かる場合も多いので、1の借入融資を利用するのが良いかもしれませんね。

 

融資を受ける場合には「創業計画書」の記入と提出が必要なので、以下の記事で計画書の記入方法をチェックしておきましょう。

マツエクサロンをオープンした後に必要になる費用


 

晴れて自分のサロンをオープンした後にも、もちろん必要になる費用は存在します。運転資金(ランニングコスト)と言われるものの内訳を見ていきましょう。

 

  • 毎月の家賃
  • 人件費
  • 集客のための広告費
  • サロンの光熱費
  • 施術で使用する商材の購入費

 

関東でサロンを運営する場合、お客様の来店数も多いとは言え、家賃も非常に高いのが特徴的。地方の家賃の2倍以上の金額になることもあるので、どこでサロンを開きたいのか、なぜそこなのかをはっきりさせておきましょう。

 

スタッフが自分1人だけという場合には自分の給料を調整すれば良いものの、自分以外にもスタッフを雇用している場合には必ず人件費がかかってきます。フルタイムで働いてもらう場合には、毎月20万円程度のお給料が必要になると考えておきましょう。

 

また、スタッフを新しく求人する場合にも採用コストがかかってきますよ。美容業界の中でも比較的採用が難しいと言われているアイリストなので、1人採用につき10万円ほどは見積もっておきましょう。

オープンまでに購入しておきたい備品一覧


 

テナントが決まって内装工事を終えたら、オープンに向けて必要となる備品を購入していきましょう。一度購入すればずっと使い続けられるものもあれば、定期的に購入をすることが必要な消耗品もあります。以下に購入するために必要な費用をあげていくので、参考にしてみてくださいね。

リクライニングチェア:1台約5万円

枕:約2,000円

ブランケット:約2,000円

ドレッサー:1台4~5万円

アームライト:1台約1万円

スツール:約5,000円

ワゴン:約1万円

ツイーザー:約1,000円

ブロア:約1,000円

フェイスタオル:1枚約500円

荷物を入れるカゴ:約1,000円

スリッパ:約1,000円

グルー:約1,000円

サージカルテープ:1巻約150円

スクリューブラシ:1本10~20円

コットン:約100円

リムーバー:約1,500円

お金以外にもある!マツエクサロン開業までに準備しておきたいこと

マツエクサロンを開業するためには、初期費用をしっかり揃えることはもちろんですが、それ以外にも準備すべきことがいくつか存在します。

①開業届の提出

サロンの開業が決まったら、サロン所轄の税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出する必要があります。いわゆる開業届ですね。この開業届をサロンオープンの日から1か月以内に提出をしないと営業を開始することができないので、忘れずに必ず提出するようにしてください。


 

①サロン所轄の税務署名、提出日

②サロンの住所、連絡先

③サロンオーナーの氏名、捺印、生年月日

④個人番号(マイナンバー)

⑤開業する職業

⑥サロン名(屋号)

⑦届出の区分(新規開業であれば「開業」にのみ○、その他は空欄)

※事業の引継ぎを受けた場合は、受けた先の住所、氏名を記入します。

⑧所得の種類(マツエクサロンであれば事業所得に○)

⑨開業・廃業等日

⑩事業所等を新増設、移転、廃止した場合/廃業の事由が法人の設立に伴うものである場合(新規開業であれば記入不要)

⑪開業・廃業に伴う届出書の提出の有無(青色申請や消費税に関する書類の提出の有無)

⑫事業の概要

⑬給与等の支払の状況

⑭源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の提出の有無(給与の支給人員が10人未満であれば、申請をする事により年2回にまとめて源泉所得税を納められる。原則は徴収した日の翌月10日が納期)

⑮確定申告などを行う税理士の氏名、連絡先(いなければ記入不要)

⑯給与支払を開始する年月日

⇒国税庁「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」

②美容師免許の取得

お客様の目元に触れて施術をするので、アイリストとして働く場合は必ず美容師免許が必要です。「開業はするけれど施術はしない」という場合には取得をしていなくても問題ありませんが、急遽スタッフが体調不良でお休みになったり退職となったりした時に美容師免許を持っていれば、お客様をお断りせずに施術することができますよ。

