アイリストにおすすめのまつエクを早くつけるコツ

アイリストの売上や人気を左右するのは、仕上がりだけではありません。施術スピードについて意識したことはありますか?綺麗な仕上がりで施術時間も早ければ、尚良いですね!
今回は、アイリストの施術スピードに対する悩みを解消するため、「早くつけるコツや練習方法」についてご紹介します。
関連記事:アイリストの自宅練習の方法
早くつけることのメリット
お客様の負担にならない
まつエクを100本付ける場合の施術時間は、だいたい1時間~1時間半ほど。その間お客様はずっと目を閉じて動けない状態になります。まつエクを早く付けられるようになれば、それだけお客様の負担も減らすことができます。
予約数を増やせる
施術スピードのアップは受け入れ可能な予約数を増やすことにもなります。早くつけられればその分多くの人の目元を美しくすることができるわけです。
また、「あそこのサロンは人気なのに予約がとりやすい」とサロンの印象アップにもつながります。
普段の練習から施術スピードを意識して作業するように挑戦してみましょう。
自分の一本あたりの施術スピードを把握しよう
エクステを早くつけるためには、まず自分の一本あたりの作業時間を把握すること。
漠然と悩みを抱えたまま練習を繰り返すのではなく、試しに一本どれくらいでつけているか計ってみてください。
初心者レベルでは1時間で60本程度が基本。つまり、一本あたり1分以下の時間でつけられていることが前提条件となります。
駆け出しのアイリストで100本つけるのに50~55分だったという人もいますが、お店を人気サロンに育て上げたその人物は、今や100本を30~40分でこなしているそうです。
極端な例ではありますが、最終的に多くのお客様をお迎えできるプロになるには、一本あたり35秒前後でつけられることを目標とする必要があります。
そのため、まずは時計やストップウォッチを使い、自分が一本あたりにどれくらい時間をかけているか把握してみましょう。
早くつけるコツでスピードアップ
無駄な動作を減らす
作業時間が遅いという悩みを抱える人に共通する特徴なのですが、ワゴンの位置が遠すぎたり、何度も道具の向きを変えたりしていないでしょうか。
ワゴンを手前に引き、道具の向きを変える間にも時間は経っています。グルーの量を調節したり、エクステの向きを調節したりする動作も無駄が出やすい部分です。1回のロスがほんの数秒だったとしても、それが100本の施術になると、お客様一人に対し数百秒にまで蓄積します。仮に600秒のロスだったとすると、一人あたり10分のロス。お客様4名が一日の平均施術量だとすると、40分のロスです。早い人であれば、もう1名お客様をお迎えできる長さです。
このことを念頭に置き、技術がつたない初期のうちから早い施術に慣れておくこと、ワゴンの位置など道具の配置に注意することを意識して練習しましょう。
早さに慣れる
早くつけるコツは、まず早いスピードで施術してみること。
自分自身の一本当たりの作業時間を把握したら、少しでもその時間より早く終えられるように目指し練習していきましょう。最初は下手でもいいんです。まずは速さに慣れて、それから技術や丁寧さを磨いていきましょう。
技術面は練習を重ねることでいくらでも向上できますが、スピードアップは意識しなければなかなか実現できません。最初のうちはグルーの量が多すぎたり、エクステンションのつける方向がずれたりしますが、スピードを落とさず練習を続けましょう。次第にその早さを維持したまま、上達していきますよ。
テープワーク
テープワークが上手くできていないとエクステも付けにくいですし、仕上がりも悪くなります。
粘膜にあたってないか、お客様の目のカーブに合わせてテープをしっかり貼れているか確認しましょう。
また、アップテープを上げ過ぎるとリフトしやすくなるので、付けやすいからといってむやみに張るのはお勧めしません。下まつ毛用のテープに上まつげがついてしまう時などに軽く上げる程度に貼りましょう。
手際よく上手くつけられないという人はテープワークも見直してみてください。
人気アイリストになるためにもスピード重視
アイリストは、施術中はお客様に時間を割いていただいていることを忘れてはなりません。
自分の時間を引き換えにする以上、プロに依頼する以上、仕上がりが綺麗なのは当たり前。人気のアイリストとなるには、さらにもう一歩進んだレベルである必要があります。
仕上がりが綺麗で、時間も早い。たくさんの予約を受けられるよう、初心者さんだけではなく集客で悩みを抱えている人もスピードアップを目指してみてください。
この記事に関連するキーワード
アイリストの仕事に就くための情報まとめ
まつげエクステンション、まつげパーマ・カール、まつげカラーなどの、まつげ専門技術者をアイリストと呼びます。 数年前から急激にまつげエクステが主流になったと同時に、多くのトラブルが起きた為、平成20年3月に厚生労働省により『まつげエクステンションによる危険防止の徹底について』という通達が出されました。 現在では、『美容師免許』を取得していなければ、施術をすることができません。
チーフや店長にキャリアアップできる! アイリストの正社員として働くということ
「まつ毛エクステ」や「まつ毛パーマ」などを施す「アイリスト」ですが、今では「美容院」や「ネイルサロン」でもまつ毛の施術を取り入れている店舗が多くあって、そこで働くアイリストの需要も高まっています。アイリストの働き方にもアルバイト・パートや正社員など様々な種類がありますが、キャリアアップを望んでいる人は「正社員として働きたい」と思いますよね。
アイリストには「美容師免許」も必要! 未経験者がアイリストを目指す方法とは?
まつ毛エクステの施術など、目元のケアを行うプロフェッショナル「アイリスト」は、女性からとても人気の高い職業の1つですよね。ですが実際にアイリストになるための方法には、どんなものがあるのでしょうか?
まつ毛ケアの専門家・アイリストには安全な施術と細かな衛生管理が求められるため、国家資格である美容師免許の取得が必須になります国家資格である美容師免許の取得が必須になります。しかし、美容学校ではアイリストとしての実践的なスキルを学ぶことはできません。そこで多くのアイリストは、まつ毛ケアの民間資格を取得しています。
サロンの種類によっても給与形態は様々! アイリストのボーナス事情とは?
一回の施術量が他の美容サービスより多くなるアイリストは、美容業界のなかでも高収入であると言われています。しかしアイリストの主な勤務先であるアイラッシュサロン1つとってもその支払われ方は様々なようで、同じアイリストでもその収入には開きがあります。