美容スペシャリストな自分になるために

2018年5月11日更新

美容部員

メイクや接客のプロになるために! 美容部員の仕事に活かせる検定や資格


 
美容部員になるためには、特別な資格は必要ありません。しかし、化粧品の知識はもちろん、肌の仕組みやお手入れ方法など、美に関するたくさんの知識が必要。でも、必要な知識や技術がありすぎて何から手をつけて良いか分からない! という人は、まずは検定や資格の勉強から始めてみましょう。

美容部員の仕事内容って?

美容部員とは百貨店やドラッグストアなどの化粧品コーナーで働く、コスメのプロフェッショナル・美容部員。別名として「ビューティーアドバイザー」や「ビューティーカウンセラー」と呼ばれることもありますが、その名の通り、美に関するカウンセリングやアドバイスを専門に行っているのが美容部員です。

一日の仕事の流れ

美容部員の出勤時間は、百貨店や商業施設の営業時間に合わせて大体10時から20時頃までのことが多いです。
一日の流れは、
 
9:30 出勤・1日の流れやメールを確認

10:00 店舗オープン、接客

14:00 忙しい時間帯のピークが過ぎたら昼食休憩

15:00 午後の業務スタート

19:00 店舗クローズ、片付けなど締め作業

20:00 退勤
 
基本的には接客業務が中心ですが、空いた時間を使って顧客様にダイレクトメールを発注したり商品の在庫確認をしたり、店内の管理業務も行います。
昼休みは交代で取るので、大体来客のピークを過ぎた頃を見計らって1時間程昼食休憩をとります。
 
また、店舗がお休みの日やクローズ後には売れ筋商品の共有会議や、今後の戦略を決める会議に参加することもあります。
時には化粧品メーカーのインストラクターやメイクアップアーティストを交え、新商品のレクチャーを受けたりメイクのコツを話し合ったりもします。

まずは化粧品などの商品知識について!

美容部員がメインで取り扱うのがスキンケア用品や化粧品。美容食品やボディコスメなど幅広い商品を扱うブランドもありますが、まずは基本的な商品についての知識を身につけておきましょう。

日本化粧品検定

化粧品や美容に関する知識を保有しているかを確認する検定です。化粧品に関する基礎知識だけでなく、美容皮膚科学や美容に関する法律などの内容が盛り込まれているので、美容に関する知識を幅広く学ぶことができます。なんと3級は受験料無料! さらにWEBのみの受験でOKなので、是非受験してみてくださいね。
 

一番大切? メイクップのスキル向上のための検定

美容部員の仕事は、お客様をカウンセリングすることからスタート。その後、お客様に合うお手入れ方法や商品をお勧めするというのが大きな流れです。その中でも特に重要なのが、お客様への実際のメイクアップ。お客様が満足するメイクを施すことができれば、商品購入に大きく近づけます。メイクに関する検定は様々な団体が行っているので、それぞれの特徴を確認して自分に合っている検定を受けてみましょう。

国際メイクアップアーティストライセンス

メイクアップの知識を身につけるとともに、国際的に通用するメイクのスキルがあることを証明できる資格。認定校で指定のカリキュラムを修了すれば受験できます。登録料と年会費で数万円程度の費用が発生するなど、資格取得と維持に費用がかかりますが、就職や開業、フリーランスとしての活動支援も行ってくれます。
 

日本メイクアップ技術検定

国内外で活躍できるメイクアップアーティストの育成を目指して作られたメイクアップの検定試験。3級から1級の全級において実技試験が実施されます。3級・2級では規定のメイクを行うだけですが、1級ではカウンセリングとスキンケアに加えてモデルの要望を踏まえてメイクを行うので、美容部員の仕事内容に直結する試験を受けることができます。
 

メイクアップアドバイザー検定

メイクアップのための知識やテクニックだけではなく、お客様の要望を引き出すためのカウンセリングスキルや分かりやすくて説得力のあるアドバイス方法など、お客様とのコミュニケーションにまで注目した資格です。日本メイクアップ検定の3級を持っていることが受験条件となっています。
 

メイクセラピー検定

「化粧療法」とも呼ばれるこの検定は、メイクと心理カウンセリングを組み合わせたもの。心理学などを用いて悩みや不安を取り除きながら、メイクアップを施していきます。美容部員としての仕事に役立つのはもちろん、セルフメイクにも活用できます。
 

パーソナルカラリスト検定

肌の色や瞳の色、髪の毛など、人はそれぞれ異なるカラーを持っています。一人ひとりの身体の色に合わせて、その人に似合う色を見つけて提案するのが「パーソナルカラリスト」。お客様に合ったアイシャドウや口紅の色など、オススメの色を見つけるときに役立つ検定です。


 

知識を身に付けると、さらに活躍の場が広がる!?

