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更新:2024.03.21

作成:2019.06.26

ネイリスト

これからが本番!【夏のフットネイルカタログ】


 

冬はお手入れをサボリがちになるフットネイル。素足になることも少ないし、人に見られる事もないから放置しておこう、という人も多いのではないでしょうか?ですが、年中、圧迫などによる負担がかかっている部分なので、定期的にケアが必要なのです。

 

また、夏になるといよいよ本番。履物もサンダルに代わり、素足で生活する事も増えてきます。レジャースポットへ出かける時には、可愛いネイルを施しておきたいものですね。ここでは、フットネイルのお手入れの重要性夏にピッタリなフットネイルデザインをご紹介します。

フットネイルにお手入れが必要なワケ

なぜ、フットネイルのお手入れが必要なのでしょうか。伸びた爪を切っておくだけではダメなのでしょうか。フットネイルのお手入れが必要なワケを見ていきましょう。
 
【お手入れが必要なワケ】

  • ケアをしていないと汚く見える
  • ケアをしていないと汗や汚れが溜まって、臭いの原因になる
  • 皮が厚く、靴下やストッキングがひっかかって伝線してしまう
  • 巻き爪や割れ爪の原因になる
  • 爪が伸びていると靴との間に圧がかかり、綺麗に生えてこない

 

このように、フットネイルは放置しておくと衛生環境も悪く蓄積した汚れから匂いの原因となります。また、常に圧迫しているため、伸びていく爪も綺麗に生えず、巻き爪など痛みを伴う原因になります。巻き爪がひどくなってしまうと、病院で治療をしなければなりません。

 

せっかく可愛いネイルを施すのであれば、清潔感のある足元に施しましょう。爪の病気になってしまっていては、ネイルサロンでお断りされる事もありますので、日頃からお手入れを大切にしてくださいね。

自宅でのフットネイルに関する注意点

爪の長さの整え方

爪が伸びすぎていない限り、目の細かい爪やすりを使うようにします。爪やすりで長さを整える前に、まず爪の周辺が汚れていないか確認して、清潔にすることが基本です。

 

汚れを落とす際は、お風呂などでふやかした状態で、柔らかめの歯ブラシに石鹸を付けて洗うと良いでしょう。

 

爪周りを清潔にしたら、やすりで整えます。丁度良い長さは、上から見下ろした時に皮膚が見えるか見えないかのギリギリの長さが理想です。また、両サイドの角は少しだけ削り、触って痛くない程度で削り過ぎに注意しながら丸みがあるスクエアオフの形にしましょう。角を削らずに残してしまうとぶつかって割れてしまう恐れも。逆に削り過ぎてしまうと、皮膚と靴が直接あたり炎症の原因になります。

 

そして、既に巻き爪になってしまっている人は爪の削り方に注意しなければなりません。先程の説明とは違い、両サイドの角を残すスクエアカットという形にします。巻き爪になっている人は、角を削るラウンドカットバイアスカット深爪にしてしまうと、更に爪は丸まり、皮膚に食い込んでしまうので気を付けて下さいね。

 

爪の長さを調整する際は、現在の爪がどのような状態にあるかで変わってくるので、正しい調整をしてくださいね。

爪の表面を削り過ぎない

爪の表面を削るバッフィングは、自宅でセルフでおこなう場合にはおすすめできません。どこまで削ったら綺麗になるかを判断できるのは、やはりプロのネイリスト。感覚だけで削ってしまうと、爪が薄くなりトラブルの原因となります。

 

薄くなってしまった爪は、熱や痛みを感じやすくなります。どこかにぶつけると、爪が折れてしまったり剥がれてしまったりと、元通りにするまでも時間を要します。磨く必要が無ければ爪の表面は削らず、薄皮がめくれてしまっている場合でも、無理に剥がさずに放置しておくのがベスト。

 

ネイルサロンでフットネイルのケアをしてもらえば、正しい判断で磨いてもらえますので、爪のトラブルを起こさずに済みます。また、爪に起きているトラブルや病気を見つけてくれる可能性もあるので、ネイルサロンに行ったことが無い人も、一度行ってみても良いでしょう。

爪の裏のお掃除方法

爪の裏に入った汚れをお掃除する場合は、無理やり取り除くのではなく優しくお掃除してください。爪の裏にはハイポニキウムという大切な組織があります。爪と皮膚をつなぎとめている部分なので、傷をつけてしまうとゴミなどの細菌が入り込んでしまいます。

 

湿らせたガーゼを手の親指に巻いて、爪の部分で掃除していきます。この時も慎重に行い、ハイポニキウムを傷付けないようにします。もし、掃除したい爪が深爪しているのであれば無理に掃除するのではなく、ウッドスティックなどネイル用の木の細い棒にガーゼを巻き付けて優しく掃除しましょう。皮膚自体もある程度、水分を含んでいる方が良いので入浴中に行うことをおすすめします。