 

美容師免許を取得するためには、高校を卒業した後に美容専門学校に進学し、2年間(通信の場合は3年間)通い続けた後にはじめて受験資格が与えられます。どれだけ知識があっても専門学校に通っていないと受験をすることができないので、遅くてもマツエクサロンを開業する2年前には美容専門学校に通い始める必要がありますよ。

③美容所登録

前述したように、アイリストとして働く場合には美容師免許が必須です。それと同様に、マツエクサロンを開業する場合には必ず美容所登録という手続きが必要になるのです。美容所登録とは、国家資格を取得している労働者が勤務するサロン(美容室、理容室など)が管轄している保健所に「基準を満たした上で安全に営業をします」という証明をする届け出のこと。美容所登録をするためには、以下のような流れで申請をする必要があります。

 

  1. 内装工事前に管轄の保健所へ事前相談
  2. 開設届・開設検査手数料2万円を保健所に提出
  3. 保健所による立入検査
  4. 保健所からの検査合否連絡を待つ
  5. 保健所から発行される確認書を受領

 

美容所登録が完了するまでには全部で1か月程度が必要になりますよ。マツエクサロンを開業する際には、必ず事前に届け出をするようにしましょう。

まとめ


 

今回の記事でご紹介したように、マツエクサロンを開業するためには一定額の初期費用が必要になります。また、それに加えて諸々の準備も必要に。「開業はしたいけれど、いきなり数百万円の資金を用意することなんてできない…」という方も、融資を受けることによって無理なく開業を叶えることができますよ。

 

立地、雇用するスタッフの数、サロンの内装など、初期費用を安く抑えるための方法も数多く存在するので、自分の予算に見合った開業計画を立ててみてくださいね。

Author:美プロ編集部

関連求人を都道府県から探す

アイリストの仕事に就くための情報まとめ

アイリスト編 -実際に働いてみて

まつげエクステンション、まつげパーマ・カール、まつげカラーなどの、まつげ専門技術者をアイリストと呼びます。 数年前から急激にまつげエクステが主流になったと同時に、多くのトラブルが起きた為、平成20年3月に厚生労働省により『まつげエクステンションによる危険防止の徹底について』という通達が出されました。 現在では、『美容師免許』を取得していなければ、施術をすることができません。

チーフや店長にキャリアアップできる! アイリストの正社員として働くということ

「まつ毛エクステ」や「まつ毛パーマ」などを施す「アイリスト」ですが、今では「美容院」や「ネイルサロン」でもまつ毛の施術を取り入れている店舗が多くあって、そこで働くアイリストの需要も高まっています。アイリストの働き方にもアルバイト・パートや正社員など様々な種類がありますが、キャリアアップを望んでいる人は「正社員として働きたい」と思いますよね。

アイリストには「美容師免許」も必要! 未経験者がアイリストを目指す方法とは?

まつ毛エクステの施術など、目元のケアを行うプロフェッショナル「アイリスト」は、女性からとても人気の高い職業の1つですよね。ですが実際にアイリストになるための方法には、どんなものがあるのでしょうか?

一流アイリストになるために! アイリスト検定を受験しよう

まつ毛ケアの専門家・アイリストには安全な施術と細かな衛生管理が求められるため、国家資格である美容師免許の取得が必須になります国家資格である美容師免許の取得が必須になります。しかし、美容学校ではアイリストとしての実践的なスキルを学ぶことはできません。そこで多くのアイリストは、まつ毛ケアの民間資格を取得しています。

サロンの種類によっても給与形態は様々! アイリストのボーナス事情とは?

一回の施術量が他の美容サービスより多くなるアイリストは、美容業界のなかでも高収入であると言われています。しかしアイリストの主な勤務先であるアイラッシュサロン1つとってもその支払われ方は様々なようで、同じアイリストでもその収入には開きがあります。