メイクを極めると、メイクアップアーティストへの道が開くことができます。さらに、メイクだけではなく、ヘアアレンジもできるようになるとぐっと仕事の幅が広がるでしょう。美容院に勤めたり、着物サロンや、ブライダルサロンなどといった就職口も検討できます。また、美容部員のなかには、お客様に「美」全般のアドバイスをするために、美容にいい食べ物は何か知識を身に付けるために栄養士の資格を取得したり、マッサージの知識を身に付ける人もいるのだとか。

接客やマナーの知識も必要です!

売上を上げることやノルマを達成することも、美容部員の大切な仕事のひとつ。どんなに知識やスキルがあっても、お客様に商品を購入してもらえなければ意味がありません。接客方法やマナーなどのスキルも身につけて、自分の成果につなげていきましょう。

接客心理検定

接客方法に心理学の手法を取り入れた検定。接客をしながらお客様の心理まで読み取ることで、カウセリング力の向上にもつながります。3級から1級が用意されており、2級までは条件なしで受験できるので、自信がある人は2級から受験してみると良いかも。
 

日本マナー・プロトコール検定

社会人としてのマナーや国際的な儀礼についての知識とスキルを身につけることができる検定です。百貨店で働くことも多い美容部員に質の高い接客力を要求するお客様も多いので、失礼のないようにきちんとしたマナーを身につけておきましょう。
 

美容部員になるには―通信教育やスクールで資格を取る方法も

美容部員になるには、必ずしも特定の学校に通う必要はありません。ですがスクールや通信教育で専門的なカリキュラムを受けることによって、美容部員の仕事に役立つ知識や技能を身につけられます。また就職活動の際に有利になる資格を取得することもできるので、将来的に美容部員になりたい人は検討してみると良いでしょう。

専門学校の美容部員向けコース

美容系の専門学校では、美容部員向けの講座を開いているところが多くあります。カリキュラムの内容としては、メイクテクニックや美容に関する基礎知識が含まれているのが一般的。トレンドに合わせたメイク方法や相手の魅力を最大限引き出すためのメイク方法など、応用的なテクニックも学ぶことができるでしょう。上で取り上げた「日本メイクアップ技術検定」や「メイクセラピー検定」といったメイク系資格の取得をサポートしてくれる学校もあるようです。
 
美容学校に通うことの大きなメリットは、幅広い分野の知識を身につけられること。エステティシャンの仕事に活かせる「認定フェイシャルエステティシャン資格」や「認定ボディエステティシャン資格」、ネイリスト向けの「ネイリスト技能検定」や「JNAジェルネイル技能検定」など、多岐にわたる資格を取得できるチャンスが設けられています。そのほか「パーソナルカラリスト検定」や「色彩技能パーソナルカラー検定」といった、色彩技能に関する資格の勉強ができるのも魅力的です。
 
また美容部員は接客業なので、対人マナーや接客スキルが必須となるもの。専門学校のカリキュラムではたんなる知識としてではなく、実践的な対人レッスンによって正しい立ち居振る舞いを身につけていくことができます。学校によっては「マナー・プロトコール検定」といった資格検定の対策も行っていますよ。

美容部員向けの通信教育

他方でスクールに通学しなくても、通信教育で美容部員としてのスキルアップを目指す方法もあります。“美容部員専門”の通信講座は多くありませんが、美容師やエステティシャン志望者向けの講座は様々な学校で開講されているようす。通信講座のメリットは何といっても、時間の都合がつきやすいということです。実際に美容部員として働きながら、仕事の幅を広げるために通信講座を受けているという人もいるようですね。
 
また会社によっては入社した後、希望者に向けて通信教育を促進しているところも。美容部員としてどんな風に成長していきたいのか、将来のビジョンをしっかりイメージしながら行動していきましょう。
 

まとめ

実際に何も資格を取得せずに美容部員として働いている人も多数いますが、ずっと美容部員として働き続け、ゆくゆくはキャリアアップを望んでいるのならばぜひ資格を取得すべきです。
化粧品やメイク方法の知識だけでなく、基本的なマナーや色彩、お客様と関わる上で必要な心理学に関する知識も身に着けることで来店されるお客様からも周囲のスタッフからも信頼を得ることができます。
 
検定合格や資格取得など具体的な目標があれば勉強もしやすいので、自分に必要なスキルや興味のある資格を選んでみましょう。また、いつ受験するのか、いつまでに資格を取得するのかを決めておくのがオススメです。そうすれば後回しにすることなく、仕事に役立つ知識やスキルを身につけることができますよ。

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