お手入れしたフットネイルに人気のデザインを

足元は少し派手なくらいが◎

普段、ネイルを楽しみたくても仕事上、ネイルを禁止されている人も多いはず。「本当は可愛いネイルをしたいのにな」「爪も伸ばしてみたいな」などと思っている人も、心置きなく楽しめるのがフットネイル。

 

ハンドネイルの場合、オフィスネイルなどでシンプルに仕上げなければならないなんて事もありますが、フットネイルなら気にせず好きなデザインを選べます。むしろ、派手なくらいが可愛いのです。初めてフットネイルをする人も、思い切ったデザインにチャレンジしてみてくださいね。

 

それでは、夏の季節にピッタリな人気のフットネイルデザインをご紹介します。色はここから変えてもOK。自分に合ったオリジナルネイルにカスタマイズしてください。

 

グラデーションネイル

 


 

誰もが一度はやってみるグラデーションネイル。2色の色と色が切り替わっていく部分が、何とも綺麗ですよね。なかなか綺麗にぼかせないものですが、ネイリストの手に掛かれば一瞬で綺麗なグラデーションが出来上がります。見ているだけで元気になるオレンジとピンクをあしらってエネルギーチャージも期待できます。

 

ドットネイル

 


 

お洋服のデザインにもありそうなドットとイエローの組み合わせ。どこかレトロな雰囲気と、POPな色味がおしゃれ度を増しています。ドットの粒の大きさを変えるだけでイメージが変わりますので、微調整しながら理想の色合いにしていきましょう。

 

大理石ネイル

 


 

その名の通り大理石に似せたデザインで、様々な色合いで作れるので高級感を出したり、涼し気な雰囲気を出せたりと、上品な指先を彩れる万能なデザインです。ブラックやブラウンを使用するとシックな大理石に仕上げる事も出来ますし、ブルーやグリーンなど透明感を出しながら仕上げれば涼し気な大理石になりますよ。

 

ターコイズネイル

 


 

パワーストーンでも知られているターコイズ(トルコ石)をモチーフにしたネイルデザイン。スカイブルーに黒でクラックを入れ、本物のように描きます。ターコイズは、身につけることで、「揺るぎない信念を貫き、夢や目標を達成させる」とも言われているので、不思議な力をもたらしてくれそうな気がしますよね。白い砂浜などにもぴったりなので、リゾート地へ旅行にいく人にもおすすめです。

 

シェルネイル

 


 

シェルネイルは貝殻を砕いてパーツとして使ったり、埋め込んできらびやかにデザインしたりと人気の技法です。貝殻は色んな色に輝くので、角度によって違って見えるのも楽しみのひとつ。このネイルデザインはエメラルドグリーンとパープルの貝殻を敷き詰めて、隙間は金箔で埋めるという贅沢なネイルデザインです。ちなみに、金箔はどんなデザインにも合わせられるので、和柄ネイルなどにも使われることが多いのです。

 

青の洞窟ネイル

 


 

青の洞窟は大自然が作り出した天然の洞窟です。青く輝く理由は、太陽の光が洞窟に差し込み、その光が海底に反射して水面を青く彩るため。そんな神秘的な光景を表現するためには、青や紫、緑などの同系色のカラーを薄く何層にも重ねて、重ねたジェルの中に金箔などの装飾を埋め込みます。そうすることで、奥深くまで透き通り、キラキラと輝く美しい青の洞窟のようなデザインにすることができるのです。

 

ユニコーンネイル

 


 

ユニコーンネイルとは、幻想的な輝きを出せるユニコーンパウダーを使って仕上げるネイルです。これまでは、全体的に塗ってギラッとさせるデザインが主流でしたが、ベースカラーにほんのりとのせた、さりげない輝きを放つデザインも人気です。フットネイルは派手なくらいが丁度よいので、全体的に塗っても可愛いです。

 

エスニック×デニムネイル

 


 

夏と言えばデニム生地のイメージが強いのではないでしょうか。手軽に着れるデニムだからこそ、着回しも楽々です。そんなデニム生地をネイルデザインにしたのがデニムネイル。ベースカラーにスポンジでポンポンと色をのせ、実際のデニムに似せていきます。エスニック調の柄との相性が抜群なので、真っ白なオフホワイトをベースに塗って夏らしさを出しています。

 

いかがでしょうか。

8種類の「夏ネイル」をご紹介しました。普段、ハンドネイルが出来ない人も、フットネイルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

しかし、忘れてはいけないのが付け替え時期です。フットネイルもハンドネイルと同様に、1か月程で付け替え時期になりますので、「取れないからいいか」と放置せずに、定期的にネイルサロンに行くようにしましょう。

 

これで、清潔感のある綺麗な足元を演出できるはずです。可愛いフットネイルで、夏を思いっきり楽しんでみてください。

Author:美プロ編集部

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