美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.11.29

作成:2017.04.18

アイリスト

まつ毛エクステに付いた目やにの取り方や原因

寝起きの女性
 

まつげエクステを付けると、朝起きた時に目やにがついてしまう場合があります。そんなとき、無理に取ろうとしたらエクステも一緒に抜けてしまいます。

 

一体、どのように取り除けば良いのでしょうか。目やにを上手に取る方法や目のトラブルに対し注意すべき事を見ておきましょう。

目やにを上手に取る方法

机に置かれた綿棒
 

まつげエクステを付けている場合、ついてしまった目やにを取るのに、こすったり、指先でつまんで取ろうとしたりすると、エクステまで抜けてしまいます。指先や爪が目に入ってしまうと傷つけてしまう原因にもなります。

 

そんなとき、残ってしまった目やには「綿棒」を使って取ると、まつげエクステが抜けるのを防いでくれます。取り方は、綿棒をぬるま湯で湿らせ、目尻から目頭に向かって動かすだけです。焦らず、ゆっくりと絡め取りましょう。この取り方でも残る場合は、綿棒にキャリアオイルワセリンなどを付ければ、目やにが滑りやすくなります。蒸しタオルで取るのも効果的です。

 

目やには目頭や目尻に溜まりやすいので、その部分のまつげエクステを少なめにし、短いエクステを付けるようにすると少し緩和されます。施術する時に調節してもらいましょう。

目やにを防ぐには信頼できるサロンを選んで

まつげエクステは自分のまつげとミリ単位で調節しながら付けるので、技術と経験が必要です。まつげの生え際から少し隙間をあけてエクステを装着するのですが、技術が足りていないサロンスタッフにあたると、そのあたりの調節が上手くできません。

 

すると、まつげエクステを装着したあとから目やにが急激に増えたという人も少なくはありません。エクステは人工的に作られたものなので、眼球に少しでもあたっていれば目を傷つけますし目やにが増えることもあるでしょう。

 

そもそも、まつげエクステの施術は、美容師の免許を持っていないとできません。サロンメニューの料金が安いと、カウンセリングも技術もそれなりです。中には、きちんと知識を備えておらず衛生面の理解も不十分な人もいるかもしれません。

 

しっかりとカウンセリングをしてくれて、メリットだけでなくリスクも説明してくれるサロンを選びましょう。また、美容師免許をきちんと持っているかも調べておくと良いかもしれませんね。

目やにが増えたら炎症を起こしているサインかも

目をこする女性
 

目やには、目の中の老廃物や汚れが排出され乾燥したものです。起きている間はまばたきで涙が分泌され、これらの老廃物や汚れは一緒に流れていきますが寝ている間は目頭などで乾燥して固まります。だから朝に目やにがついているのは自然なことなのです。

 

けれどもまつげエクステを付けて、目やにの量が増えているなら、何らかの異常が発生している可能性があります。エクステの接着剤が揮発して、目が炎症を起こしていたりエクステが眼球を傷つけたりしているかもしれません。そんな時はエクステを外したり、眼科で診てもらったりした方が良いでしょう。

まとめ

目やにが出るのは自然現象ですが、目を開けられないほど多くこびりつく場合は、まつげエクステが原因で目にトラブルを起こしている可能性があります。信頼できるサロンで施術を受ければ、過剰な目やにが出るようなことはありません。きちんと、アイリストの技術や信頼度を調べてからサロンに行くようにしてくださいね。

 

まつげエクステに付いた目やには、綿棒で優しく取ると一緒にエクステが抜け落ちるのを防いでくれます。目やにの量が多い目頭や目尻のエクステのボリュームを抑えるのも予防になりますよ。

 

まつげエクステを付ける際には、きちんとリスクを説明してもらってから付けるようにしましょう。

Author:美プロ編集部

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