美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.01.29

作成:2017.01.30

アイリスト

アイリストがお客様と相談すべきこと

カウンセリングをしている様子
 

まつ毛エクステは、お客様が目を閉じた状態で施術します。ネイルやヘアメイクのように出来上がる過程を、お客様は確認出来ません。お客様は、目を開けた時に初めてまつ毛エクステが完成した姿に出会います。

 

アイリストとしてお客様の希望を叶えるためには、正確な技術はもちろんですが、さらに念密なカウンセリングは欠かせません。

カウンセリングの流れとポイント

お客様はご予約頂いた瞬間から顧客になるか検討しており、施術を受ける日も、サロンに足を踏み入れてすぐに、サロンの雰囲気やアイリストの接客などに目を光らせています。まずはお客様が安心出来る雰囲気と接客を心掛けていきましょう。

 
なりたいイメージをヒアリングし、すぐに施術に入りたい所ですが、必ずお客様にまつ毛エクステが出来る健康状態なのか、今のまつ毛の状態を確認します。お客様の目元に疾患があったりお肌が荒れてしまっているようでは、エクステを付けられません。あとで、トラブルが発生しクレームになってしまうことも少なくありません。
 
次に、カウンセリングカルテを用意して、お客様に記入していただきます。カウンセリングカルテの中には、なりたい目元の雰囲気やまつ毛のデザイン。現在の体調やアレルギーなど、お客様の健康に関する記入をしていただきます。また、施術に対しての規約同意書に署名して頂く欄も必ずありますので、カウンセリングカルテに沿って記入漏れなどがないかも確認していきます。

健康状態の確認

カルテ
 

過去の施術経験と施術後の状態を確認

今までまつ毛エクステをしたことがあるか、その時に接着剤などのかぶれがないか、刺激はなかったか等、確認しましょう。
 
もしあった場合は、症状が軽いなどの如何なる場合もお断りしなければなりません。アナフィラキシーショックが起これば、今回の施術で更に症状が重くなります。

 

病院への受診状況を確認

今、眼科系の病院に通院しているか否かの確認をしましょう。

こちらは、もし通院中であれば通院が終了し、医師の了承を得てからの施術となることを伝えてあげる必要があります。

 

まつ毛パーマの履歴、あれば施術日の確認

まつ毛パーマとまつ毛エクステの同日施術、一週間以内の施術はまつ毛が切れやすくなってしまいます。パーマ施術後一週間はまつ毛エクステは行わず、経過してから施術を受けて頂くよう促しましょう。

 

コンタクトレンズの有無

ハードであれば、施術中に割れることもあるので外してからの施術を促しましょう。ソフトでも外して頂くのが望ましいですが、ソフトであればそのまま施術へ移られる方も結構いらっしゃいます。

 

眼鏡の使用の有無

眼鏡をかけている方は、施術中は外していただきます。さらに、エクステをつけるとまつ毛が眼鏡に当たる長さになることが大半です。眼鏡がまつ毛に引っかかり目の開閉がしにくくなることを事前に伝えましょう。

 

花粉症、金属、コスメ、アトピーなどのアレルギーの症状の有無

花粉症の方は症状が終わってからにしましょう。金属にかぶれる方はツイーザーの種類によっては症状が出ることもあります。金属アレルギーの方へは配慮したツイーザーを使用するようにし、花粉症のアレルギーの方は症状によって施術をお断りするようにしましょう。

妊娠の有無

施術中は同じ姿勢を長時間とるため、妊婦さんは体調を崩される可能性があります。そのことを丁寧に伝え、基本的にはお断りするようにしましょう。

 

整形手術の有無

時期と箇所が重要になります。箇所によっては数年傷口が定着していない場合もあります。医師の許可がおりてからの施術になることを伝え、しっかりと手術の時期を確認しましょう。

まつ毛の状態確認とまつ毛デザインの提案

最後に、まつ毛の完成希望について種類やデザインをカウンセリングしましょう。紙面だけではなく、きちんと会話で詳細を確認します。

イラストで今のまつ毛の状態を伝える

イラストを描いて今のまつ毛の状態をお伝えします。自まつ毛の太さ(太い、普通、細い)、長さ(長い、普通、短い)手鏡を渡して確認して頂きながら、カルテに書き込みます。

 

お客様の希望デザインをイラストで描き込む

お客様のなりたい希望デザインをヒアリングしエクステの絵を描き込みます。

 

言葉で「ナチュラル」とだけの曖昧なイメージでデザインをお客様が言われても、アイリストのナチュラルとお客様のイメージするナチュラルは違う可能性があります。きちんと例えなどを交えながらすり合わせましょう。

 

施術前のまつ毛の状態から完成までの説明

お客様のなりたいイメージを優先しましょう。今のまつ毛の状態を手鏡などで確認して頂き、つけられるエクステをチョイスします。毛を見せて完成図をお客様にお伝えします。

 

次に、なりたいイメージからデザインに必要な本数、カールの種類、長さ、費用を確認して頂きます。初めての方には、本数によるイメージや、カールや長さはこんなイメージと、わかりやすいように説明をしていきます。
 
その時、自まつ毛の状態によっては出来ないデザインがある事も事前にお伝えする必要があります。

施術後のカウンセリングも重要

手鏡を見る女性

まつ毛エクステを装着し終わったら、お客様自身に手鏡を持って頂き、まつ毛エクステのカールの種類、長さ太さ、デザインを確認してもらいます。

 

賞美期限を出来るだけ長く楽しんでいただく為に、日々の取扱の注意点やケア方法などを再度説明していきます。

 

施術当日のライフスタイルは持ちに一番影響するので、特に注意してお伝えしたいところ。サウナ、ホットヨガ、プール、温泉など当日は避けて頂き、ビューラー使用禁止など生活する上での注意点を説明する必要があります。この時に、次の施術のタイミングのご説明もします。バラつきが出始めた頃に取れてしまった部分だけ付け足す方法もあることをお伝えしましょう。

 

まつ毛エクステは、カウンセリングに始まりカウンセリングに終わります。
「リペアのお客様だから、カウンセリングはしない」は、失客や事故の原因に直結します。リペアでも、その日の健康状態は変化します。お客様の健康状態には特に注意していきましょう。

 

次回来られた時は、エクステのリフト状態確認から自分の技術の力量も確認できるので、何がリフトの原因かカウンセリングで探り試行錯誤しながら、長く愛されるアイリストになりましょう。

Author:美プロ編集部

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