パーマには、ウェーブをつくるものと、逆にくせを直しストレートにするものがあります。その中にも種類は様々。
どんどん新しい種類が出てきています。それぞれの長所・短所を理解して、髪質に合うパーマを選べるように、いくつか紹介します。

パーマの種類

パーマの種類

<デジタルパーマ>

特徴はコテで巻いたような形がしっかりとしたウェーブを作ることが出来ます。
また、熱を使ってパーマをかける為、持続力があり、通常のパーマよりも1.5倍~2倍ほど長持ちするというメリットがあります。
仕組みが似ているため縮毛矯正をしている髪にもかかります。パーマがかかりにくい毛質の人にもオススメ。

<エアウェーブマ>

空気の力と水を使って、ウェーブを作ります。
髪を低温で蒸して形状をつける仕組みなので、熱を与えるタイプのパーマよりも、髪へのダメージはかなり軽減されます。
ただし、くっきりした大きなカールはできませんが、根元からウェーブを作ることができ、ゆるふわパーマを再現することが出来ます。手触りも柔らかい質感で仕上がります。

<水パーマ>

「パーマをかけると毛髪が傷む」という固定概念があると思いますが、超微粒子のナノスチームを使用する水パーマの場合は、かければかけるほど、健康的な髪になるという特徴があります。
ウェーブを付けるためだけでなく、新しいトリートメントの一つとしても注目されています。仕上がりは、しっとりとした髪質になるという事も特徴です。

<コスメパーマ>

‘コスメ’という名前だけあり、髪だけでなく肌にも優しいパーマです。
パーマの中では、毛髪にとってのダメージが1番少ない分、カールの持続力も1番弱いです。 「カラーと同時にパーマをしたい」という方や、「髪が傷んでしまってパーマがかけられない」という方にはオススメのパーマです。

<ボディーパーマ>

ストレートパーマ

大きなロッドを使い、毛先にウェーブをあまり出さずに作るパーマです。
「ボディー」とは「根元」を指しており、根元や根元付近に立ち上がりを付けたり、ボリュームアップさせる効果があります。
適した髪の長さはショート~ミディアム。直毛でボリューム感がない場合や、丸みのあるスタイルにしたい時にボディパーマをかけることで、自然なニュアンス、根元にふんわり感を出すことができます。
はっきりとしたウェーブではなく、自然なふんわり感を出せ、自分でのスタイリングもしやすくなります。
しっかりかけるタイプのパーマではないため、スタイルの持ちは短めです。

<ストレートパーマ>

原理としては、ウェーブパーマと同じで、くせ毛を矯正させるパーマです。
第1剤で髪の細胞のつながりを弱らせ、2剤でストレートの状態で安定化(再結合)させます。
縮毛矯正ほどのダメージはありませんが、くせ毛が強い場合、またはデジタルパーマをあてている場合は、効果が感じられないことも。

<縮毛矯正>

ストレートパーマとは技法が少し異なり、縮毛強制用の薬液と熱によって矯正していきます。
強制力が強く、維持力は半永久的とも言われています。くせの強い髪やデジタルパーマを戻す場合にも効果があります。
その反面、熱を使用することから、ダメージはストレートパーマよりも大きいです。