美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.08.23

作成:2017.08.18

アイリスト

アイリストが派遣社員として働くメリット・デメリット

アイリストが働くにはサロンの従業員として直接雇用されるのが一般的ですが「派遣社員」として働く方法もあります。現在では、それらの需要に応じて、美容専門の派遣会社も増えてきているのです。ここでは、美容業界(アイリスト)が派遣社員として働くことのメリット・デメリットを紹介します。

派遣社員として働く仕組み

会議室で発言する

派遣社員のアイリストが働くのは派遣先のサロンです。けれども、雇用契約を結ぶのは派遣会社になります。仕事の指揮命令は派遣先のサロンにありますが、勤怠の管理や給与の支払い、社会保険の加入などは派遣会社の役割です。

「紹介予定派遣」と言って、後に派遣先の正社員へ転向できるサロンもあります。最長6ヶ月間派遣社員として働き、本人とサロンの両方で合意に至れば正社員になることができるのです。

サポートがあるのはメリット

派遣社員は、勤務する時間や日数の融通がききやすく、一時期集中して働いた後は存分に休むことも可能です。スキルアップのために様々なサロンで働くという考えを持てるのも、派遣社員ならでは。さらに派遣会社が給与を支払うので、働いた分は必ず還元されます。時給もパートやアルバイトより高いのが特徴です。

また、働いている時にトラブルが発生しても派遣会社が間に入ってくれます。相談できたり、時には代わりに派遣先のサロンと交渉してくれたりするなど心強い味方になるでしょう。このようにサポートが充実しているのは大きなメリットです。

不安定なのがデメリット

通常の派遣は1つの事業所で働けるのが原則として最長3年までと決まっています。最初から短期間の契約で、延長されないまま終了となるケースも多々あります。次の派遣先がすぐに決まるとも限りません。安定して稼ぎたいアイリストには、デメリットになります。

さらに、派遣社員には即戦力が求められます。既にアイリストとしての実績があれば希望のサロンで働きやすいですが、そうでなければ仕事を紹介されるのは難しいでしょう。

派遣社員の性質を理解しよう

OKポーズ

サロン側が派遣社員を利用する主な理由は、一時的な欠員や繁忙期の人手不足を解消するためです。当然、目的が解消されれば派遣社員も不要になります。

何らかの理由で正社員になったり継続して働いたりするのが難しいとき、あるいはアイリストの専門性だけを活かして働きたいときに派遣社員がメリットと感じることが多いと思います。どのように働きたいか考えた上で、派遣社員も選択のひとつとして考えることをおすすめします。

Author:美プロ編集部

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